既報通り楽天モバイルは28日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」( http://mobile.rakuten.co.jp )における「2016夏 新サービス・新商品発表会」を都内にて開催しました。
発表会では「コミコミプラン」や楽天スーパーポイントによる通信料金の支払い対応といった楽天モバイルの新サービスとともに、国内外の通信端末メーカーによる新製品も発表されました。本記事では発表会にて2016年夏モデルとして展示されていたHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)やZTEといった中国系メーカーのスマホについてまとめてご紹介したいと思います。
なお、同時に発表された富士通製スマホ「arrows M03」やシャープ製スマホ「AQUOS mini SH-M03」についてのレポートはそれぞれのリンク先にて紹介した記事をご覧ください。
■ライカのダブルレンズを搭載した「HUAWEI P9」
楽天モバイルの今夏の新製品の中でも大きな注目を集めているのはファーウェイ製スマホ「HUAWEI P9」です。
単純な画素数よりも画素1つあたりのノイズの少なさを優先したという有効約1200万画素のカメラ機能の部品としてライカ製の高品質レンズを採用し、さらにカメラのイメージセンサーを明度情報(陰影情報)のみを取得するモノクロセンサーと彩度情報(RGB情報)のみを取得するカラーセンサーに分けることで、よりノイズが少なく情報量の多い画像生成が可能に。
センサーを分けたことでより正確な距離測定を行う「デプスフォーカス」も可能となり、圧倒的な撮像表現を実現した本機は他社のスマホとは一線を画す魅力があります。
なお、本機のカメラ機能についてのレビューはこちらの記事からご覧になれます。
デザイン面でも申し分なく、メタルフレームで構成された極薄の筐体は全体にアールが付けられ、いわゆる最近のメタル素材を用いた「流行りのデザイン」を踏襲した形となっています。
また性能にも妥協はなくオクタコアCPUに3GB内蔵メモリー(RAM)や約5.2インチのフルHD(1920×1080ドット)IPS液晶、3000mAhの大容量バッテリーなど、まさにハイエンドに相応しい豪華な性能です。
価格的なメリットが大きいのも消費者的には大きな魅力です。Appleやサムスン電子、その他の国内メーカー製スマホの場合、ハイエンドスマホだと10万円前後もするものが多い中、この性能で楽天モバイルでの販売価格は一括払いの場合59,800円(税抜き)、分割払いの場合月々2,691円(税込み)×24回+分割手数料となっており、SIMフリーであることから通話・通信料金などのランニングコストも含めて考えると圧倒的なコストパフォーマンスだと言えます。
■クラスを超えた高級感の「HUAWEI P9 lite」
HUAWEI P9の弟分とも言える端末が「HUAWEI P9 lite」です。大画面の約5.2インチフルHD(1920×1080ドット)IPS液晶やオクタコアCPU、3000mAhの大容量バッテリー、指紋認証センサーの採用など端末使用時の快適性や利便性はHUAWEI P9を踏襲しつつ、カメラ機能や筐体設計の改良・簡易化などでさらなる低価格化を実現したモデルです。
本機は通話料金とデータ通信料金、さらに端末代金までをセットにした楽天モバイルの「コミコミプランM」に対応しており、月2GBのデータ通信と「5分かけ放題オプション」がセットで1年目は月額2,480円(税抜き)、2年目が月額3,480円(税抜き)、3年目以降が月額2,230円(税抜き)となります。
一括払いの場合29,980円(税抜き)、分割払いでは月々1,349円(税込み)×24回+分割手数料になります。
NTTドコモやau、ソフトバンクなどの大手携帯電話会社(MNO)ではMNPなどの特別割引を除くと端末代金を含めた場合どうしても月額5,000~6,000円前後にはなってしまうことを考えると、端末代金も含めて月額平均3,000円以下で利用できる点は特筆に値する安さです。
また楽天モバイルでは楽天スーパーポイントを月額料金などに充当できるサービスも2016年8月請求分から適用することを発表しており、楽天カードなどを利用している人ならさらに安く利用できます。端末性能にはこだわりたいがランニングコストは極力抑えたい、という層には非常にマッチした端末とプランなのではないでしょうか。
■コストパフォーマンスに特化した「ZTE BLADE E01」
ファーウェイとともに日本でも存在感を増している中国メーカー、ZTEの最新モデル「ZTE BLADE E01」もラインナップされました。HUAWEI P9とHUAWEI P9 liteはすでに販売していますが、BLADE E01は7月下旬発売予定。
ZTE BLADE E01の売りはなんといってもコストパフォーマンスの高さ。楽天モバイルの「コミコミプランS」の適用対象端末となっており、2GBのデータ通信と「5分かけ放題オプション」がセットで1年目は月額1,880円(税抜き)、2年目が月額2,980円(税抜き)、3年目以降が月額2,446円(税抜き)となります。
一括払いの場合12,800円(税抜き)、分割払いでは月々576円(税込み)×24回+分割手数料とこちらも圧倒的な安さです。
発表会でも新サービスの目玉として扱われ、登壇した楽天モバイル事業チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏も「イチパッパ!イチパッパ!」と何度も連呼するなど強くアピールしていました。
性能面は約5インチHD(1280×720ドット)IPS液晶、クアッドコアCPU、有効約800万画素カメラ、1GB RAMなどと必要十分に抑えられており、ある程度の割り切りは必要です。スマホは使ってみたいが高価な端末は使い切れそうにないといったライトユースには手軽でちょうど良い性能と料金プランではないでしょうか。
■単なる価格勝負ではない個性あふれる端末群
中国系メーカー製のスマホといえば、日本ではこれまで「安かろう悪かろう」の印象も根強く敬遠されがちでしたが、HUAWEI P9などを見る限りその印象はもはや過去のものであると言わざるを得ません。むしろ単なるカタログスペックのみの高性能ではなくダブルレンズによる高画質撮影機能の搭載など、独自の進化とオンリーワンの魅力すら持ち始めています。
価格的な魅力に加えて端末自体の魅力も備え始めた今、サービスも充実してきた楽天モバイルなどのMVNOを利用してこれらの中国系メーカー製スマホを購入してみると、新たな発見や楽しさを感じられるかもしれません。
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