日本政府では2020年12月25日に行われた閣議にて「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」を決定し、デジタル社会のビジョンとして「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」を掲げており、これによって「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を進めることとして総務省で2021年度から高齢者等が身近な場所で身近な人からデジタル活用について学べる講習会などを推進するデジタル活用支援推進事業を実施しています。

これまでもこのデジタル活用支援推進事業における全国展開型にNTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクが採択されており、本事業を通じて日本全国の講師が高齢者などに寄り添って助言や相談を行うようなスマホ教室を実施することによって受講者のデジタル活用に関する不安を解消してきました。今回、新たに2025年度も3社が全国展開型に採択され、3社では全国展開型に5年連続で採択されたことになり、それぞれスマホ教室を開催することになりました。

なお、NTTドコモでは「ドコモスマホ教室」を2018年1月より実施しており、ドコモショップを「地域のICTサポート拠点」と位置付けて地域の高齢者のデジタル格差解消を目的にスマホの初期設定から参加者の生活を豊かにするための講座を幅広く行っており、これまでに約1万1600人の講師が登壇し、参加者は80代以上が22％、70代が41％、60代が15％、50代が22％となっているということです。またドコモスマホ教室で培ったノウハウを活用して依頼に基づき、自治体や企業向けにもスマホ教室を実施しています。

＜全国展開型＞
⚪︎NTTドコモ
開催場所：全国のドコモショップ（約2047店舗）
実施時期：2025年5月9日（金）～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
参加申込：総務省デジタル活用支援講座｜ドコモスマホ教室
実施内容：全9講座

⚪︎KDDI
開催場所：全国のauショップおよびau Style、UQスポット（約1736店舗）
実施時期：2025年5月以降順次～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
参加申込：auスマホ教室 | au
実施内容：全15講座〜
　・マイナポータルを活用しよう
　・スマートフォンでマイナンバーカードを申請しよう
　・スマートフォン用電子証明書をスマートフォンに搭載しよう
　・マイナンバーカードを健康保険証として利用しよう／公金受取口座の登録をしよう
　・スマートフォンで確定申告（e-Tax）をしよう
　・オンライン診療を使ってみよう
　・全国版救急受診アプリ（Q助）で病気やけがの緊急度を判定しよう
　・FUN WALKアプリを使って楽しく歩こう
　・ハザードマップポータルサイトで様々な災害のリスクを確認しよう
　・浸水ナビを使って水害シミュレーションを見てみよう
　・地理院地図を使って身近な土地の情報を知ろう
　・デジタルリテラシーを身につけて安心・安全にインターネットを楽しもう
　・スマートフォンで年金の情報を確認しよう（ねんきんネット）
　・生成AIを使ってみよう（2025年度から追加）
　・文字表示電話サービス（ヨメテル）を使ってみよう（2025年度から追加）
　など

⚪︎ソフトバンク
開催場所：全国のソフトバンクショップ（約1927店舗）
実施時期：2025年5月1日（木）以降順次～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
参加申込：総務省デジタル活用支援講座 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
実施内容：全15講座〜
　・マイナポータル
　・マイナンバーカード
　・電子証明書
　・公金受取口座
　・e-Tax
　・オンライン診療
　・ハザードマップ
　・全国版救急受診アプリ（Q助）
　・FUN＋WALKアプリ
　・浸水ナビ
　・地理院地図
　・デジタルリテラシー
　・ねんきんネット
　・生成AI（2025年度に追加）
　・文字表示電話サービス「ヨメテル」（2025年度に追加）
　など

