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IS Paradeが文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞を受賞! |
KDDIのau向けスマートフォン「ISシリーズ」のプロモーションとして展開されているWebコンテンツ「IS Parade」は、文化庁および国立新美術館、CG-ARTS 協会による文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催する世界的なメディアコンテンツ作品の芸術祭「第14回 文化庁メディア芸術祭」における「エンターテイメント部門 大賞」を受賞しました。
文化庁メディア芸術祭実行委員会では、1日、第14回メディア芸術祭の受賞者を表彰する贈呈式を開催しました。また、受賞した作品を見たり、作品に実際に触れることができたりする展示会を2月2日(水)~13日(日)まで東京・六本木にある国立新美術館および東京ミッドタウンにて開催しています。
その模様とIS Paradeを通じたISシリーズのプロモーションの様子、ISシリーズの現状についてKDDIおよび博報堂に聞いてきましたインタビューを2回に渡って紹介したいと思います。

Webコンテンツ「IS Parade」を試したところです。パソコンからは、FLASHコンテンツとして利用できます。また、au one MarketからAndroidアプリも配信されています。
文化庁メディア芸術祭は、1997年から毎年開催しているアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において創造性溢れる作品を表彰するとともに、それらの作品の創作活動を紹介する世界的な展示会です。
今回で14回目となり、世界49カ国/地域から過去最多となる2,645作品の応募があったということです。その中で、エンターテイメント部門大賞として「IS Parade」(林 智彦/千房 けん輔/小山 智彦)が受賞しています。

4部門ごとに複数の優秀賞と1つの大賞が選考され、贈呈式にて表彰されました。

エンターテイメント部門大賞として「IS Parade」の企画・開発チームの3名がトロフィーや賞状を授与されました。

受賞した林智彦氏、千房けん輔氏、小山智彦氏の3名がそれぞれ受賞の挨拶としてスピーチを行いました。
IS Paradeは、KDDIのauスマートフォン「ISシリーズ」のプロモーションサイトとして作成された、コミュニケーション連動型Webコンテンツで、ソーシャルメディア「Twitter」と連動させ、ユーザー名やキーワードを入力すると、そのフォロワーやキーワードを発した人々のアイコンが パレードするというサービスです。
元々、ISシリーズがはじめに発表されたのが、2010年3月30日で、実際の発売が同年6月以降となっており、発表から発売までの時間がかなり開いていたため、その間にも話題性を保ちつつ、ユーザーを飽きさせないことを目的に作成されたというものとなっています。

auスマートフォンとして新しくブランディングされた「ISシリーズ」の初号機として発表および発売された「IS01」は発表から発売まで時間がかなりありました。
ただ、パレードするだけですが、ちょうど国内でTwitterのサービス自体の人気が盛り上がる時期と重なり、タイミングよく先進的な時期に発表された作品として、その後のTwitterなどのソーシャルメディアを利用したプロモーションに決定的な影響を与えたという意味で、大きな意義のある作品として大賞に選ばれたということです。
IS Paradeの成功とともに、ISシリーズも話題性を保ちつつ、その後のIS03などの人気につながったとして、KDDIでもプロモーションとして大成功した事例だということで、現在もソーシャルメディアを利用したプロモーションを「クチコミカタログ」などとして継続しています。
国立新美術館での受賞作品展も、大きなスクリーンにIS Paradeが映し出されているほか、3台のパソコンが並べられており、実際に自分のアカウントを入力して試すことも可能となっています。
IS Parade以外にも応募作品の中から選ばれた受賞作品と審査委員会推薦作品約 170点が展示されており、IS Paradeと同じエンターテイメント部門優秀賞を受賞した「iPad Magic」など、iPhoneやiPad、NDSなどのゲーム機などたくさんのスマートフォンやポータブルゲーム機を使った作品が展示されていて、楽しげですので、是非、興味がある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

国立新美術館での受賞作品展の様子です。

入口からアート部門、マンガ部門、アニメーション部門ときて、最後にエンターテイメント部門の展示が行われています。

Twitterとの連動がうまくいき、いまだに多くのアクセスがあるモンスターコンテンツになっているそうです。

IS ParadeはこのようにTwitterのアカウント名もしくはキーワードを入力すると、それを中心としてパレードが行われるというコンテンツとなっています。

ターゲットとしてはソーシャル世代というのは、プロモーションのテーマだったそうです。

コンセプトは、繋がりの楽しさを体感させ、話題化させることだったとのことで、見事につながりの連鎖が示されました。

こういったコメントによって、ISシリーズの機種やブランドに対するフィードバックも多数得られているということです。

IS Parade自体は今でもアクセスすれば、利用できるので是非興味がある人は試してみてください。

アドレスは、 http://isparade.jp/ です!次回は、インタビューを紹介したいと思います。
記事執筆:memn0ck
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