mineoファンの集い後編!フリータンク枯渇はどのようにして回避されたのか?

既報通り、ケイ・オプティコムが提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」( https://mineo.jp )は5日、都内にて第2回目となる「mineoファンの集い」を開催した。

その模様を前後編の2回に分けて紹介しているが、今回は前回の前編に続けてmineoファンの集いで語られたmineoのヒストリー後編を中心にファンの集いを紹介していく。

なお、すでに紹介したようにmineoファンの集いの第1回はmineoスタッフによるプレゼンテーションやゲストを招いてのトークセッションだったが、せっかく集まったユーザーが一緒になって楽しめる機会が少なかったことを考慮して第2回では軌道修正をした。

その結果、第2回ではmineoの歴史を個人戦・団体戦のクイズ形式にし正解者にはノベルティーをプレゼントする企画やマイネ王のコンテンツ「アイディアファーム」をその場で考える「リアルアイディアファーム」、Q&A、懇親会が行われた。前編ではmineoのスタートからCMイメージキャラクター変更あたりまでを紹介している。




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前編のCMイメージキャラクター変更などの後、2016年7月から新たにモバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏が2代目の責任者に着任。ここから上田氏が登壇し、ヒストリーを紹介した。

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上田氏が着任して早々にすでに開催が決まっていた第1回「mineoファンの集い」を東京と大阪で行われた。当初、このイベントには前任者が登壇予定だったが、急遽新任した上田氏が登壇。

そのときの様子を振り返りながら上田氏は「IIJ(インターネットイニシアティブ)の佐々木さんと堂前さんがゲストに来ていただきまして、ディスカッションをしました」と笑いを誘った。

なぜMVNO市場で競合するIIJをゲストに招いたのかについて上田氏は「MVNOには仲の良いMVNOとしゃべりたくもないMVNOがあるんですけど……」と冗談交じりに爆弾発言。そして「IIJさんは一番仲の良いMVNOでいろいろなことを相談することもある」と話した。その後、今年4月には逆にIIJが開催した「IIJmio meeting」にゲストとして呼ばれるなど交流があることを報告した。

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同じく上田氏が着任した直後の2016年7月にはNTTドコモ回線のmineo Dプランの通信速度が遅いという問題が発生。そこで回線増強をまさに爆上げして対応する。

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上田氏は「ユーザーさんは遅いとかその辺に敏感というか、非常に心配になられる。これをなんとかしてユーザーさんに安心していただきたいという思いもありまして、回線増強スケジュールを公開しようということで、他のMVNOではやっていない何月何日にどのぐらいの増強をしますということを公開するようにしました」と話す。

その意図は「今、回線が遅くても明日増強するならちょっと待ってみようかという感じで安心して使って頂けるのではないか」と明かした。

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一方、mineoの人気サービスとなった利用者みんなで余ったパケットを預けて必要な時に引き出せる「フリータンク」が各賞を受賞し、授賞式に呼ばれるようになる。

そのため、mineoでもフリータンクを宣伝するようにしたところ「フリータンクは“1GBをタダでもらえるサービス”なんだと認識され、ちょっと変な感じになっていき、このころからフリータンクの動きが怪しくなって行ったかな」と振り返った。

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そして、2017年1月13日に加入者数が50万件を突破し好調であった一方で、フリータンクが枯渇寸前となる「フリータンク枯渇未遂事件」が起こる。

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そもそも、フリータンクは余ったパケットをユーザーの善意で共有し、困ったら引き出すというもので、マイネ王のコミュニティーサービスの一環である。

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グラフは左が月初、右が月末となっており、毎月20日ごろまでパケットが増えていくが、パケットの引き出しが可能となる21日から急激にパケットが減って行き、月末になるとまた余ったパケットを入れていくという流れとなっている。

この傾向が大きく変化したのが2016年12月。パケットを引き出す量が増え、なおかつパケットを入れる量が激減したため、翌1月も同じような大量のパケットの引き出しがおこり、一時フリータンクの容量は1.4TBまで下落している。

