次期フラッグシップタブレット「Samsung Galaxy Tab S11」が登場へ!写真は既存のGalaxy Tab S9

Primate Labsが提供するベンチマークアプリ「Geekbench」の測定結果にSamsung Electronics(以下、Samsung)が展開する「Galaxy」ブランドにおける次期フラッグシップタブレット「Galaxy Tab S11」と見られる型番「SM-X736B」が登録されています。スコアはCPUのシングルコアが1420、マルチコアが5312となっています。

またMotherboardは「gts11」となっており、通常はチップセット(SoC)の開発コードが記載されていますが、これは文字通りにGalaxy Tab S11を示しているため、まだ開発段階などの状態で測定した結果だと思われます。とはいえ、既存の「Galaxy Tab S10」シリーズでは「Galaxy Tab S10+」と「Galaxy Tab S10 Ultra」のみが発売され、ベースモデル「Galaxy Tab S10」は存在しないため、2世代ぶりにベースモデルが投入されることになりそうです。

なお、SoCはハイエンド向けMediaTek製「Dimensity 9400+(型番:MT6991)」を搭載すると噂されており、実際にGeekbenchではオクタコアCPU「3.73GHz×1+3.30GHz×3+2.40GHz×4」というようにDimensity 9400+に合致する仕様になっており、内蔵メモリー(RAM)は少なくとも12GB(有効10.84GB)のモデルが存在することになりそうです。

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SamsungではGalaxyブランドにおいてAndroidを搭載したフラッグシップタブレットとして「Galaxy Tab S」シリーズを展開しており、日本でも昨年にGalaxy Tab S10+やGalaxy Tab S10 Ultra、一昨年に「Galaxy Tab S9」や「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 Ultra」のWi-Fiモデルなどを発売してきました。

一方、Galaxy Tab SシリーズではGalaxy Tab S9シリーズやGalaxy Tab S8シリーズではベースモデルに加え、プラスモデル、ウルトラモデルの3モデル展開でしたが、昨年のGalaxy Tab S10シリーズにはベースモデルのGalaxy Tab S10が海外を含めてラインナップされませんでした。そうした状況の中、今回、新たに次のGalaxy Tab S11シリーズにはベースモデルのGalaxy Tab S11が登場することになりそうです。





記事執筆:memn0ck


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