世界中の人とお話しできる!?会話を翻訳しあって通話ができる新しい機能を紹介します。 |
国内最大級の携帯電話や無線技術に関連したイベント「WIRELESS JAPAN 2012(ワイヤレス ジャパン 2012)」が2012年5月30日(水)~6月1日(金)の3日間に渡って東京ビッグサイトの西3・4ホールおよび会議棟で開催されています。
今回はNTTドコモブースにおいて出展されている「通訳電話サービス」を体験してきましたので、スマートフォンによる対面翻訳の様子を交えて紹介します。
「通訳電話サービス」の概要
■通話翻訳サービスを対面翻訳モードで実際に試してみた
通訳電話サービスのアプリを立ち上げたところ
通話電話サービスは専用のアプリを利用してマイクに向かって話しかけた言葉をネットワークで送り翻訳した結果を相手に送る(対面翻訳の場合、自端末に帰ってくる)を行うことで成立する機能です。
翻訳可能言語は10言語
英語・韓国語・中国語以外は現時点では対面翻訳のみとなっているとのことです。
■中国語の人と実際に対面翻訳を試した
会話を開始する前にちょっとした説明が出ました。
まずは、筆者が「こんにちは」と話します。
翻訳された挨拶、訳のしなおしも出来ます。
レストランの予約を日本語で頼んでみます。
受けてくれるという中国語の返事が返ってきすが、無事に翻訳されています。
このようにかなり高い精度で翻訳をしてくれるようです。
ですが、特定の固有名詞や専門用語などはやはり翻訳に「ぶれ」や勘違いが発生することもあるそうです。
また、この機能は通話とパケット通信の両方を行うため、パケット定額制サービスの加入と料金コースが音声プランであることが必須であるとのことです。(結果、通話機能のないタブレット端末は不可)
尚、本機能と専用アプリは明日(2012年6月1日)から試験運用が開始され、本サービス導入になるまでは完全無料で利用できるそうです。
記事執筆:河童丸
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