Samsungが「GALAXY Note 3 + Gear WORLD TOUR 2013 TOKYO」を開催!

サムスン電子は16日、NTTドコモ向け「GALAXY Note 3 SC-01F」、au向け「GALAXY Note 3 SCL22」という2機種のスマートフォン、そして、NTTドコモおよびauから腕時計型スマートデバイス「GALAXY Gear」が明日10月17日(木)に発売されることに合わせ、これらの製品を紹介する説明会「GALAXY Note 3 + Gear WORLD TOUR 2013 TOKYO」を開催しました。また、NTTドコモから10月下旬に発売される予定のGALAXYシリーズ初の日本オリジナルモデル「GALAXY J SC-02F」も合わせて紹介されました。

イベントでは、ファッションモデルの冨永愛さんを招いて「Note+Gear」による新しいユーザーエクスペリエンス(UX)を体験してもらったほか、GALAXY Gearにも対応する無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」を提供するLINE Corp.執行役員の舛田淳氏やエイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役CBOの林真司氏が登場し、各製品の説明を行いました。本記事では、イベントの模様を紹介します。

◯3つのキーワードでスマホ時代の変革に対応
イベントでは、サムスン電子ジャパン専務の石井圭介氏が登壇。石井氏は、GALAXY Note 3やGALAXY Gear、GALAXY Jを日本国内に投入することを紹介し、サムスン電子の日本における戦略が3つのキーワードで行っていると説明。

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1つめのキーワードが「変革」。スマートフォンが人々の眼と心を捉える機器であり、常に変革をもたらすようチャレンジしているとのこと。

次のキーワードが「新しいスマホライフの提案」で、サムスン電子では、GALAXY Note 3とGALAXY Gearで人々の生活に新しい価値を創造し、変革するライフスタイルを中心に提供しているという。

最後が「For JAPAN」。特に今回は日本向けにオリジナルモデルとしてGALAXY Jを投入することなど、日本市場のニーズに合わせた戦略を取ることを示していました。

サムスン電子では、これらのキーワードを元にさまざまな要素を今後も提案し、続々と商品提案をしていきたいと豊富を語っていました。

☆GALAXY Note 3
続けて、ユーザーから「一度Noteを使うと、もう他のスマートフォンは使えないよ」という意見も耳にするとして、最新モデルのGALAXY Note 3の紹介に移り、GALAXY Note 3の背面のステッチは、高度な塗装技術によって形成されていることを紹介。

これまでのNoteシリーズと同様に美しい形状で、5.7インチ大画面を搭載。さらに、解像度もフルHD(1080×1920ドット)に高精細化。カメラは1320万画素裏面照射型CMOSを搭載し、4K動画撮影も対応しています。

大容量3GBメモリー(RAM)を搭載したことで、マルチウィンドウもさらに便利になり、「Webブラウザーを見ながら、LINEを立ち上げても大丈夫。」というような具体的な利用方法を紹介していました。また、バッテリーの持ちも映像を見ても既存モデルよりも4時間以上長く利用できるとのこと。

中でも便利な機能として「エアコマンド」を取り上げ、ペンを抜いた瞬間に「新しい世界」が訪れ、「新しい豊かなライフスタイルへの入り口だ。」と紹介。

続けて、アクションメモやスクラップブック、Sファインダー、Sノート、マルチウィンドウ、ペンウィンドウ、マルチビジョン、片手操作と紹介していき、S Viewカバーも7色用意されるということでした。

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☆GALAXY Gear
次に、GALAXY Note 3と一緒に使うと便利だとするコンパニオンデバイスのGALAXY Gearの紹介に移り、脳神経の数が数1000億個にもなることを挙げ、半導体がこれらのレベルに到達するのが2018年頃だという説を示し、その頃には身体の中にチップが入っているといったこともあるかもしれないが、「(今開発したら)たまたまここに来た。」とGALAXY Gearを装着した腕を掲げ、腕に装着する形になったことが現段階での暫定措置であると紹介。

そのため、石井氏は「サムスン電子では、GALAXY Gearを腕時計ともなんとかウォッチとも呼んでいない。」と説明。

さらに、GALAXY Gearのデザインは、シンプルなステンレスで最大5色、そして、わかりやすいユーザーインターフェース(UI)で、メイン画面を左右に最大10個のアプリ、上下にカメラや電話などのお気に入り機能が利用できるとしていました。

石井氏は「GALAXY Note 3とGALAXY Gearであなたの生活がもっと便利になる。」というテーマを掲げ、続けて、具体的なGALAXY Gearの機能を説明していきました。

