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iPhone 5をiOS 7にアップデート! |
米国時間9月18日(日本時間9月19日未明)に配信を開始されたApple(アップル)の新しいスマートフォンやタブレット向けプラットフォーム「iOS 7」は、フラットデザインと呼ばれる新しいデザイン&ユーザーインターフェース(UI)が採用されているのが大きな特徴です。
対象機種は、iPhone 4以降やiPad 2以降、iPad mini、iPod touch(第5世代)となっており、これらの機種なら明日9月20日発売の新機種「iPhone 5s」や「iPhone 5c」よりもいち早く新しいOSを体験することができます。
筆者も所有しているauの「iPhone 5」を早速アップデートしてみましたので、ファーストインプレッションをお送りいたします。
◯アップデートを適用しよう!
それでは、まずは、アップデートの手順を簡単に紹介します。
「設定」→「一般」→「ソフトウエアアップデート」から、ソフトウェアアップデートの確認をします。更新が見つかると「ダウンロードとインストール」のボタンが有効になります。
なお、Wi-Fi(無線LAN)が必須となりますので、Wi-Fiをオンにしないとボタンが有効になりませんので、事前にご確認ください。その他、本体のストレージ容量の空きが2.9GB以上ないとアップデートできないので、その場合はバックアップなどをして空き容量を増やしてアップデートしましょう。
規約が表示されますので、規約に同意します。
規約に同意するとアップデートに進むことができます。電源に接続されていない場合、アラートが出ます。
アップデート中に充電が切れてしまうとアップデートに失敗してしまうこともありますので、充電できる環境であれば、充電ケーブルを繋いでから「続ける」をタップしましょう。
アップデートが終わると、真っ白の画面が起動します。これまでは濃いグレーベースのアクティベート画面だったので、印象がガラリと変わったのが分かります。位置情報サービスのオンオフを選びます。
次に、iCloudのログイン画面になります。ログインすると、iPhoneを探すの設定へと続きます。ここまで設定が終わるとiPhoneを利用できるようになります。
それでは早速iOS 7を使ってみましょう。
◯iOS 7で変わったところをチェック!
<ホーム画面>
まずはホーム画面を見てみましょう。

左:iOS 6/右:iOS 7
壁紙は変えていないのですが、右のiOS 7では壁紙が拡大表示されているのがわかります。これは、OSの仕様変更のためiPhone5の壁紙サイズが1136×640から1392×744ピクセルに変更になったためとのことです。
アイコンのデザインがフラットデザインになり、縁が無いボタンになったことで白っぽい背景だと見づらく感じました。濃いめの壁紙をおすすめします。
左上のアンテナピクトが●に変更されていて、初め見たときは違和感がありました。
丸の数でアンテナ強度がわかるので、慣れると見やすいのかもしれませんが、筆者は前の方が好きです。
フォルダの表示も変更がありました。iOS 6ではホーム画面にポップアップのようにフォルダが展開しましたが、iOS 7ではフォルダを開いた画面として別画面になります。
3×3の9個のアイコンが表示され、左右にスワイプすることで画面を切り換えることができます。フォルダ以外の部分をタップすると元のホーム画面表示に戻ります。
せっかく一画面に表示するのだから、9個より多いアイコンを表示してくれればいいのにな、と感じました。
<通知センター>
次に、通知センターを見ていきましょう。
比較してみると、iOS 6にあったものが無くなっているのがわかります。1つは週間天気表示、もう1つはTwitterとFacebook投稿ボタンです。
iOS 7は、通知パネルは3つのタブから構成されていて、従来の表示にあたる「すべて」に加え、今日の予定と天気をチェックする「今日」と、未読を確認する「未確認」があります。
天気は「今日」のタブに表示されており、タップすると詳細を確認することができます。天気アプリも表示が変わっています。
黒ベースの従来の表示と比べると、さわやかな表示になっています。文字は若干読みづらい印象を受けました。
SNS投稿は結構使っていた機能だけに、無くなったのは残念でした。
<マルチタスク>
マルチタスクについても大きな変更がありました。
iOS 6では、ホームボタンダブルタップで起動中のタスクが下部に表示されました。
