スマホでもタブレットでも思いっきりゲームがしたい! |
千葉・幕張メッセにて9月15日(木)から18日(日)までの4日間、国内最大のゲームやその関連製品が出展される展示会「東京ゲームショウ 2016(TGS 2016)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)が開催されました。
東京ゲームショウは今回で節目となる20回目の開催を数え、注目のゲームや製品として新型PS4やPS4 Pro、ファイナルファンタジーXV、そして仮想空間を楽しむヴァーチャルリアリティー(VR)機器などが多数登場してきたこともあり、会場には過去最大となる27万人の来場者が訪れました。
一方で昨年まで会場を賑わせていたスマートフォン(スマホ)向けゲームの出展などは若干縮小し、ゲーム業界の流れの速さを感じさせます。そのような中でスマホやタブレット向けの面白いゲーム用周辺機器がありましたのでご紹介したいと思います。
■驚きの安定感!スマホゲームの常識が変わる!?
今回ご紹介するのは多摩電子工業が輸入・販売を行っている「GAMEVICE」シリーズです。一般的にスマホやタブレット向けのゲームパッドというとBluetooth接続のワイヤレスタイプが主流ですが、こちらのシリーズはすべて有線接続。microUSB端子やLightning端子などで直に接続することで遅延のない快適な操作が可能になります。
さらに端末を両側から挟み込む独特のデザインなのでホールド感が高く、プレイに熱くなって手元が大きく揺れても端末本体がゲームパッドから外れるといった不安も非常に少なくなっています。
スマホ用だけではなくタブレット用も用意されています。こちらはiPadシリーズ用となっており、一見すると大きすぎて使いづらそうですが、実際の使用感は驚くほどスムーズで、スマホ向け同様にしっかりとしたホールド感があるためタブレットをそのまま手に持ってゲームをするよりもずっと快適にプレイできる印象でした。
会場には日本未発売のシリーズも展示されており、Galaxy S6 edge用や12.9インチiPad Pro用などがありました。
■ホールド感の決め手は裏面にあり
この高いホールド感の理由はそれぞれの端末に最適化させた側面の溝と背面のゴム製バンドにあります。各種端子類で直接接続する関係上使える端末が限定されるのがデメリットですが、その分端末に特化させた形状に作られているためガタつきがありません。
背面には硬質ゴムを使ったバンドがあり、これで左右のゲームパッド部分をつなげているので取り付けや取り外しも簡単です。また取り外した際は自由に折り曲げられるので収納にも便利です。
■iPhone 7/7 Plusにも対応予定!
ゲームパッド部にはバッテリーが内蔵されており、スマホやタブレット用のモバイルバッテリーとしても使えます。取材日が9月15日だったため16日に発売された「iPhone 7」および「iPhone 7 Plus」への対応状況は確認できませんでしたが、本体サイズがほぼ同じであることなどからiOS 10での動作検証さえ通ればそのまま使えるのではないかとのこと。このあたりは確認が取れ次第対応していくとのお話でした。
対応するゲームタイトルは現在700以上で、ゲームパッドに付属するアプリケーション「Gamevice Live」を使用すると対応ゲームのリストなどが表示できるようになっています。
主にAmazonなどのオンラインショップでの販売となっており、いずれのモデルも参考価格は13,824円(税込)となっています。スマホやタブレットでゲームを思い切り楽しみたい人は要チェックのデバイスかもしれません。
GAMEVICE
2016-03-01
記事執筆:あるかでぃあ
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