まずは、ボイス機能では、音声で操作できるほか、これまでの機器とは違い、音声操作や入力では、口を近づける必要もないことを紹介。スマート・トス(通知)、ベース機器となるスマートフォンと1.5m以上離れるとロックがかかる遠隔ロック、録音した音声をテキストに変換したり、そのテキストをメールしたりできる音声メモ、さらに腕を振るだけで撮影できるカメラ機能のメモグラファーなどを紹介。

続いて、追加できるアプリのAPPSがあるとし、Gear用にたくさん開発されたアプリをSamsung APPSからダウンロード可能であるということを示しました。

また、石井氏は「社内でGALAXY Gearを表現する言葉があるとし、それは『Welcome to the future.』。」だということを紹介していました。

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◯スペシャルゲストの冨永愛さんが登場
ここで、スペシャルゲストとしてファッションモデルの冨永愛さんが登場。冨永さんは1ヶ月前からGALAXY Note 3とGALAXY Gearを利用してきたとして「旅行の計画は仕事の合間に時間をかけずささっとやっちゃいます。」と事前に利用したいたところのイメージムービーにて語り、登壇してからも「すごいですよ!物事が効率的に進む。なんといってもやり直さなくていい。やりながらできる。」と、GALAXY Note 3のマルチウィンドウとペンウィンドウの機能を紹介していました。

それに対し、石井氏も「新しい世界の扉として使って欲しい。今まではホーム画面に戻らないといけなかったが新しい機能をスムーズにできる。」と語っていました。

続いて、冨永さんは「買い物をするときもWebブラウザーでショッピングサイトを開きながら、友達とLINEでこれがいいんじゃない?みたいな話ができる。」とし、石井氏が「マルチウィンドウとペンウィンドウは一番評判がいい。冨永さんに一番の売りであるこれらの機能を使いこなしてもらっていて嬉しい。」と冨永さんの使い慣れた操作に思わず微笑んでいました。

さらに冨永さんは「ペンだとネイルが長くても便利。Sペンでメモをした番号にすぐに電話ができたりもするんですよ。」と紹介すると、石井氏が「スクラップブックも便利ですよね、私も朝起きても新聞やWebページを見ていたが、同僚や部下、友人と共有するのが面倒だったが、スクラップブックで便利にできるようになった。」とし、冨永さんも「仕事などでイメージしながらスマホを見ているんだけど、見ているページをスクラップしておくと、後で見たいときに見ていた画面がすぐに見れるのは“時短”になる。(デザインやクリエイターでも活躍しているので)仕事の合間にYouTubeのコレクションの動画を見たりするが、YouTubeもスクラップできるのですっごく便利でした。」と紹介し、石井氏はここでも「1ヶ月使ってもらったが、すごく使いこなしてくれて良かった。」と胸を撫で下ろしていました。

石井氏も負けじと自分の使い方を紹介し、「スクラップブックを溜め込んでもSファインダーで簡単に探せる。会議の前の資料の書き貯めや、会議中にも使えるが、例えば、会議前だとすると、エアコマンドが出てくるので、販売についてSメモした履歴を見るのは、販売と入れると関連するファイル名一覧が出てくる。GALAXY Note 3によってスマートに生活が変わっていく。」と説明していました。

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話題は、GALAXY Gearに移り、冨永さんが「GALAXY Gearをつけているとおしゃれ。」と感想を述べていました。

最後に、石井氏は「『Design your life.』。GALAXY Note 3は、特に使いやすい機能が搭載されているので、アクティブ・シニアの方も敷居を感じることもなくとっつきやすいのではないかと思う。」と年齢層の高い人向けにも利用しやすいことをアピールしてました。

冨永さんは「(GALAXY Note 3やGALAXY Gearの説明を聞いて)みなさんも非常にワクワクしたと思う。私もGALAXY Note 3を手にしてワクワクして、ライフスタイルがスマートになる、効率的になる、豊かになる、と感じた。特にさっきも言った『時短』、みなさんもこの時間もったないなーと思うとき、こんなにいじっていたくないなーと思うときがあると思うが、GALAXY Note 3を使うことで時短ができ、自分に使う時間ができる、大切に思っている人に使う時間が増える。私達の未来が新しくなり、豊かになると思う。」とまとめていました。

