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UP by Jawboneを使ってみた!

携帯電話やスマートフォンなどが普及するに伴い、電子機器を常に身に着けているということが日常的となっている。

もちろん、これはすでに昔から腕時計などから歴史がはじまっているのだが、特に最近では、電子機器の発達からその機能が飛躍的に増している。

そのような身に付ける電子機器、いわゆる“電脳パンツ”とも言える製品に自分の生活パターンを記録する「ライフログツール」というものがある。

幅広く考えれば、昔からある歩数計などがその代表格だが、最近のライフログツールは、さらに生活をより充実したものにするためのアシスタント機能や、パソコン・スマートフォン(スマホ)などと連携し、Webサービスを通じて記録をクラウド上で管理したり、他の人の記録をソーシャルネットワークサービス(SNS)として参照しながら競ったりするといったサービスが中心となっている。

今回紹介する「UP by Jawbone」(以下、UP)もそんな最新のライフログツールとして、米国をはじめ、人気の製品なのだ。今週末の4月20日(土)に発売開始される、このUPを先行して試してみたので、その模様を紹介する。

UPの製品内容については、すでにJawbone(ジョウボーン)による説明会のレポート記事で紹介しているので、参照して欲しい。振り返ると以下のようになる。

UPで機能としては、
1)歩数計
2)睡眠時間の記録
3)食事内容の記録
4)SNSと連携して他のUPユーザのデータの参照(非公開設定も可能)
5)目覚まし設定
6)アイドルアラート機能
7)ストップウォッチ機能
8)昼寝から起こす「パワーナップ」機能
といったものとなる。

特長としては、
a)快適に装着できるフォームファクタ(リストバンド型)
b)正確なモーションセンサー
c)シングル押しボタン式インターフェイス
d)通知用振動モーターによる振動通知(運動不足アラート・スマートアラート・パワーナップ)
e)デュアルLED
f)防水設計
g)同期が簡単(3.5mmイヤホンジャックによるスマートフォンやパソコンなどとの連携)
h)iOSおよびAndroidの2大OSへの対応
i)睡眠と仮眠の管理
j)運動量を常に記録
k)食事の内容を追跡管理
l)ムードの記録
m)分析エンジン
o)10日間持続のバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)
p)USB充電
といったものとなる。


◯どのサイズや色を購入すれば良い?
また、利用するに前に購入しなければならないが、購入時のポイントとしては、サイズがS・M・Lの3種類、カラーバリエーションがOnyx(黒)・Light Gray(ライトグレー)・Blue(青)・Mint Green(緑)の4色用意されている。

色は好きなものを選べばいいと思うのだが、サイズについては、公式Webサイトに目安が記載されているのだが、英語なのでここで簡単に紹介しておく。

i)手首の周囲をメジャー(巻尺)などで測定する。
II)メジャーがない場合には、紐などで1周するところに目印をつけて定規(物差し)で測定する。

手首の周囲の長さが、14~15.5cmならSサイズ、15.5~18cmならMサイズ、18~20cmならLサイズが適しているとのことだ。

【正規代理店品】 UP by Jawbone ライフログ リストバンド ミディアム オニキス ALP-UPM-OX
【正規代理店品】 UP by Jawbone ライフログ リストバンド ミディアム オニキス ALP-UPM-OX [エレクトロニクス]



◯パッケージ開封および外観説明
さて、購入して手元に届いたらまずはパッケージを開封して、初期設定を行う必要がある。その手順を紹介しておこう。

パッケージは、今回、海外製品のものなので国内向けの製品は、若干変更がる可能性があることを記載しておく。国内向け製品も購入予定なので、異なる場合は、別途、紹介したいと思う。

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パッケージの裏面。表面はトップ画像となる


パッケージは、まず、スリーブケースから出し、「Left」(向かって右側)と記載されているタブを引っ張ると蓋が開くようになっているので、開いたらUPバンド(本体)を台座から外すだけだ。

