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Skypeが2025年5月にサービス終了!MicrosoftはコミュニケーションサービスとしてTeamsに注力 |
Microsoftは28日(現地時間)、同社が提供しているコミュニケーションサービス「Skype」を2025年5月に終了すると発表しています。Skypeは2025年5月5日(月)までは使えますが、今後はコラボレーションサービス「Microsoft Teams」に注力し、今後数日間でSkypeアカウントを使ってMicrosoft Teamsに移行できるようにするとのこと。
また2025年2月28日(金)からSkype Insider ProgramとMicrosoft Teamsの両方を利用している場合はSkypeからMicrosoft Teamsに移行が開始されます。さらに移行期間はSkypeとMicrosoft Teamsで相互にチャット(テキストメッセージ)や通話(ビデオ通話含む)が利用可能となります。一方、Microsoft Teamsに移行しない場合にはSkypeの連絡先やチャットおよび通話の履歴などのデータをエクスポートできるとのこと。
ただし、同社ではサービス終了まではMicrosoft Teamsを試して最適な使い方やオプションを模索できるとしています。その他、今後はSkypeクレジットや通話(国際含む)の発着信を可能にするサブスクリプションなどの有料機能は新規で利用できなくなり、現在の有料サービスの利用者は次回の更新期間の終了まではSkypeクレジットやサブスクリプションを引き続いて利用できるということです。
Skypeはチャットや通話などが行えるクロスプラットフォーム対応のコミュニケーションサービスで、2011年にMicrosoftが買収し、当時に同社が提供していたコミュニケーションサービス「Windows Live Messenger」と統合するなどしてきました。機能的には1対1のほか、グループ通話は最大100人まで同時に参加でき、現在ではMicrosoft Teamsとの間でもチャットや通話ができるようになっていました。
そうした中、Microsoftではコミュニケーションサービスを合理化してニーズに容易に対応できるようにするためにSkypeを廃止し、Microsoft Teamsに1本化することになりました。Microsoft Teamsも無料で1対1だけでなくグループでもチャットや通話、ファイル共有などができ、さらにMicrosoft Teamsでは会議の開催や予定表の管理、コミュニティーの構築・参加などの拡張機能も無料で提供しています。
すでに何億人もの人がMicrosoft Teamsをチームワークのハブとして使っており、職場や学校、自宅でのオンラインによるつながりに役立てていて過去2年間でMicrosoft Teamsの一般の利用者が会議に費やした時間は4倍に増加しているなど、Microsoft Teamsが日常のコミュニケーションとコラボレーションにもたらす価値を高めてきているということです。
記事執筆:memn0ck
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