ZTEスマホを試せるイベントをソラマチで開催!

ZTEジャパンは8日、東京・墨田区にある「東京ソラマチ」にて同社製品であるSIMフリースマートフォン(スマホ)「AXON 7」や「BLADE V8」を体験できるイベントを開催しました。

イベントではタッチ&トライ以外にも製品を体験し、SNSにその模様をシェアするとZTEロゴが印字されたオリジナル自撮り棒やスマホリングがプレゼントされる特典もありました。

今回はイベントに足を運んでみたのでその様子を写真を交えて紹介したいと思います。

【WQHD解像度の有機ELで迫力のDolbyサウンドを体験可能!金属質な曲線美が際立つ「AXON 7」】

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ドイツのデザインチームとコラボして生まれた曲線美が魅力的

AXON 7は日本では昨年10月に発売された約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)有機ELディスプレイを採用し、Snapdragon 820や4GB内蔵メモリー(RAM)を搭載したハイエンドモデルで、日本初となる「Dolby Atmos」を採用し、迫力あるHi-Fiサウンドを再生することが可能となっているZTEのフラグシップモデルです。また2つのSIMカードを用いて待受が可能な「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応します。希望小売価格は54,800円(税別、以下同)となります。

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充電端子はType-Cを採用と妥協はない

充電・通信端子には表裏両面からの挿入が可能なUSB Type-C端子を採用。比較的大容量となる3250mAhのバッテリーを搭載し、急速充電技術「Quick Chage 3.0」にも対応しています。

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Dolby Atmos対応で迫力あるサウンドを体験可能

AXON 7の展示ブースには大手オーディオ各社のオーバーヘッド型のヘッドホンが配置されており、実際にDolby品質の映像やハイレゾ音源を試聴することが可能でした。配置されていたヘッドホン機材はかなり本格的な機種ばかりでしたが、AXON 7には旭化成製のD/Aコンバーター「AK4490」を搭載されているため、外部のアンプなどを使わずともかなり機材を鳴らしきれている印象を受けました。特にサラウンド音声を再生した時の迫力が素晴らしく、本体の前面にもステレオスピーカーを搭載しているため、ヘッドホンを使わなくとも高品位な視聴体験が可能です。

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未来感さえ感じる独特なデサインには魅了される

フロントカメラにはF2.2、約800万画素センサーを、リアのメインカメラにはF1.8 、約2000万画素センサーを搭載。表面上下のスピーカー・マイク用の穴が独特でチャームポイントとなっています。全体的に金属を多用したデザインを採用しているため、手触りはひんやりとしていますが、所々にこだわりを感じるデザインとなっているので、実機をまじまじと観察してみるのも面白いかもしれません。

【デュアルカメラを搭載し、価格を抑えられたミドルレンジモデル「BLADE V8」】

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背面のデュアルカメラ周りの黒縁がある意味アクセントに

一方、BLADE V8は写真撮影後でもフォーカスの変更が可能なデュアルレンズカメラを採用したミドルレンジモデルです。背面にはメインカメラとして約1300万画素センサーを搭載し、さらに約200万画素のサブカメラが映像の奥行き情報を記録することで、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような味わいのある奥行きを表現することができます。

また指紋認証センサーを前面下部に配置し、最短0.3秒でのロック解除が可能です。BLADE V8の希望小売価格は34,800円となり、日本では今年5月に発売されました。

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1,300万画素のインカメラを搭載し自撮りにもオススメ


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特徴的なデザインとなったカメラ周り

約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶を搭載し、サイズは一般的で大きすぎもせず、小さくもないものとなっています。またCPUにはQualcomm製チップセット「Snapdragon 435」、RAMに3GB、ストレージには32GBを搭載しています。さらにAXON 7と同様に2つのSIMカードで待機が可能なDSDSに対応するほか、auの高音質通話サービス「VoLTE」にも対応します。

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約1300万画素フロントカメラ搭載のBLADE V8は自撮りに最適

さらにリアカメラだけでなく、自撮り撮影にも便利なフロントカメラにも約1300万画素のセンサを搭載。画角の異なるデュアルカメラを活かしてF1.0〜8.0までのリフォーカス機能を搭載。

撮影した後からでも写真のピントの微調整が可能です。また「マニュアル」や「パノラマ」、「美肌加工」、「スーパーナイト」、「長時間露光」、「オーバーレイ」、「タイムラプス」、「スローモーション」の合計8種の撮影モードを搭載し、様々な撮影ニーズに応えてくれます。

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イベント参加者へはプレゼントも

その他、イベントで製品を体験してTwitterなどのSNSに様子をシェアすると、ZTEロゴが印字された自撮り棒やスマホリングがプレゼントされていました。個人的には企業ロゴが印字されているノベルティーを集めるのが好きなので、こう言ったプレゼントがあるととてもお腹いっぱいになります。

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ZTEの製品を試せる機会は随時必要だろう

ソラマチでたった1日のみの開催となった同イベント。率直に言ってユーザーへの訴求には期間不足であると感じました。一方会場では、ZTEの担当者も自ら現場に出て参加者が気軽に質問ができる環境が整っていたので、SIMフリースマホを検討している初心者にとってはこれ以上ないと言った環境でした。

日本市場の需要はまだまだ限定的な上に、競争が日々加速し続けており、中々生き残りが難しい業界であると言えます。ZTEは残念ながらハイエンドであるAXONシリーズの新機種が中々出てこない印象を持っていましたが、ミドルレンジモデルであるBLADEシリーズの仕上がりも良好で、まだまだ元気があるように感じました。

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新規ユーザーとの接点が成長の鍵となるか

SIMフリースマホ市場は当然ながら新規顧客の争奪戦となっており、そう言った意味では競合他社同様ZTEジャパンも意欲的にニーズを開拓しようという意気を感じ取れました。同社はSIMフリースマホだけではなく情報通信機器やそれらの技術開発も行っているので、続報に注目していきたいところです。

ここからは完全に余談となりますが、現在、ZTEジャパンはBLADE V8の発売に合わせる形で同社Twitterアカウント( @zte_japan_ter )を通じてBLADE V8や1万円分のグルメ券が当たるキャンペーンを実施中です。タダより安いものもないので、もし気が向かれたら参加されては如何でしょうか。こちらのキャンペーンは7月18日の午前9時59分までです。



記事執筆:雪華


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