GALAXY S II LTE SC-3DとGALAXY S II SC-02Cガチ比較!?

NTTドコモ 2011-2012冬春モデルとして発表されたサムスン電子製「GALAXY S II LTE SC-03D」。次世代高速通信Xi、Qualcomm APQ8060 1.5GHzデュアルコアCPU、4.5インチSUPER AMO LED Plusを搭載したハイパフォーマンススマートとなっています。

発売は2011年11~12月の予定となっていますが、一足お先にテスト機を借りることが出来ましたので、まずは気になる性能を「GALAXY S II SC-02C」(Android 2.3.5にアップデート済み)とベンチマークテストで比較してみたいと思います。

新機種となるGALAXY S II LTE SC-03Dには、Qualcomm APQ8060 1.5GHz(0.192~1.512GHzで動作)、GPUはQualcomm Adreno 220(Max texture unit2、Max texture size4096、Max light8)が搭載されています。
2011年夏モデルのGALAXY S II SC-02CのCPUは、Samsung Exynos 4210 Orion Dual-core 1.2GHz(0.2~1.2GHzで動作)、GPUはARM Mail-400 MP(Max Texture Units8、Max Texture size4096、Max light8)が搭載されています。

気になるのは、1.5GHzと1.2GHzのデュアルコアCPUと、GPUの違いによるパフォーマンスの違いではないでしょうか。


それでは、早速ベンチマークテストを行ってみましょう。


IOテストでは圧倒的なパフォーマンスを示したSC-03Dですが、グラフィックスのパフォーマンスがやや悪いようです。特にDNAのらせんの様な画面では20フレーム以上の差が出ています。


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GALAXY S II LTE SC-03D

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GALAXY S II SC-02C

一般的な処理では圧倒的にSC-03Dが速く、2Dを含めるグラフィック描画ではSC-02Cの方が優れているという結果がわかりました。トータルで近いスコアになりましたが、全体的なレスポンスの良さに関係するCPUの処理能力の高さを考えるとSC-03Dの方が快適に使えるスマートフォンと言えるでしょう。

実際に使ってみるとベンチマークの処理ほど極端な速度差は感じませんので、SC-02Cも十分だと思います。なにより、3800を超えるスコアを出すスマートフォンはなかなかありませんからね。

※GALAXY S II LTE SC-03Dは評価用のテスト機のため性能など製品と異なる場合があります。数値はあくまで目安として参考にしてください。

記事執筆:mi2_303


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