NTTドコモが月々サポートの割引額をデータSパックやシェアパック5で減額!

NTTドコモは1日、購入機種に応じて毎月の利用料金から割引する「月々サポート」において2016年4月1日(金)より「データSパック」および「シェアパック5」の場合に10,368円(すべて税込)を減額するとお知らせしています。また、子回線で「2台目プラス」で購入した場合も減額になるとのこと。

これは「iPhone SE」の価格発表時に実施されていた内容ですが、これが月々サポートの対象機種すべてに拡大されました。

なお、公式Webストア「ドコモオンラインショップ」では3月31日までの月々サポートから10,368円減らされており、「データMパック」および「シェアパック10」以上の場合には最大割引額が10,368円増額としています。

月々サポートは対象機種を指定の基本プランおよび指定のデータプラン(パケットパック/シェアオプション/パケット定額サービス/定額データプラン)に加入して購入した場合に購入日の翌月を1か月目とし、最大24か月間に渡って機種に応じた割が毎月の利用料金から引かれる施策です。

これまでは指定のデータプランであれば、どれでも同じ割引額でしたが、4月1日以降は月額料金の安いデータSパックとシェアパック5に加入した場合には他と比べて月々サポートの割引額が減額されます。

例えば、人気の「iPhone 6s」の64GBモデルなら3月31日までは他社から乗り換え(MNP)で月々サポートが-3,186円/月×24回(総額-76,464円)でしたが、4月1日以降はデータMパックおよびシェアパック10以上なら同じ総額-76,464円ですが、データSパックとシェアパック5の場合には-2,454円/月×24回(総額-66,096円)となっています。

これにより、データSパックとデータMパックの月額利用料の差が1,620円/月なので、月々サポートの減額によってこれが1,188円/月になるほか、カケホーダイライトではデータSパックに加入できないため、「カケホーダイ+データSパック」と「カケホーダイライト+データMパック」だと差が108円/月となり、あまり通話をしないなら月間データ容量が少ないデータSパックを選ぶ理由はほぼなくなりそうです。

【iPhone 6s 64GB 機種変更 分割24回払い 月額支払額例】
基本プランカケホーダイ
2,916円
カケホーダイライト
1,836円
ISPspモード
324円
データプランデータSパック
3,780円
データMパック
5,400円
月々サポート-2,106円-2,538円
本体代金(分割)4,158円
合計9,072円10,260円9,180円

一方、シェアパックでは親回線である代表者に月々サポートの割引額が紐付けられます。そのため、親回線でシェアパック5に加入した場合には、子回線も減額され、4回線なら432円/月×4で1,728円/月が減額されます。

シェアパック5が月額7,020円、ひとつ上の「シェアパック10」が月額10,260円なので、差額は3,240円/月ですが、月々サポートの減額を加味すると1,512円/月の差になり、5GBと10GBなのでひとりで4回線ならまだしも、家族4人でシェアしている場合にはシャアパック5を選ぶのはかなりデータ容量を節約して使わないといけなくなり、金額差を考えると選択しにくくなっています。

なお、月々サポートの割引額は購入時のデータプランで固定されるわけではなく、購入時にデータSパックを選んでも、データ容量が足りないと思って翌月にデータMパックに変更すれば、翌月分の月々サポートは減額されない額になるというように加入プランによって毎月割引額が変更されるようになっているということです。

今後購入する場合に適用されるわけですが、現在、データSパックやシェアパック5を利用している場合には次の購入時に悩ましいことになりそうです。



記事執筆:memn0ck


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