既報通り、シャープは16日、都内にて『スマートフォン「AQUOS R」・スマートウォッチ・スマートリング新製品発表会』を開催し、同社が展開する「AQUOS」ブランドのおける新商品として新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R11」のほか、同社初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」とスマートリング「からだメイト Ring」を発表しました。日本では各機種ともに2026年7月9日(木)より順次発売されます。
一方、AQUOS Rシリーズは2023年の「AQUOS R8」シリーズと2024年の「AQUOS R9」シリーズでは標準機に加え、上位機のproモデルとして「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R9 pro」が発売されましたが、昨年の「AQUOS R10」には上位機のproモデルはありませんでした。そうした中で今回の発表会における質疑応答でもAQUOS R11のproモデルがあるかどうかといった問いが投げかけられました。
これに対し、発表会に登壇したシャープ 通信事業本部 本部長の中江 優晃氏は「我々にとって(AQUOS Rシリーズの)proモデルというのは最上位機として本当に自信を持って出せる機種」だとして「現時点ではそれがどういった機種になるのか一度白紙から考え直しているところ」とし、それゆえに「今年度はproモデルはない。」と回答しました。ただし、同氏は「proモデルを辞めてしまって今後も出さないということではない」とも説明していました。
シャープが展開するAQUOSスマホでは2017年よりフラッグシップモデルとしてAQUOS Rシリーズを投入しており、特に2020年からはライカが監修したカメラ機能を搭載し、初代「AQUOS R6」や第2弾「AQUOS R7」までは1機種だけでしたが、2023年からは標準機と上位機の2機種構成となり、AQUOS R6やAQUOS R7、AQUOS R8 pro、AQUOS R9 proではリアカメラのメインセンサーが1型で、AQUOS R8やAQUOS R9、AQUOS R10、そして新機種のAQUOS R11はリアカメラのメインセンサーが1/1.55型となっています。
その他にもAQUOS R7までとAQUOS R8 proおよびAQUOS R9 proはチップセット(SoC)にQualcomm製のハイエンド向け「Snapdragon 8」シリーズが採用され、AQUOS R8とAQUOS R9はQualcomm製のハイエンド向け「Snapdragon 7」シリーズとなっていました。今回のAQUOS R11は最上位のSoCではないものの、2機種構成になってからははじめてQualcomm製のハイエンド向け「Snapdragon 8」シリーズとなりました。
とはいえ、やはりより大型の1型センサーを搭載したり、ワイヤレス充電に対応したりといった最上位機ならではのプレミアムな機種を待ち望む声もあり、AQUOS R11 proの投入が期待されていましたが、早々に少なくとも2026年度はAQUOS Rシリーズのproモデルがないことが明らかにされました。この決断にはメモリーの高騰や円高などの影響によってスマホの価格が高騰していることも影響しているということした。
他社では30万円を超えるような機種も出てきているものの、シャープではそのような高価格帯に自信を持って出せる機種がどういったものなのかを白紙に戻して検討しているということでした。現時点では今後もまったくproモデルを出さないということではないということなので、方針が変わらないうちに次のproモデルを出して欲しいところではあります。
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