(しばらく)日本限定色(予定)の"Sakura Pink"もございます!

NTTドコモは、24日、ソニー・エリクソン製のAndroidスマートフォン「Xperia arc SO-01C」を発表しました。事前予約を3月4日から全国のドコモショップ等で受け付け、3月24日から発売予定であることも同時に発表されました。

今回、発表会において展示されている同機を体験してきたので、かんたんに写真などを使って紹介したいと思います。

SO-01Cは、1月アメリカで開催されたInternational CESに併せて発表された"Xperia arc"の日本(ドコモ)向けモデルです。カラーバリエーションは世界で発売される"Midnight Blue"と"Misty Silver"に加えて、当面の間、日本(ドコモ)限定色となる予定の"Sakura Pink"が用意されます。Sakura Pinkは、女性をターゲットにすべく追加されたようで、発表会でも同色を中心に訴求していました。


左からMidnight Blue、Sakura Pink、Misty Silver


気になるdocomoロゴと型番はリアカバーに印刷されています


外部イヤホンマイク端子は、左側面に。賛否が分かれるかもしれません...


右側面にはカメラシャッターボタン、ボリュームボタン、マイクロUSB端子


ストラップホールと通話用マイクは下部に


同機は、国内では初となる、Android 2.3(Gingerbread)を搭載したスマートフォンとして投入されることも注目です。いち早く最新OSを搭載できたのは、先代のXperia SO-01B(特にAndroid 1.6時のもの)と比べ、OSに手を加える要素を減らしたことが秘訣なのかもしれません。


自分が手に取った展示機ではAndroid 2.3.2・ビルド3.0.0.2.79になっていました


Timescapeはウィジェットとして導入されています


ディスプレイは4.2インチ・フルワイドVGA(480×854ドット)・約1677万色表示のTFT液晶を採用しています。スマートフォンではまだ少数派の"True Color"表示が可能です。ソニーの液晶テレビ"BRAVIA"とほぼ同様の画像処理を行う「モバイルBRAVIAエンジン」が利用可能で、映像をよりきれいに再生できます。マイクロHDMI端子も装備しており、液晶に出力できる映像は原則としてすべて外部出力可能です。


本体正面から見て右上(写真では左側)にマイクロHDMI端子を用意


会場ではソニーのBRAVIAで出力デモをしていました


カメラは約810万画素CMOSセンサーと、一見すると先代と変わりありませんが、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサー"Exmor R for Mobile"を採用しており、従来のセンサーより高感度・低ノイズで撮影が可能になりました。動画撮影は720p(1280×720ドット)まで対応しています。もちろん、先述のマイクロHDMI端子を介して外部出力可能です。


静止画撮影で選べる解像度


動画撮影で選べる解像度


動画撮影時などに使うマイクは裏ぶたを取ったところに


通信面では、最大14.4MbpsのHSDPA(ダウンロード)通信が可能なのが特徴です。現在、ドコモのFOMAネットワークにおけるHSDPA通信は最大7.2Mbpsとなっていますが、6月以降、準備のできた基地局から順次14.4Mbpsに対応する予定だそうです。HSUPA(アップロード)通信については、従来の最高値である最大5.7Mbpsで変わりありません。ローミングは3G(UMTS/W-CDMA)およびGSMエリアに対応しています。FMラジオも搭載しています。

文字入力システムはソニー・エリクソンオリジナルの"POBox Touch 4.0"を採用しています。予測変換に定評のある同システムでさくさくメール作成もできることでしょう。




POBox Touch 4.0を搭載。特徴的な"WERTY"キーも


記事執筆:せう


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