docomo 5Gは9月末で38万契約に!2021年3月末の250万契約が年度目標 |
NTTドコモは29日、オンラインにて「2020年度 第2四半期決算説明会」を開催し、携帯電話契約数が2020年9月末時点で8066万契約(前年同期比+2%)と2020年度上期に33万契約増えたものの、電気通信事業法改正や新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で端末販売数が大幅に減少していることを明らかにしました。
その中で今年3月に開始した5Gサービスは2020年9月末時点で37万6000契約、5Gエリアがある都市は144都市となっており、それぞれ2020年度末の目標である250万契約および500都市に向けて順調な進捗であるとし、説明会が行われた10月29日時点では約50万契約に達したことが明らかにされました。また5Gのエリア展開については従来通りに5G向けに割り当てられた新周波数帯でSub6とミリ波でまずはしっかりと拡大していく意向であることが改めて示されました。
一方、auやSoftBankが既存の4G向けに割り当てられている周波数帯を5Gに転送するため、総務省より認可を受けていることに対しもこれまでと同様に同社では4G周波数帯の5Gへの転用には消極的な考えを示しつつ、2021年後半辺りから活用していく方針を明らかにし、5G用のSub6とミリ波のエリアと転用エリアは分けて利用者に公開するとしています。
また5G契約数については10月23日には5Gに対応した「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」が発売され、11月13日には「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」が発売予定となっているほか、2020-2021冬春モデルに5Gに対応しつつも価格を抑えた普及モデルを投入予定であることから一気に5G契約が増加することを見込んでいます。
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