タスクを終了するにはアイコンを長押しして「-」マークを表示して、「-」をタップすることで終了できました。
タスク画面を右にスワイプすると音楽の再生、画面回転をコントロールするボタンが表示されていました。
iOS 7では、ホームボタンをダブルタップするとタスク画面が一画面に起動します。アプリのアイコンと画面のサムネイルが表示されており、アプリを終了する場合はサムネイルを上にスワイプします。アイコンを長押ししても終了できませんので、最初は戸惑うポイントではないでしょうか。
各種機能の操作ボタンは、新しくできたコントロールセンターに集約されています。画面を下から上にスワイプするとコントロールセンターを表示することができます。
設定によっては、ロック画面でも起動することも可能ですが、紛失の際に第三者に機内モードにされてしまう恐れがあるので注意が必要です。
iPhoneユーザー待望のWi-FiやBluetoothなどの切替スイッチができました。これだけでもOSアップデートの価値はあったかな、とAndroidも愛用している筆者は実感しています。
懐中電灯やタイマー、電卓、カメラといったすぐに起動したいアプリのボタンもありますので、とても便利と感じました。自分の好きなアプリを割り当てられればもっと嬉しいと思います。
<検索>
筆者が所見で使い方がわからなくて戸惑ったポイントがiPhoneの検索機能です。
iOS 6までの機種であれば、ホームボタン短押しするか画面右スワイプで検索画面を表示することができました。
でも、ホームボタンをタップしても、画面をスワイプしても、目当ての画面が表示されないのです。
これについては、Twitterで親切な人が、画面を下にスワイプすることを教えてくれました。
しかしながら、このiPhoneの検索窓で検索できるのは、iPhoneに保存されたデータだけのようでした。
これまで対応していたWeb検索とWikipedia検索は省かれており、音声コンシュルジュ機能「Siri」の機能に追加されているようです。
Webで検索する場合、Siriで音声検索するか、Webブラウザー「Safari」などのブラウザを起動して検索することになるようです。
なお、SafariはGoogle検索に対応していますが、Siriの検索エンジンはBingに変更されています。Googleにこだわりのある人は、Google Searchなどのアプリをインストールするといいかもしれませんね。
今回はファーストインプレッションということで、限られた機能について紹介してきましたが、iOS 7はこれまでのOSとかなり変わったなという印象を受けました。
新機能以外の部分でも基本操作の方法が変わっている部分もありますので、これまでiPhoneを愛用してきたユーザーも戸惑うかもしれません。
できなくなったこと、慣れているUIが変わったことで不便に感じることもあるかもしれませんが、新しい体験をさせてくれるOSだと感じています。新しいOSで何ができるかを知って上手に楽しんでいきたいですね。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
それでは、まずは、アップデートの手順を簡単に紹介します。
「設定」→「一般」→「ソフトウエアアップデート」から、ソフトウェアアップデートの確認をします。更新が見つかると「ダウンロードとインストール」のボタンが有効になります。
なお、Wi-Fi(無線LAN)が必須となりますので、Wi-Fiをオンにしないとボタンが有効になりませんので、事前にご確認ください。その他、本体のストレージ容量の空きが2.9GB以上ないとアップデートできないので、その場合はバックアップなどをして空き容量を増やしてアップデートしましょう。
規約が表示されますので、規約に同意します。
規約に同意するとアップデートに進むことができます。電源に接続されていない場合、アラートが出ます。
アップデート中に充電が切れてしまうとアップデートに失敗してしまうこともありますので、充電できる環境であれば、充電ケーブルを繋いでから「続ける」をタップしましょう。
アップデートが終わると、真っ白の画面が起動します。これまでは濃いグレーベースのアクティベート画面だったので、印象がガラリと変わったのが分かります。位置情報サービスのオンオフを選びます。
次に、iCloudのログイン画面になります。ログインすると、iPhoneを探すの設定へと続きます。ここまで設定が終わるとiPhoneを利用できるようになります。
それでは早速iOS 7を使ってみましょう。
◯iOS 7で変わったところをチェック!
