SoftBankスマホ「Xperia 1 V A401SO」がAndroid 15に!

ソフトバンクは7日、携帯電話サービス「SoftBank」にて昨年に発売したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 VI(型番:A401SO)」(Sony製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年1月7日(火)より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は最大30分で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。

更新後のビルド番号はXperia 1 VI A401SOが「69.1.A.2.115」。主な更新内容はSoftBankでは以下のように案内しているほか、Android 15へのOSバージョンアップに伴う機能向上や操作性改善についてはソニーの公式Webページ『Introducing Android 15 | Sony JP』も合わせてご確認ください。またXperiaの公式YouTubeチャンネル( @SonyXperia )にて「プロ動画モード」などのAndroid 15の新機能が紹介されているムービーが公開されており、プロ動画モードを紹介するムービーのテキスト版も掲載されています。

・Android 15へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上
※ 上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。


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Xperia 1 VI A401SOはソニーが展開する「Xperia」ブランドの最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」のSoftBank版で、一昨年に発売された「Xperia 1 V」の後継機種ではありますが、それまでのXperia 1シリーズが採用していた映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9の約6.5インチ4K(1644x3840ドット)有機ELディスプレイからより一般的なスマホと同じアスペクト比9:19.5の約6.5インチFHD+(1080×2340ドット)有機ディスプレイに変更されました。一方、チップセット(SoC)は新たにQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」となって高性能化しています。

またカメラも引き続いてZEISS T*コーティングレンズや低照度性能を持つイメージセンサー「Exmor T for mobile」を採用し、新たに85mmから170mmの広い焦点距離をカバーする望遠光学ズームレンズを搭載しつつ、さらに標準のカメラアプリがこれまでのソニーのデジタル一眼カメラ「α(アルファ)」シリーズを模した「Photography Pro」などからより一般的なスマホ向けカメラアプリのユーザーインターフェース(UI)に変更されました。

<リアカメラ>
・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm)
・約1200万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、焦点距離16mm、光学0.67倍ズーム相当)
・約1200万画素CMOS/望遠レンズ(F1.9、焦点距離48mm、光学2倍ズーム相当)
・約1200万画素CMOS/超望遠レンズ(F2.3〜3.5、焦点距離85〜170mm、光学3.5〜7倍ズーム相当)

<フロントカメラ>
・約1200万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)

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主な仕様は5000mAhバッテリーおよびUSB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、ワイヤレス充電、microSDXCカードスロット(最大1.5TB)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、指紋センサーなど。内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージは12GB RAM+256GBストレージ、12GB RAM+512GBストレージ、16GB RAM+512GBストレージの3モデル。

サイズは約162×74×8.2mm、質量は約192g、本体色は日本ではブラックおよびプラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレットの4色展開ですが、SoftBank版ではブラックおよびプラチナシルバーの2色のみが販売されています。SIMはnanoSIMカード(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートし、携帯電話ネットワークの対応周波数対は以下の通り。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

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5G NR: n3, n28, n41, n77, n78, n257
4G LTE: Band 1, 3, 4, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

OSはAndroid 14がプリインストールされており、最大3回のOSバージョンアップおよび4年間のセキュリティアップデートを保証されていますが、今回、その最初のOSバージョンアップとなるAndroid 15が配信開始されました。更新は「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作してください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」における「ビルド番号」にて確認可能です。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。





・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。




記事執筆:memn0ck


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