5.5インチのフラグシップスマホHUAWEI Mate Sが発売!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)から12月4日に発売されたSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「HUAWEI Mate S」(以下、Mate S)。Mate Sは、今年9月にドイツ・ベルリンで開催された家電関連展示会「IFA 2015」にて発表されたHuawei Technologiesのフラッグシップモデルだ。

特徴的な機能としてこれまでにない革新的なタッチ機能やタッチパッド操作を可能とする指紋センサーを搭載しているほか、ディスプレイは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)AMOLED(有機ELディスプレイ)、CPUにはオクタコア(A53X 2.2GHz + A53 1.5GHz)のHisilicon Kirin 935を搭載したハイスペックな仕様になっている。

ファーウェイ・ジャパンより実機を貸し出してもらったので、これから数回に渡ってMate Sのレビューを行っていく。今回はパッケージの内容(※海外モデルのため一部の同梱品に違いあり)と外観を紹介していく。

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これまで何度かファーウェイのスマートフォンを紹介してきているが、パッケージは製品ごとに異なっており毎回楽しみのひとつでもある。Mate Sのパッケージは限定モデルやブランド品のようなしっとりとした手触りの高級感のあるパッケージだ。側面の透明な部分から中箱の製品名、カラーが記載されたシールが見える。


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側面を開封して中箱を引き出す。なかなか端末に出会えない分、ワクワク感が高まる。


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中箱にはローズゴールドのようなカラーでファーウェイのロゴが中央箔押しされている。


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蓋を開くとMate Sが現れる。パッケージ自体は薄いのだが、右面にMate Sがあるだけで左側のスペースは何もない贅沢なつくり。ちなみにMate Sが乗っているトレーは、紙ではなくリサイクル可能なポリスチレンだ。


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トレーを取り除くと左面には、リモコン付きヘッドセット、ACアダプター(※貸し出し機のため海外仕様)、USBケーブルがある。


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右面には専用手帳型ケース、取扱説明書がある。SIMトレー用のピンも付属する。


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付属のヘッドセットはMate SのDTS機能に対応したものなのだという。ヘッドセットを梱包しているプラスチックのケースは、ケーブルを巻き付けておけるので持ち歩き用のケースとしても利用できそうだ。


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カラーは、ベゼル部分がホワイトで明るい印象の「ミスティックシャンパン」。このほかベゼル部分がブラックの「チタニウムグレー」と、ベゼル部分も同様のカラーに統一された「ローズゴールド」がラインナップされている。ディスプレイはAMOLEDならではの黒がしまった表示を特徴とする。赤系の色がやや派手目に見える。


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狭額縁設計によって横幅が約75.3mmに抑えられている。実際に手にしてみると、左右のベゼル部分が気にならない程の細さなので画面への没入感が高い。


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前面のガラスはさらに強固になった第4世代のGorillaGlassを採用。エッジ部分が2.5Dと呼ばれる丸い断面となっており、これによって持ちやすく、サイドからのスワイプがしやすいと感じた。前面にはカメラの他にセルフィー用のソフトライトLEDがある。


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メタル製の背面は表面にサテン加工が施されてサラサラとした手触り。剛性感が高く、スリムな筐体だが背面が歪んだり、軋んだりしない。


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エッジ部分にはダイヤモンドカットが施されており、その面だけシルバーの素材が顔を覗かせる。


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背面のカメラは、光学式手ブレ補正付きの1,300万画素RGBW4色イメージセンサーを搭載。同社の「P8max」の良いところをそのまま受け継いでいる。カメラと同じサイズのくぼみは、指紋センサーだ。触るだけで指紋認証されすぐにスリープ・ロック解除となる。


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最薄部約2.65mmしかない側面の右側(写真=上)にはボリュームキーと電源キー、左側(写真=下)にはnanoSIM、microSDカードスロットがある。


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上面(写真=上)にはイヤフォンマイク端子、下面(写真=下)にはmicroUSB端子がある。


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付属のフリップ式の手帳型ケースPUレザー製。Mate Sが薄いこともありケースを付けた状態でも十分薄いと感じることができる。カバー部分の”窓”には壁紙と現在時刻が表示される。


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背面はフラットに近い緩やかなアーク形状。背面の保護用として効果的だ。また、冬にはメタル部分がひじょうに冷たくなるのだが、ケースに入れておけばそのヒンヤリ感を緩和できる。


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カメラと指紋センサー、LEDライトはカバーを付けたままでも利用可能だ。LEDライト部分は独立した穴になっており、しかもきっちりと合わせてある。さすが専用ケースだ。


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カバーを開いたところ。カバーの開閉にあわせてスリープの解除を行うことができる。カバーは薄く、サイドを大きくカットしてあるため、カバーを折り返しても持ちやすい。


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タッチするだけでスリープからすぐにロック解除できる指紋センサーは便利だが、指の角度に対してシビアなのか連続して認証を失敗することもあった。

Mate Sは、フラグシップスマートフォンの名に恥じないパッケージと、作りの良さがある。細かい部分まで作り込まれたボディーは持ちやすく手触りが良い。

次回はベンチマークなど内部についてチェックしていきたいと思う。

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記事執筆:mi2_303


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