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フォトセッションにおける冨永愛さん。


◯GALAXY GearにLINEをプリイン
LINEの舛田淳氏が登場し、LINEの特長を説明し、「全世界で2億人以上が利用しており、特に『スタンプコミュニケーション』は文化となっており、海外でもタイや台湾をはじめとして広く普及してきている。今回、GALAXYとLINEという2つのブランドが強力なタッグを組んだ。中でも、LINEが今までやってこなかったが、スマートウォッチ向け専用アプリを開発した。現在は10種類のスタンプで返信できる。スタンプは今後増やしてく可能性がある。また、今後、フリーコールの不在着信を受信ができて通話できるようにする計画がある。」ことも披露し、「LINEはリアルタイムコミュニケーション。電話やメールよりもさらにリアルタイム性が上がってる。スマートフォンブランドNo.1のGALAXYとコミュニケーションサービスNo.1のLINEが手を組み、未来への扉を開ける。ワクワクが生活を変えていく。」と説明。

石井氏が「LINEとLINE、マルチウィンドウで利用できるようになるという話だがいつ頃提供できるのか?」と問うと、「昨日ほぼ開発が終わったので11月中には提供できると考えている。マルチタスクで写真やメッセージのやりとりができるようになる。」としていました。

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◯avexがGALAXY向け音楽配信サービスを開始
エイベックスの林氏は、「新たな音楽配信サービス『GAmobile』をGALAXY向けに提供する。エイベックスは今年25年周年で、エンタメ、総合エンタメ企業としてやってきた。そして、今、スマートフォンやタブレットが急速に普及しており、音楽の楽しみ方が大きく変わっており、配信方法も変わってきている。これは、新たなサービスは最大のチャンスなので、エイベックスとしてもよりエンタメを楽しんで貰えるため努力したいと思っている。その1つが今回開始するGAmusicだ。」とし、GAmusicの名称の由来については「GALAXYとAVEXのGA。」とし、「ストリーミング型、リコメンド型のサービスで、月額350円で利用できる。また、GALAXY Note 3やGALAXY Jは90日間無料となり、明日0時Samsung Appsからアプリがダウンロード可能となる。本日も展示コーナーにて体験できるので、楽しんでいって欲しい。」と説明していました。

石井氏が「今回、UHQA(UHQ Audio)というCDの6.5倍の音質にも対応している。音楽スタジオの音源と同等。音も良い。さっきGAmusicの音楽を聴いてみてびっくりした。」と紹介していました。

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◯日本向けに「緊急時長持ちモード」を搭載
☆Content gift for GALAXY Note 3
この他、Dropboxが2年間50GB(ボーナス48GB)になったり、上述のGAmusicが90日間無料になったりなどのアプリ特典が受けられる「Content gift for GALAXY Note 3」も国内向けにも提供するとのこと。

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☆GALAXY J
GALAXY Jの説明では、「使いやすい」「親しみやすい」「楽しい」の3つの挙げ、世界No.1スマートフォンブランド「GALAXY」がはじめて日本向けにオリジナルモデルであることを紹介。特にソフトウェアでは、日本語入力をより便利にするために斜めにフリックすると英字が入力できる「8フリック」を搭載を採用し、ハードウェアでも直線と曲線によるブロックデザインを採用したほか、特殊な高級塗装のオリジナルカラーであることを紹介。カメラ機能なども妥協しておらず、ゴルフスイングが撮影できたり、曲面パノラマなどの14週類のカメラモードがあり、シーンごとに撮影できるとしていました。

また、GALAXY JもGALAXY Gearと連携できるとし、日本市場向けに新たに導入した「緊急時長持ちモード」についても紹介。GALAXY Note 3にも搭載されているこの機能は、石井氏は「災害時など向けに開発した。使わないことを願っているが、万が一のときに電池容量が残り30%でも通信機能をオンにした状態でGALAXY Note 3で6日、GALAXY Jで5日持つ。」としたほか、周辺機器についてもカートスロット付き多くのバリエーションを用意したケースなど、「サードパーティーと市場を盛り上げていきたい。」とのことでした。

最後に石井氏は「モバイル変革期。機器が擬人化し、パートナーとなった。サムスン電子では、GALAXY Note 3でペン、GALAXY Gearのウェアラブルというパートナーそのものを提供した。今後もサムスン電子がモバイル変革期の変化の中心をめざして、未来をもっともっと豊かにするきっかけをみなさま提供していく所存である。これからのサムスンの挑戦にご期待ください。」と豊富を述べていました。

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プレゼンテーションの後には展示会場にてタッチ&トライも実施されました。


記事執筆:S-MAX編集部


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