Amazonが新型Kindleシリーズを発表! |
Amazonは6日(現地時間)、電子書籍端末・タブレットとして人気の「Kindleシリーズ」に新モデル2機種を追加することを発表しています。新モデルは、ディスプレイに8.9インチまたは7インチのHD解像度IPS液晶を搭載したAndroidタブレット「Kindle Fire HD」と、フロントライト付きの6インチ電子ペーパーディスプレイを搭載した電子書籍端末「Kindle Paperwhite」。
すでにアメリアなどでは予約受付を開始しており、2012年9月14日(金)以降にそれぞれ順次出荷が開始されるということで、Kindle Fire HDの7インチ(16GB)モデルが9月14日、8.9インチ(16GB)モデルが11月20日、Kindle Paperwhiteが10月1日。
価格はKindle Fire HDの7インチ(16GB)モデルが199ドル、8.9インチ(16GB)モデルが299ドル、Kindle PaperwhiteのWi-Fiモデルが119ドル、3Gモデルが179ドル。さらに、Kindle Fire HDには4G(LTE)対応モデルも用意されており、8.9インチと32GBで499ドル、通信事業者はAT&Tで特別な料金プランが用意されるということです。64GBモデルもあるとのこと。
この他、従来モデル「Kindle Fire」もより高速なCPUや大容量メモリー(RAM)を搭載したモデルが用意され、価格が159ドル、さらにエントリーモデルとして新しいフォントを搭載したり、ページ送りを15%高速化するなどのスペックアップを行い、これまでよりも10ドル安い69ドルで販売が継続されるということです。ともに出荷は9月14日。
現在のところ国内向けについての言及はないが、今後の動きに注目したいところです。Amazon.co.jpでは国内向けにもKindleシリーズを投入することを示唆していましたので、新機種投入というタイミングですし期待したいです。
■Kindle Fire HD
Kindle Fire HDは、AndroidタブレットのKindle Fireの新モデルで、HD解像度のIPS液晶ディスプレイを搭載します。ディスプレイは8.9インチと7インチの2モデルがあり、8.9インチモデルの液晶解像度はフルHDオーバーのWUXGA(1920×1200ドット)で、254dpiとなっています。7インチモデルの解像度はWXGA(1280×800ドット)。
高解像度化に合わせてCPUなどのスペックが強化されており、CPUはTI製「OMAP 4470」を搭載し、Kindle Fireが対応していなかったBluetoothやHDMI出力に対応しています。内蔵ストレージも8GBモデルは用意されず、16GBもしくは32GBモデルが用意されています。
スピーカーはタブレットとしてはじめて音響効果「Dolby Digital Plus」に対応するデュアルステレオスピーカーを搭載。無線LANは2.4GHzおよび5GHzのデュアル対応で、MIMOをサポートして高速化が行われています。
さらに、HD画素のフロントカメラが搭載され、FacebookやSkypeの専用アプリがプリインストールされており、HDビデオチャットに対応しているということです。また、Twitterも統合されています。
メール機能も強化され、Exchangeに対応したり、メール同期の高速化、信頼性向上、連絡先とカレンダー同期などに対応します。
電子書籍をどこまで読んだかを複数端末間で同期する「Whispersync for Voice」をオーディオブックとゲームにも対応させ、ゲームではクラウドセーブやアンロックの同期が可能となります。また、子供向けに使用時間制限がかけられる「Kindle FreeTime」にも対応するとのことです。
8.9インチモデルの本体は厚さ約8.8mm、質量約560g。
なお、4G(LTE)モデルのAT&Tにおける料金プランは年額49.99ドルで、月250MBまでの通信および20GBのクラウドストレージ、10ドル分のAmazon Appstoreクレジットが利用できるというもの。
■Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteはフロントライト付きの6インチ電子ペーパー(E-Ink)ディスプレイを搭載する電子書籍端末です。従来モデルに比べて解像度が212ppiに上がり、ピクセルで62%増加しており、コントラストも25%向上しています。ディスプレイは“本物の紙のように白い”とのことです。本体の厚さは約9.1mm、質量は約213g。
■KindleおよびKindle Fire