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Leftタブを引っ張って箱を開けたところ


UPバンドには、1つのボタンと2つのLEDランプ、そしてキャップ付のイヤホンジャック(オス)というシンプルなインターフェースのみとなっている。

また、パッケージには、UPバンドのほかに、クイックスタートガイドとUSB充電ケーブルが同梱されている。

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UPバンドの外観写真



◯初期設定をしてみる
UPバンドを出したら、次に、スマートフォンにアプリをインストールする。

スマートフォン向けアプリは、iOS 5.1以上のiPhoneやiPad、iPod touchに加え、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)以降の機種に対応しているのだが、現時点では、Android向けアプリは、日本語には対応していないので、英語などで利用することになる。

アプリは「UP」などで検索するか、このページの下に記載したアプリ情報にあるリンクもしくはQRコードからダウンロードして欲しい。

アプリをインストールし、起動すると、初期設定(セットアップ)の方法が表示されるので、表示される手順通りに行えば良い。

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UP by Jawboneアプリの初回起動時


流れとしては、以下のようになる。

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UPバンドの端にある金属のボタンを押して電源を入れると、ブルっとして電源が入る


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電源ボタンの反対にあるキャップを外すと、イヤホンジャック(オス)が現れる


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イヤホンジャック(オス)をiPhoneやAndroidなど(以下、スマホ)のイヤホンジャック(メス)に刺す


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スマホに認識されたら名前とバンド名を入力する(自分の写真を設定することも可能だが、後でパソコンなどでも設定できる)。なお、iPhoneなどのスマホ側がマナーモードになっていたり、音量が小さくなっていたりするとUPを認識できないようなので注意が必要だ。


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より細かな情報(性別、身長、体重、生年月日)を入力する


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メールアドレスとパスワードを入力し、同意してアカウント作成する


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アカウントが作成されたら準備完了


チュートリアルが表示されるので、UPバンドおよびアプリの使い方を確認していく。

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UPバンドのボタンを押すと睡眠モードになるほか、UPバンドは充電時および同期時以外は外さないで利用する


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同期は、アプリを起動し、UPバンドのキャップを外してイヤホンジャックを刺すだけ。同期後にはデータが表示される


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睡眠時間および運動の目標値を設定し、スマート通知を有効にするかどうかを選ぶ


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現在地を有効にするかどうかを選択するとチュートリアルが表示される



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UPバンドは、ボタン1つとLEDランプ2つ、イヤホンジャックという非常にシンプルなインターフェースで、アプリをインストールしてから初期設定を行うということがわかれば、初期設定も親切に説明されているので、わかりやすいだろう。

ただし、iPhone以外でもAndroidでも初期設定をしてみたが、こちらは英語なので、少し英語がわかるならばそれほど苦なく初期設定できると思われたが、英語が少しでも嫌だという人は、基本的にiOS向けアプリと手順や表示される画面が同じなので、上記手順を見ながらでもいいので、実施すると大丈夫なのではないかと思われる。

なにより、他の製品では、Bluetoothによるワイヤレス接続を利用して連携するものもあるが、それと比べるとイヤホンジャックに刺すだけという非常にわかりやすいインターフェースなのは、初心者・初級者には敷居が低く、利用障壁が低く感じられた。

イヤホンジャックで通信というと、昔の「みなし通信」を思い出すくらいの年齢の人にも懐かしいという意味では、好感が持てるのではないだろうか。

今回は、ライフログツールとして注目されているUP by Jawboneについて、どのサイズなどを購入すれば良いのか、そして、パッケージの開封と初期設定について紹介した。次回は、実際に利用してみた使用感などについて紹介する予定だ。

記事執筆:S-MAX編集部


[Image] QRコードアプリ名:UP by Jawbone
価格:無料
カテゴリ:アプリケーション > 健康&フィットネス
開発者:Jawbone
バージョン:1.0.19
ANDROID 要件:4.0 以上
Google Play Store:http://market.android.com/details?id=Jawbone

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[Image] QRコードアプリ名:UP by Jawbone
価格:無料
カテゴリ:ヘルスケア/フィットネス
開発者:Jawbone
バージョン:2.4
言語:日本語, 中国, オランダ, 英語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, 韓国語, ポルトガル語, ロシア語, スペイン語
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 5.0 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id461125277?mt=8

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