Nexus 5をイー・モバイルから購入!

最新OS「Android 4.4(開発コード名:KitKat)」を搭載したGoogleブランドのスマートフォン「Nexus 5」(LGエレクトロニクス製)。すでに11月1日よりGoogleのオンライン通販「Google Play」にて販売開始されていますが、国内の携帯電話事業者で唯一Nexus 5を取り扱うイー・モバイル(イー・アクセス)からも昨日11月15日に発売されました。

今回は、イー・モバイル版のNexus 5を購入できたのでさっそく開封していきたいと思います。Google Playで販売されているものとの違いはあるのでしょうか。では、見て行きましょう。

◯内容物はまったく同じ

Nexus 5には内蔵ストレージの違い(16GBもしくは32GB)、色の違い(ブラックもしくはホワイト)によるラインナップがありますが、イー・モバイルが販売するのは16GBのブラックおよびホワイトのみです。今回はブラックのNexus 5をゲットしました。NTTドコモからのMNPという条件で、価格は一括払い24,800円(税込)でした。価格についてはすでに紹介している記事を参照してください。MNPで購入すると月額利用料も安くになり、Google Play版と比べてもお得感があります。

イー・モバイルから購入したNexus 5はパッケージや本体、付属品を含めて、Google Play版と全く同じものです。Google Play版の開封レポートをご覧いただければわかりますが、Nexus 5という機種についてはまったく同じものが提供されます。

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パッケージはシンプルの中にもGoogleらしさ、Nexusらしさを感じさせる
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付属品はGoogle Play版と同一

あえて違いをあげるならば、Android 4.4のコードネーム「KitKat」にちなんだキットカットチョコレートがオマケとしてついてきました。イー・モバイルのロゴが印刷されている、すでに発表会などでおなじみの一品ですね。中身は普通のキットカットだったので、筆者がおいしくいただきました。

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Androidコラボのキットカットチョコレート。イー・モバイルロゴも見える
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中身は普通のキットカット

◯SIMカードはイー・モバイル、通信サービスはソフトバンクモバイル

イー・モバイルからの購入なので、当然イー・モバイルの通信サービスを契約することになるのですが、Nexus 5が対象となるサービスは「EMOBILE 4G-S」と呼ばれるもので、その実態はソフトバンクモバイルの通信サービスになります。実際にイー・モバイル版の発表会では、契約者数としてソフトバンクモバイルとしてカウントされることが明らかにされています。また、この辺りは別記事でレポートしたいと思いますが、付属しているUSIMカードにはイー・モバイルのロゴが印刷されていました。

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端末に挿入されていたUSIMカード
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枠や袋にもイー・モバイルロゴ

◯初回のシステムアップデートはなし、MMSも使えそう?

開封レポートの最後に、端末の電源を入れて最初に気づいたことをいくつかレポートします。まずGoogle Play版で報告されていた初回のシステムアップデートはありませんでした。店頭在庫の段階でアップデートを済ませていたのか、最初からアップデート済みの端末が出荷されていたのかは不明です。また、電源を入れて間もなく、イー・モバイルからメールアドレスのお知らせがハングアウトアプリに着信しました。Android 4.4では「ハングアウト」アプリでSMSやMMS(メール)の送受信もできるようになっていますが、イー・モバイルが提供するMMSサービスもハングアウトで利用するようです。

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初回起動時アップデートはなし(写真=左)、ハングアウトでMMS(写真=右)

イー・モバイル(とソフトバンクモバイル)が自信を持って提供するネットワークと、最新Androidを搭載したNexus 5の組み合わせは、私達にどんな新しい世界を見せてくれるのでしょうか。今後使い込んでレポートしていきたいと思います。


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