上田氏は「我々も“1GBタダでもらえる”ような誤解を招くようなプロモーションをし過ぎたかなと反省して、助け合いの仕組みですと訴えて新たにルールを変えさせていただいた」と話す。その後、ルール変更が功を奏して、今ではフリータンクには60TB以上が貯まっている状態だという。

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また2017年2月には「mineo渋谷店」がオープン、そして秋葉原、神戸にも店舗をオープン。さらにCMキャラクターの葵わかなさんが来年3月スタートの連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢されなど、追い風が吹く。

上田氏は「(葵わかなさんを起用した理由に)将来性で選んだって書いてましたけど、その時にはまったくこのようになることは思ってなくて、この時は社内で歓喜の声が上がり、これに便乗してmineoも頑張るぞとみんなで盛り上がりました」と、その時を振り返った。

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そういったmineoの歴史を振り返りながら進められた。さらにmineoでは2017年11月18日(土)に「mineo GREEN PARTY」と題した王国イベントを渋谷で開催することを紹介。グリーンパーティーのコンセプトはmineoスタッフが「おもてなし」をするということで、是非参加して欲しいと告知を行った。

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その後行われた、クイズでは今回のヒストリーの復習を兼ねたクイズが出題され、参加者は多くのノベルティーを獲得していた。

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さらにリアルアイディアファームでは事前に取ったアンケートをもとに、意見交換が行われmineoの改善点や新サービス、ノベルティーなどが考案された。

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今回、上田氏が選んだリアルアイディアファームはチーム「サラダパン」による「王国コインと交換できる特典アイテム」をテーマとしたアイディアだった。

上田氏は「甲乙つけがたく選ぶのが難しいのですが、(判断基準として)まずは大阪の会社なので笑いがあったかどうか、そして私が会社で言っている『ホワイトボードは綺麗に書け』といった点をみました」と話し、笑いを誘った。

その中でサラダパンチームのアイディアを選んだ理由は「男性と女性で分けたのはなるほどなと思いました。僕は(なんの特典もない東急の名誉駅長)カード欲しいなと思ったんですけど、女性には響かないと言うことが分かりました。色も使って書いてあり、(プレゼンテーション時の)笑いも大阪人らしくありそういう意味で選ばせていただきました」と話す。

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続いて行われたQ&Aではさまざまな部署で働くmineoスタッフと意見交換が行われた。上田氏のテーブルでは、新しい料金プランやテレビCMで攻勢をしかける大手携帯電話会社(MNO)やそのサブブランドに対してどう思っているのかと言った質問がぶつけられていた。

その他、会場にはmineoが取り扱うスマートフォン(スマホ)の展示があり、休憩時間にはHuawei Technologies(ファーウェイ)やASUSTeK Computer(エイスース)、富士通のスタッフがそれぞれの製品について説明を行っていた。

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第2世代ライカのダブルレンズを搭載する「HUAWEI P10」


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購入しやすい価格帯のASUS「ZenFone Live」


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mineoオリジナルのグリーンがラインナップされた富士通「arrows M04」


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mineoファンの集いの最後はリアル「掲示板」と題した懇親会が行われた。上田氏による乾杯の音頭でスタートし、参加者は用意された軽食を取りながらmineoスタッフと会話を楽しんでいるようだった。

このようにmineoファンの集いははじめて参加しても楽しめるように工夫されてきているので、次回や11月に開催されるmineo GREEN PARTYに是非参加するようにしてみて欲しいところだ。

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なお、mineoでは8月31日までは紹介する人と紹介される人にそれぞれギフト券2,000円分がプレゼントされる「いきなり2倍 ! 紹介キャンペーン」を実施している。申込時にAmazon.co.jpなどでエントリーパッケージを購入すると初期手数料が千円弱になり、紹介キャンペーンと合わせれば実質無料以下となるので是非活用してみて欲しい。

紹介コード
http://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=F0U2C7X4J0


mineo(マイネオ)


記事執筆:mi2_303


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