電子マネー「iD」が4月12日からNTTドコモ以外でも一部利用可能に!

NTTドコモは5日、電子マネーサービス「iD」のスマートフォン(スマホ)向けアプリを2016年4月12日(火)午前10時以降にアップデートするとお知らせしています。

今回のアップデートによって無線LAN(Wi-Fi)接続でもiDアプリの設定が可能になり、SIMフリースマホおよび仮想移動体通信事業者(MVNO)でも利用できるようになります。

ただし、auやSoftBank、Y!mobileのおサイフケータイ対応機種では同社広報部に確認したところ引き続き利用できないとのこと。また、ネット決済を利用する時にspモード接続が必要となる場合にはMVNOでは利用できないとしています。

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iDはNTTドコモが提供しているポストペイド式(後払い)の電子マネーサービスです。おサイフケータイの電子マネーとしてコンビニエンスストアなどの対応店舗でタッチして支払いが可能です。

ただ、NTTドコモが提供しているため、これまでは他社のおサイフケータイ対応機種では利用できませんでしたが、今回、SIMフリーのおサイフケータイ対応機種で利用できるようになるということです。

対応機種は現時点ではソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia J1 Compact(型番:D5788)」およびシャープ製「AQUOS SH-M02」(楽天モバイル向け「AQUOS SH-RM02」やエヴァンゲリオンスマートフォン「SH-M02-EVA20」を含む)、富士通製「arrows M02」(楽天モバイル向け「arrows RM02」を含む)の3機種6モデル。今後、SIMフリーのおサイフケータイが発売され次第、順次対応予定。

なお、iDはおサイフケータイに対応していない機種でも使えるように専用プラスチックカードやクレジットカード「dカード」(旧「DCMX」)との一体型カードが提供されています。

おサイフケータイは国内ではiPhoneのシェアが高まっていることから利用が減っているとも言われており、直近では交通および電子マネーの「Suica」のおサイフケータイ向け「モバイルSuica」も同様にSIMフリースマホに対応していました。

アップデートはAndroid向けアプリなので「Google Playストア」や「dメニュー」から行います。アップデートのバージョンは「13.00」。アプリの主な変更点は以下の通り。

1.Wi-Fi接続でも「iD」アプリの設定が可能となります。
2.MVNO/SIMフリーの端末でも「iD」をご利用になれます。
3.お知らせ通知設定を追加します。





記事執筆:memn0ck


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