＜講師派遣型＞
⚪︎NTTドコモ
開催場所：自治体指定の公共施設
実施時期：2025年5月中旬～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
実施内容：全26講座
　［基本講座］
　・電源の入れ方、ボタン操作の仕方を知ろう
　・電話、カメラを使おう
　・新しくアプリをインストールしてみよう
　・インターネットを使ってみよう
　・メールをしてみよう
　・地図アプリを使おう
　・メッセージアプリを使おう
　・スマートフォンを安全に使うための基本的なポイントを知ろう
　・オンライン会議アプリを使ってみよう
　［応用講座］
　・マイナポータルを活用しよう
　・スマートフォンでマイナンバーカードを申請しよう
　・スマートフォン用電子証明書をスマートフォンに搭載しよう
　・マイナンバーに健康保険証と公金受け取り口座の登録をしよう
　・スマートフォンで確定申告（e-Tax）をしよう
　・スマートフォンでオンライン診療を利用してみよう
　・全国版救急受信アプリ（Q 助）を利用してみよう
　・FUN＋WALK アプリを使って楽しく歩こう
　・ハザードマップポータルサイトでさまざまな災害のリスクを確認しよう
　・浸水ナビを使って水害シミュレーションを見てみよう
　・地理院地図を使って身近な土地の情報を知ろう
　・デジタルリテラシーを身につけてあんしん・安全にインターネットを楽しもう
　・スマートフォンで年金の情報を確認しよう（ねんきんネット）
　・生成 AI を使ってみよう
　・文字表示電話サービス（ヨメテル）を使ってみよう ※開始時期未定
　・地方公共団体が提供するオンラインサービスの利用方法
　・地域におけるオンライン行政手続の実施方法

⚪︎KDDI
開催場所：自治体指定の公共施設
実施時期：2025年5月以降順次～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
実施内容：全15講座〜
　・マイナポータルを活用しよう
　・スマートフォンでマイナンバーカードを申請しよう
　・スマートフォン用電子証明書をスマートフォンに搭載しよう
　・マイナンバーカードを健康保険証として利用しよう／公金受取口座の登録をしよう
　・スマートフォンで確定申告（e-Tax）をしよう
　・オンライン診療を使ってみよう
　・全国版救急受診アプリ（Q助）で病気やけがの緊急度を判定しよう
　・FUN WALKアプリを使って楽しく歩こう
　・ハザードマップポータルサイトで様々な災害のリスクを確認しよう
　・浸水ナビを使って水害シミュレーションを見てみよう
　・地理院地図を使って身近な土地の情報を知ろう
　・デジタルリテラシーを身につけて安心・安全にインターネットを楽しもう
　・スマートフォンで年金の情報を確認しよう（ねんきんネット）
　・生成AIを使ってみよう（2025年度から追加）
　・文字表示電話サービス（ヨメテル）を使ってみよう（2025年度から追加）
　など

⚪︎ソフトバンク
開催場所：自治体指定の公共施設
実施時期：2025年5月1日（木）以降順次～2026年2月22日（日）
参加費用：無料
実施内容：全15講座〜
　・マイナポータル
　・マイナンバーカード
　・電子証明書
　・公金受取口座
　・e-Tax
　・オンライン診療
　・ハザードマップ
　・全国版救急受診アプリ（Q助）
　・FUN＋WALKアプリ
　・浸水ナビ
　・地理院地図
　・デジタルリテラシー
　・ねんきんネット
　・生成AI（2025年度に追加）
　・文字表示電話サービス「ヨメテル」（2025年度に追加）
　など










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・総務省｜報道資料｜令和6年度補正予算「デジタル活用支援推進事業」の公募に係る採択の結果（全国展開型及び講師派遣型の事業実施団体）
・（PDF）総務省「デジタル活用支援推進事業（令和7年度）」の事業実施団体に採択 | お知らせ | NTTドコモ
・総務省「利用者向けデジタル活用支援推進事業（令和7年度）」の実施団体に採択 | KDDI News Room
・総務省の「利用者向けデジタル活用支援推進事業」の事業実施団体に5年連続で採択～全国のソフトバンクショップのスマホ教室で行政サービス講座を開催し、デジタルディバイドの解消を推進～ | 企業・IR | ソフトバンク
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