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ハイスペックな「ARROWS X F-02E」は買いだ! |
既報の通り、NTTドコモは22日、2013年春に発売する予定の新モデル「2013年春モデル新商品・新サービス発表会」を行い、富士通製のハイスペックなスマートフォン「ARROWS X F-02E(アロウズ・エックス・エフゼロニイー)」(以下、F-02E)を2月中旬に発売することを発表した。
同発表会の展示会場においてF-02Eの展示機を試すことができたので写真と動画で紹介する。

本体正面。左がWhite、右がBlack

本体背面

本体正面に向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)

本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
本体のサイズは、約140(H)×69(W)×10.3(D)mm、質量は約157g。ディスプレイは、約5.0インチのフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶(1677万色)を搭載。Android 4.1(開発コード名:Jelly Bean )、CPUにはTegra3の1.7GHz クアッドコア、内蔵ストレージは大容量の32GB、RAMは2GBを搭載する。
本体左側面には、ボリュームキー(上下キー)、電源キーとストラップホールを備え、右側面には端子やボタン類は搭載していない。上部側面には3.5mmイヤホンジャック、カバーで閉じることができるmicroUSB端子、ワンセグ用のアンテナ、下部側面にはマイクを搭載する。

本体正面の下部

ワンセグ用アンテナを伸ばしたところ
ディスプレイ下部には、「バック(戻る)」「ホーム」「メニュー」のタッチキーを備えており、正面部分においては、物理的なハードキーは搭載しない。ワンセグ視聴用に5段ロッドのアンテナを搭載。また、モバキャス放送の「NOTTV」にも対応する。

背面のカメラ部分周辺
背面に搭載するメインカメラは、約1630万画素の裏面照射型CMOS、内側のインカメラは約130万画素のCMOSを搭載。背面カメラ周辺には、ライト、FeliCaポートに加え、富士通製のスマートフォンではお馴染みのスイッチ付き「スマート指紋センサー」を配置。
スリープ状態から指紋センサーを押し、続いて指をスライドさせて指紋認証によるロック解除が可能。指紋センサーが取り付けられている位置から片手で操作できる点もこれまで通り。

microUSBのカバーにはパッキン

リアカバーを外したところ

電池パックを外すとmicroSDカードスロットとminiUIMスロットが見える
IPX5およびIPX8等級の防水性能、IP5X等級の防塵性能に対応するため、本体上部のmicroUSB端子のカバーと背面のリアカバーにはパッキンが取り付けられており、液体などの侵入を防ぐ仕様。電池パックは、定格3.8V 2420mAh 9.2Wh、型番はF28、物品コードはAAF29293のものが使われていた。
“ARROWSはバッテリーの消耗が激しい”というイメージを持つ人も少なくないと思われるが、バッテリー容量を見ると、今回発表された春モデルにおいては、docomo with seriesとdocomo NEXT seriesを通して、「Optimus G Pro L-04E」の3000mAhに次いで2番目に多い2420mAhのバッテリーを備える。
なお、外部メモリはmicroSDXCの64GBまで、SIMカードはドコモminiUIMに対応している。

通知メニューの変更も可能

NOTTV、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなどもサポート
ディスプレイ上部の通知バーを開いたところにある通知メニューはアイコンを長押しすることであらかじめ用意されたメニューを任意で入れ替えて設定することが可能。また、赤外線通信機能や、おサイフケータイのほか、バーコードリーダーアプリ、iDアプリ、トルカアプリなどもプリインする。
富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン(HCE)」により、快適な使い心地やライフスタイルをサポートする数多くの機能やアプリを実装している。

左は内部ストレージ、右は端末情報
内部ストレージは32GBで、展示機で確認したところ、アプリやデータなどを保存するための空き容量(ユーザー領域)は23.90GBとなっていた。Androidのバージョンは4.1.2。
通信関連は、下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsの「Xi(クロッシィ)」に対応するほか、下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応。Wi-FiテザリングによるWi-Fi機器の同時接続台数は8台まで可能。
最後にブート画面から各種メニュー、NX!エコ、ブラウザ、文字入力、富士通モバイル総合辞書+など各種操作を動画で紹介する。
S-MAX:富士通製「ARROWS X F-02E」ファーストインプレッション

■主な仕様
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約140×69×10.3 |
質量(g) | 約157g |
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約620 |
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約400 |
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約420 |
連続通話時間(3G/GSM)(分) | 約520/約690 |
連続テレビ電話時間(分) | ー |
モバキャス連続視聴時間(分) | ー |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) | 約5.0インチ 1080×1920 フルHD TFT液晶 1677万色 |
サブディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数) | なし |
バッテリー容量 | 2420mAh |
内蔵ストレージ(ROM)/システムメモリー(RAM) | 32GB/2GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSD(2GB)/microSDHC(32GB)/microSDXC(64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数) | 裏面照射型CMOS 約1630万画素/約1600万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数) | CMOS 約130万画素/約120万画素 |
CPU (チップ名/クロック) | NVIDIA Tegra 3/1.7GHz クアッドコア |
OS | Android 4.1 |
「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 100Mbps /37.5Mbps |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ○ (8台) |
防水/防塵 | ○/○ (IPX5、7/IP5X) |
色 | Black White |
※今回試した展示機は発売前のバージョンであり製品版では仕様が異なる場合があります。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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