s写真では伝わらない、この飛び出し具合... |
前回は、FOMAカード(ドコモUIMカード)なしで何が出来るかを検証した「LYNX SH-03C」。今回は、その目玉のひとつである裸眼3Dディスプレイがどんな感じなのか、主観たっぷりに見ていきたいと思います。
1.まず、起動からして3D
スマートフォンに限らず、携帯電話の電源を入れると、パソコン同様ブートスクリーンが出てきます。SH-03Cでは、ブートスクリーンからして3D表示になっています。これは、きちんと裸眼3D機能が動作するかのチェックも兼ねているようです。その様子を動画に収めてみましたが、NTT docomoのロゴが表示された後のLYNX 3D表示がちょっと見た目が違うことがお分かり頂けると思います。
2.3Dな内蔵コンテンツもたくさんある
裸眼3D液晶を活かすためのコンテンツもプリインストールされています。アプリケーションが4種類、動画類が22種類入っており、出荷時設定では、本体をUSB端子を下にするようにして持つと、3Dメニューが出るようになっています。
3.内蔵カメラでも3D静止画が撮れます
カメラセンサーはシャープ製の960万画素CCDを採用しています。カメラアプリもシャープ独自のものを搭載しています。ただし、Android OSが持っている標準カメラアプリは完全に殺されているわけではなく、カメラ機能を起動できるアプリケーションを通して呼び出すこともできるようです。
これらのカメラアプリとは別に、3D写真を撮影するためのカメラアプリも用意されています。「3D写真撮影」を起動して、カメラアプリの指示に従ってシャッターボタンを押しながら被写体を本体を右方向にずらすと、3D写真が撮れます。ただし、横方向に構えての撮影のみ対応です。
生成されるファイル形式は、MPOとJPEG。前者は、3D静止画用のファイルフォーマットとして広く普及しており、SH-03C以外のMPOファイル対応デバイス等でも利用することができます(当然、その逆で他のMPO生成可能なデバイスで作成した3D静止画をSH-03Cで楽しむことも可)。後者はふつうのJPEG静止画です。ただし、通常のカメラアプリで撮影するよりも画質が落ちるようです。
4.どうやって3D表示にしているか?
SH-03Cの裸眼3Dは、いわゆる「視差バリア」と言われる方式を採用しています。画像は、解像度を横、または縦で半分に分割し、左目・右目用を作って貼り合わせて作ります。実際に最初に紹介した起動画面をキャプチャしたものを見てみるとその様子が分かるかと思います。
この画像をもとに、液晶のラインの奇数・偶数に左右それぞれの画像を描画していき、フィルターで左目用の画像は左目の視界に、右目用のそれは右目の視界に入るように光を飛ばして、結果として立体的に見える、という寸法です。
このような方式故、見え方にはかなり個人差があります。設定画面で、フィルターの強度を設定することができます。
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・【3D液晶やおサイフケータイを搭載!ドコモスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」特集】 - S-MAX - ライブドアブログ
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2.3Dな内蔵コンテンツもたくさんある
裸眼3D液晶を活かすためのコンテンツもプリインストールされています。アプリケーションが4種類、動画類が22種類入っており、出荷時設定では、本体をUSB端子を下にするようにして持つと、3Dメニューが出るようになっています。
3.内蔵カメラでも3D静止画が撮れます
カメラセンサーはシャープ製の960万画素CCDを採用しています。カメラアプリもシャープ独自のものを搭載しています。ただし、Android OSが持っている標準カメラアプリは完全に殺されているわけではなく、カメラ機能を起動できるアプリケーションを通して呼び出すこともできるようです。
これらのカメラアプリとは別に、3D写真を撮影するためのカメラアプリも用意されています。「3D写真撮影」を起動して、カメラアプリの指示に従ってシャッターボタンを押しながら被写体を本体を右方向にずらすと、3D写真が撮れます。ただし、横方向に構えての撮影のみ対応です。
生成されるファイル形式は、MPOとJPEG。前者は、3D静止画用のファイルフォーマットとして広く普及しており、SH-03C以外のMPOファイル対応デバイス等でも利用することができます(当然、その逆で他のMPO生成可能なデバイスで作成した3D静止画をSH-03Cで楽しむことも可)。後者はふつうのJPEG静止画です。ただし、通常のカメラアプリで撮影するよりも画質が落ちるようです。
4.どうやって3D表示にしているか?
SH-03Cの裸眼3Dは、いわゆる「視差バリア」と言われる方式を採用しています。画像は、解像度を横、または縦で半分に分割し、左目・右目用を作って貼り合わせて作ります。実際に最初に紹介した起動画面をキャプチャしたものを見てみるとその様子が分かるかと思います。
この画像をもとに、液晶のラインの奇数・偶数に左右それぞれの画像を描画していき、フィルターで左目用の画像は左目の視界に、右目用のそれは右目の視界に入るように光を飛ばして、結果として立体的に見える、という寸法です。
このような方式故、見え方にはかなり個人差があります。設定画面で、フィルターの強度を設定することができます。
記事執筆:せう
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