従来までのAndroidタブレットであるKindle Fireも新しいCPUを搭載し、メモリー(RAM)容量を2倍に強化しています。従来モデルから40%のパフォーマンスが向上し、バッテリー持続時間も向上したとのこと。
他にも、電子書籍端末のKindleにおいてエントリーモデルが投入され、新しいフォントを搭載するとともにページ送りを15%高速化し、これまでより10ドル安い69ドルで販売する。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・Introducing the New Kindle Paperwhite, the Most Advanced E-Reader Ever Constructed | Amazon Media Room: Press Releases
・Amazon Takes on the High-End—Introducing the New Kindle Fire HD Family | Amazon Media Room: Press Releases
Kindle Fire HDは、AndroidタブレットのKindle Fireの新モデルで、HD解像度のIPS液晶ディスプレイを搭載します。ディスプレイは8.9インチと7インチの2モデルがあり、8.9インチモデルの液晶解像度はフルHDオーバーのWUXGA(1920×1200ドット)で、254dpiとなっています。7インチモデルの解像度はWXGA(1280×800ドット)。
高解像度化に合わせてCPUなどのスペックが強化されており、CPUはTI製「OMAP 4470」を搭載し、Kindle Fireが対応していなかったBluetoothやHDMI出力に対応しています。内蔵ストレージも8GBモデルは用意されず、16GBもしくは32GBモデルが用意されています。
スピーカーはタブレットとしてはじめて音響効果「Dolby Digital Plus」に対応するデュアルステレオスピーカーを搭載。無線LANは2.4GHzおよび5GHzのデュアル対応で、MIMOをサポートして高速化が行われています。
さらに、HD画素のフロントカメラが搭載され、FacebookやSkypeの専用アプリがプリインストールされており、HDビデオチャットに対応しているということです。また、Twitterも統合されています。
メール機能も強化され、Exchangeに対応したり、メール同期の高速化、信頼性向上、連絡先とカレンダー同期などに対応します。
電子書籍をどこまで読んだかを複数端末間で同期する「Whispersync for Voice」をオーディオブックとゲームにも対応させ、ゲームではクラウドセーブやアンロックの同期が可能となります。また、子供向けに使用時間制限がかけられる「Kindle FreeTime」にも対応するとのことです。
8.9インチモデルの本体は厚さ約8.8mm、質量約560g。
なお、4G(LTE)モデルのAT&Tにおける料金プランは年額49.99ドルで、月250MBまでの通信および20GBのクラウドストレージ、10ドル分のAmazon Appstoreクレジットが利用できるというもの。
■Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteはフロントライト付きの6インチ電子ペーパー(E-Ink)ディスプレイを搭載する電子書籍端末です。従来モデルに比べて解像度が212ppiに上がり、ピクセルで62%増加しており、コントラストも25%向上しています。ディスプレイは“本物の紙のように白い”とのことです。本体の厚さは約9.1mm、質量は約213g。
■KindleおよびKindle Fire
従来までのAndroidタブレットであるKindle Fireも新しいCPUを搭載し、メモリー(RAM)容量を2倍に強化しています。従来モデルから40%のパフォーマンスが向上し、バッテリー持続時間も向上したとのこと。
他にも、電子書籍端末のKindleにおいてエントリーモデルが投入され、新しいフォントを搭載するとともにページ送りを15%高速化し、これまでより10ドル安い69ドルで販売する。
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・Introducing the New Kindle Paperwhite, the Most Advanced E-Reader Ever Constructed | Amazon Media Room: Press Releases
・Amazon Takes on the High-End—Introducing the New Kindle Fire HD Family | Amazon Media Room: Press Releases