Nothing Technologyの新スマホ「CMF Phone 2 Pro」が日本で発売へ!技適を通過

既報通り、Nothing Technologyが価格を抑えた廉価なサブブランドとして展開する「CMF by Nothing」における新商品として5G対応ミッドレンジスマートフォン(スマホ)「CMF Phone 2 Pro(型番:A001)」を発表しました。イギリスやドイツなどの1次販売国・地域では2025年4月28日(月)より予約販売を開始しており、5月6日(火)に発売(出荷)および一般販売が開始されています。

一方、これまで同社ではCMF Phone 2 Proの日本での発売については明らかにしていませんでしたが、今回、新たに総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、Nothing TechnologyがCMF Phone 2 Pro(型番:A001)の電波法に基づく工事設計認証(いわゆる「技適」)を2025年4月9日(水)付けでCTC/cetecom advancedによって取得しています(認証番号:202-JMV012)。これにより、同社がCMF Phone 2 Proを日本で販売する準備を進めていることが判明し、発売時期は不明ですが、そう遠くない時期だと期待されます。

なお、価格はイギリスでは公式Webサイト( https://nothing.tech/ )内の公式WebストアならCMF Phone 2 Proの128GBストレージモデルが219ポンド(約42,000円)、256GBストレージモデルが249ポンド(約48,000円)で、専用アクセサリーも販売され、カバー「Universal Cover」が25ポンド(約4,800円)、交換レンズ「Interchangeable Lenses」(魚眼およびマクロ)が35ポンド(約6,700円)、スタンド「Wallet/Stand」が35ポンド(約6,700円)などとなっています。

02

Nothing Technologyではメインブランドである「Nothing」にて展開されているスマホ「Nothing Phone」シリーズでは背面に「Glyphインターフェイス」と呼ばれる仕組みのLEDライトを備え、通知や充電など状況に合わせてが光るようになってるのが特長でしたが、サブブランドであるCMF by Nothingでは初代「CMF Phone 1」に続き、CMF Phone 2 Proでも背面パネルが取り替えできるようになっているほか、新たに専用のスタンドや交換レンズなどのアクセサリーが用意されました。

画面は上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:19.9の縦長な約6.77インチFHD+(1080×2392ドット)フレキシブルAMOLED(有機EL)ディスプレイ(約388ppi)で、10bitカラー(約10億7000万色表示)やHDR10+、コントラスト比100万:1、明るさ最大3000nits(ピーク時)、PWM調光2160Hz、120Hzアダプティブリフレッシュレート、1000Hzタッチサンプリングレートに対応しています。サイズは約164.0×78.0×7.8mm、質量は約185g、本体色はOrenge(オレンジ)およびBlack(ブラック)、White(ホワイト)の3色展開で、生活防水・防塵(IP54準拠)に対応。

03

04

05

主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 7300 Pro」や8GB内蔵メモリー(RAM)、microSDXCカードスロット(最大2TB)、5000mAhバッテリー、急速充電(最大33W)、USB Type-C端子、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSS)、指紋認証(画面内)、顔認証、加速度センサーおよび環境光センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、電子コンパス、X軸リニアバイブレーター、大音量スピーカー、マイク×2など。カメラは以下の構成に。

<フロントカメラ>
・約1600万画素CMOS(1/3.0型)+広角レンズ(F2.45、焦点距離22mm)

<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(1/1.57型、PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm)
・約800万画素CMOS(1/4.0型)+超広角レンズ(F2.2、画角119.5°、焦点距離15mm)
・約5000万画素CMOS(1/2.88型、4in1)+望遠レンズ(F1.85、焦点距離50mm、光学2倍ズーム、デジタル20倍ズーム)

OSはAndroid 15ベースの独自ユーザーインターフェース「Nothing OS 3.2」をプリインストールしており、3年間のOSバージョンアップと6年間のセキュリティーアップデートが保証されています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMで、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、工事設計認証では5G NR方式のn1およびn3、n28、n41、n77、n77、4G LTE方式のBand 1および3、8、18、19、26、28、41、42、3G W-CDMA方式のBand Iで認証されています。その他の詳細な製品情報は『Nothing Technology、廉価ブランドの新スマホ「CMF Phone 2 Pro」を発表!背面パネルが交換可能。日本での発売は未定 - S-MAX』をご参照ください。

5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 42, 48, 66, 71
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
CMF Phone 2 Pro 関連記事一覧 - S-MAX
総務省 電波利用ポータル | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 202-JMV012
CMF Phone 2 Pro – Nothing Japan
Nothing 日本公式サイト