KDDIおよび沖縄セルラー電話は28日、携帯電話サービス「au(エーユー)」における4G LTEのネットワークにおいて上り(送信時)最大112.5Mbpsの高速通信を2018年3月28日(水)までに東名阪の一部エリアで提供開始したと発表しています。

対応機種は現時点で販売中のスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ1 SOV36」および「isai V30+ LGL35」、モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05(型番:HWD36)」となっており、今後発売を予定しているau製品の一部機種でも対応していく予定とのことで、提供エリアは2018年12月までに全都道府県の一部エリアまで拡大予定です。

今回、auが導入したのは4x4 MIMOや64QAMなどを導入したLTE UL Category 13をサポートし、東名阪(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)の一部エリアで上り最大112.5Mbpsに対応したというもの。

これまでauでは4G LTEエリアでは上り最大25Mbpsでしたので、一気に送信時における最大通信速度の理論値が上がりました。なお、機種によって対応する周波数帯の都合上、利用可能エリアが異なるということです。

auではデータ通信の大容量化に伴ってデータトラヒックは年々増加しているとし、今後も4G LTEエリアのさらなる拡大や品質向上、新技術の積極的な導入によって快適なデータ通信環境を提供していくとしています。



記事執筆:memn0ck


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送信最大112.5Mbpsの提供開始 | 2018年 | KDDI株式会社
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