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次期フラッグシップスマホ「Nothing Phone (3)」が今夏に発売へ! |
Nothing Technologyが展開する「Nothing」ブランドにおける未発表な次期フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (3)」が今夏に投入することが明らかとなりました。同社CEOのCarl Pei氏がGoogleのオンラインイベント「The Android Show: I/O Edition」におけるメーカー別のショーケースのうちのNothing Technologyの回に登場し、手にモザイクのかかった同機を持って紹介しています。
同氏によると、Nothing Phone (3)は同社によって初の“真のフラッグシップ”になるとのことで、プレミアムな素材を用い、大幅なパフォーマンスの向上、そしてレベルアップしたソフトウェアなどを搭載する見込みで、現在、全力で開発に取り組んでいるということです。また価格については「早めに案内したい」とし、おおよそ800ポンド(約15万円)前後になるとのことです。なお、同社はその後、Nothing Phone (3)を2025年7月にリリースすることを案内しています。
Nothingはスマホメーカー「OnePlus」の共同創業者であるCarl Pei氏が2020年10月に設立したデジタル製品メーカーで、イギリス・ロンドンを拠点とし、2021年7月に初製品となる完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (1)」を発売し、その後、同社初のスマホである「Nothing Phone (1)」を2022年7月に発売しました。さらにスマホでは第2弾「Nothing Phone (2)」、その廉価版「Nothing Phone (2a)」および「Nothing Phone (2a) Plus」を投入してきました。
そして2025年になって廉価版の最新モデルとして「Nothing Phone (3a)」および「Nothing Phone (3a) Pro」を発表しています。一方、2023年にはよりコストパフォーマンスを重視したサブブランドとしてCMF by Nothingを立ち上げて完全ワイヤレスイヤホン「CMF Buds Pro」やスマートウォッチ「CMF Watch Pro」などを発売し、サブブランド初のスマホ「CMF Phone 1」を2024年7月に発売したほか、第2弾「CMF Phone 2」を2025年4月に発表しました。
こうした中で今回、新たにNothingブランドの真のフラッグシップスマホとして次期モデルのNothing Phone (3)を2025年夏に発表することが明らかになりました。現時点ではNothing Phone (3)がどういった製品になるのかは不明ですが、Carl Pei氏はプレミアムな素材を用い、大幅にパフォーマンスが向上しているということなので、チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」やMediaTek製「Dimensity 9000」シリーズあたりが期待されます。
Phone (3) is coming this summer and we're going all in - premium materials, major performance upgrades, and software that really levels things up. It's our first true flagship smartphone. And since you're here a little early clue on the price, you'll land somewhere around £800.
Phone (3). It's a magic number.
— Nothing (@nothing) May 20, 2025
Coming July 2025. pic.twitter.com/WEQ7Vcf72H
記事執筆:memn0ck
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