ちっちゃくて高機能なXperia SXは買いだ! |
既報の通り、NTTドコモは16日、今夏に発売する予定の新モデルや新しく開始するサービスなどを発表する「2012年夏モデル 新商品・新サービス発表会」を開催し、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia SX SO-05D(エクスペリア・エスエックス・エスオーゼロゴディー)」(以下、SO-05D)を8月に発売すると発表した。同発表会の展示会場にてSO-05Dを試すことができたので写真と動画で紹介する。
カラーバリエーションは「White」「Orange」「Black」「Pink」の4色展開
本体正面(左)と背面(右)
本体のサイズは約115(高さ)×54(幅)×9.4(厚さ)mm、質量は約95g。100gを切る重量は今回発表されたドコモの夏モデルの中で最も軽量。ディスプレイは約3.7インチ QHD(540×960ドット)のTFT液晶(1677万色)を搭載する。ディスプレイ解像度においても、今回発表されたモデルの中で3インチクラスのものでは最大となるQHDを採用しており、高精細なディスプレイ表示を実現している。
本体左側面(画像上)と右側面(画像下)
本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
本体向かって左側面にはmicroUSB端子を搭載。端子カバーは備えていない。右側面には電源キー、上下キーを搭載しており、本体上部には3.5mmイヤホンジャックを、下部側面にはストラップホールが配置されている。
ディスプレイ直下にハードキーは搭載されておらずSONYのロゴのみ
ハードキーは搭載せず、バック、ホーム、タスクの各ソフトウェアキーがディスプレイ下部に表示されている。ディスプレイ直下には、これまでのXPERIAシリーズでは馴染みだった「Sony Ericsson」のロゴに変わって「SONY」ロゴが配置されている。
背面のカメラ部分
背面のカメラは約810万画素のCMOSを搭載し、カメラ周辺にはカメラ用のライト、FeliCaポート、スピーカーを搭載する。内側カメラは約31万画素のCMOS。
電池パックを外したところ
春モデルとして発売された「Xperia NX SO-02D」や「Xperia acro HD SO-03D」では電池パックが外せない仕様となっていたが、SO-05Dでは従来通り電池パックを外すことができ、本体内部にはドコモ mini UIMカードスロットとmicroSDカードスロットを備える。最大32GBまでのmicroSDHCに対応する。電池パックは3.7V 1500mAh 5.6Wh、型番BA700、型名CBA-0002025のものが使われていた。
内部ストレージ(左)と端末情報(右)
ROMは8GB、RAMは1GBを搭載するが、本体メモリーと内部ストレージを合わせて空き容量は4~5GB程度となるもよう。Androidのバージョンは最新の4.0.4(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS)を採用。
docomo Palette UIのアプリ一覧画面(左)。プリインの各種メディア系アプリ(右)
Walkmanアプリでの音楽再生画面
ホームアプリはdocomo Palette UIとXperiaのホームを選択できる。多くの部分は今回NEXT seriesとして発表された「Xperia GX SO-04D」(以下、SO-04D)と似た仕様となっているため、SO-04Dをより小さくコンパクトにまとめたという印象の端末だ。
「Snapdragon S4」を搭載したQualcomm製のLTEに対応したチップセット「MSM8960」を採用し、最大周波数1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載。最大75Mbps(下り)/25Mbps(上り)の高速通信Xi(クロッシィ)に対応し、Xi対応機としては最も軽量なスマートフォンとなる。10台まで同時接続ができるテザリングにも対応する。
モバキャス(NOTTV)には対応していないものの、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信機能といった国内向け仕様をしっかりサポートし、ドコモのサービス機能にもほとんど対応している高機能なスマートフォンだ。
なお、ソニーモバイルコミュニケーションズでは、6月11日(月)~17日(日)の期間、SO-04DおよびSO-05Dをいちはやく体験できるイベントとして「Xperia タッチ&トライ イベント」を開催する。 開催場所は銀座 ソニービル8F コミュニケーションゾーン OPUS、時間は各日とも11:00~19:00、入場は無料となる。
・Xperia GX、Xperia SX タッチ&トライ イベント | ソニーモバイルコミュニケーションズ
最後にロック解除画面、ホーム、docomo Palette UIアプリ一覧、設定、ブラウザな-どの基本操作-を動画で紹介する。
S-MAX:NTTドコモの2012年夏モデル「XPERIA SX SO-05D」を試す!
■ 主なスペック
機種名 | Xperia SX SO-05D | |
発売時期 | 2012年8月 | |
サイズ(約mm) | 115×54×9.4 | |
重量(約) | 95g | |
連続通話 | 3G(約 分) | 340 |
GSM(約 分) | 320 | |
連続待受 | LTE(約 時間) | 未定 |
3G(約 時間) | 320 | |
GSM(約 時間) | 310 | |
ディスプレイ | サイズ(インチ) | 3.7 |
種類 | TFT液晶 | |
解像度 | QHD | |
発色数(色) | 1677万 | |
アウトカメラ | 8.1M | |
インカメラ | 0.3M | |
チップセット | MSM8690 | |
CPU | クロック数 | 1.5GHz |
コア数 | Dual | |
RAM | 1GB | |
ROM | 8GB | |
外部メモリー | microSDHC | |
バッテリー (容量 mAh) | 1500 | |
急速充電 | - | |
OS | Android 4.0 | |
指紋センサー | - | |
防水 | - | |
防塵 | - | |
おサイフケータイ | ◯ | |
ワンセグ | ◯ | |
GSM | ◯ | |
LTE(Xi) | ◯ | |
赤外線 | ◯ | |
GPS | ◯ | |
DLNA | ◯ | |
MHL | ◯ | |
おくだけ充電 | - | |
Bluetooth | 3.1 | |
テザリング (最大同時接続数) | ◯(10台) | |
NOTTV (連続視聴時間約 分) | - | |
SIMカード | microSIM | |
本体色 | Black White Pink Orange |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・Xperia GXおよびXperia SXを過去のXperiaシリーズと比較!NTTドコモの発表を受けた正式版 - S-MAX - ライブドアブログ
・NTTドコモ、Android 4.0 ICS搭載「Xperia SX SO-05D」を発表!Xi対応世界最軽量スマートフォンで1.5GHzデュアルコアCPUやおサイフ、ワンセグ、赤外線に対応 - S-MAX - ライブドアブログ
・XperiaがXiに対応!おサイフも搭載した美しいデザインのソニーブランドなハイエンドスマートフォン「Xperia GX SO-04D」を写真で紹介【レポート】 - S-MAX - ライブドアブログ
・Xperia acro HDとXperia NXをチェック!電池パックが外せなくなってなにが変わった?【レポート】 - S-MAX - ライブドアブログ
・NTTドコモ、2012夏モデル19機種を発表!スマホとタブレットは全機種Android 4.0 ICS搭載でLTE対応11機種含む17機種 - S-MAX - ライブドアブログ
・Xperia SX SO-05D | 製品 | NTTドコモ
・NTTドコモ
・ソニーモバイルコミュニケーションズ