デュアルコアCPU搭載「SH-01D」のベンチマーク結果は?!

いよいよ今週金曜12月2日にNTTドコモから発売となるAndroidスマートフォン「docomo with series AQUOS PHONE SH-01D」(シャープ製)。チップセットにデュアルコアCPUを内蔵したTI製「OMAP4430」を搭載しており、どれだけの性能があるのか気になるところだ。

今回は、本体のスペックの確認をしながらベンチマークをみてみよう。

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System Infomationによると、CPUは1GHzで駆動する「OMAO4430」、GPUは「PowerVR SGX 540」と表示された。PowerVR SGX 540は3Dだけではなく、動画再生支援機能も強いので、メディアプレイヤー的な使い方にも最適だ。


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それでは、早速Quadrant Standardによるベンチを行ってみる。5回計測したところ最低スコアが2220、最高スコアが2623とでた。内訳は、2220、2258、2394、2623、2470だった。平均すると2393というスコアで、シングルコアの2011年夏モデルのスコアが1200~1800台だった事を考えると、SH-01Dの速さがわかる。



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AnTuTu Benchmarkの結果は4378と出た。ちなみに同じOMAP4430を搭載する富士通製タブレット端末「Arrows Tab F-01D」のスコアは4771。SH-01Dが試作機であることとOSの違いがあるが、性能的には近いスコアとなっている。

魅力的な1280×720ドットの高精細HD液晶と、着実に2011年夏モデルよりも性能がアップているSH-01D。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線など国産端末ならではの機能も充実しており、バランスの良い端末であると感じた。


記事執筆:mi2_303


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