<ホーム画面>
まずはホーム画面を見てみましょう。

左:iOS 6/右:iOS 7
壁紙は変えていないのですが、右のiOS 7では壁紙が拡大表示されているのがわかります。これは、OSの仕様変更のためiPhone5の壁紙サイズが1136×640から1392×744ピクセルに変更になったためとのことです。
アイコンのデザインがフラットデザインになり、縁が無いボタンになったことで白っぽい背景だと見づらく感じました。濃いめの壁紙をおすすめします。
左上のアンテナピクトが●に変更されていて、初め見たときは違和感がありました。
丸の数でアンテナ強度がわかるので、慣れると見やすいのかもしれませんが、筆者は前の方が好きです。
フォルダの表示も変更がありました。iOS 6ではホーム画面にポップアップのようにフォルダが展開しましたが、iOS 7ではフォルダを開いた画面として別画面になります。
3×3の9個のアイコンが表示され、左右にスワイプすることで画面を切り換えることができます。フォルダ以外の部分をタップすると元のホーム画面表示に戻ります。
せっかく一画面に表示するのだから、9個より多いアイコンを表示してくれればいいのにな、と感じました。
<通知センター>
次に、通知センターを見ていきましょう。
比較してみると、iOS 6にあったものが無くなっているのがわかります。1つは週間天気表示、もう1つはTwitterとFacebook投稿ボタンです。
iOS 7は、通知パネルは3つのタブから構成されていて、従来の表示にあたる「すべて」に加え、今日の予定と天気をチェックする「今日」と、未読を確認する「未確認」があります。
天気は「今日」のタブに表示されており、タップすると詳細を確認することができます。天気アプリも表示が変わっています。
黒ベースの従来の表示と比べると、さわやかな表示になっています。文字は若干読みづらい印象を受けました。
SNS投稿は結構使っていた機能だけに、無くなったのは残念でした。
<マルチタスク>
マルチタスクについても大きな変更がありました。
iOS 6では、ホームボタンダブルタップで起動中のタスクが下部に表示されました。
タスクを終了するにはアイコンを長押しして「-」マークを表示して、「-」をタップすることで終了できました。
タスク画面を右にスワイプすると音楽の再生、画面回転をコントロールするボタンが表示されていました。
iOS 7では、ホームボタンをダブルタップするとタスク画面が一画面に起動します。アプリのアイコンと画面のサムネイルが表示されており、アプリを終了する場合はサムネイルを上にスワイプします。アイコンを長押ししても終了できませんので、最初は戸惑うポイントではないでしょうか。
各種機能の操作ボタンは、新しくできたコントロールセンターに集約されています。画面を下から上にスワイプするとコントロールセンターを表示することができます。
設定によっては、ロック画面でも起動することも可能ですが、紛失の際に第三者に機内モードにされてしまう恐れがあるので注意が必要です。
iPhoneユーザー待望のWi-FiやBluetoothなどの切替スイッチができました。これだけでもOSアップデートの価値はあったかな、とAndroidも愛用している筆者は実感しています。
懐中電灯やタイマー、電卓、カメラといったすぐに起動したいアプリのボタンもありますので、とても便利と感じました。自分の好きなアプリを割り当てられればもっと嬉しいと思います。
<検索>
筆者が所見で使い方がわからなくて戸惑ったポイントがiPhoneの検索機能です。
iOS 6までの機種であれば、ホームボタン短押しするか画面右スワイプで検索画面を表示することができました。
でも、ホームボタンをタップしても、画面をスワイプしても、目当ての画面が表示されないのです。
これについては、Twitterで親切な人が、画面を下にスワイプすることを教えてくれました。
しかしながら、このiPhoneの検索窓で検索できるのは、iPhoneに保存されたデータだけのようでした。
これまで対応していたWeb検索とWikipedia検索は省かれており、音声コンシュルジュ機能「Siri」の機能に追加されているようです。
Webで検索する場合、Siriで音声検索するか、Webブラウザー「Safari」などのブラウザを起動して検索することになるようです。
なお、SafariはGoogle検索に対応していますが、Siriの検索エンジンはBingに変更されています。Googleにこだわりのある人は、Google Searchなどのアプリをインストールするといいかもしれませんね。
今回はファーストインプレッションということで、限られた機能について紹介してきましたが、iOS 7はこれまでのOSとかなり変わったなという印象を受けました。
新機能以外の部分でも基本操作の方法が変わっている部分もありますので、これまでiPhoneを愛用してきたユーザーも戸惑うかもしれません。
できなくなったこと、慣れているUIが変わったことで不便に感じることもあるかもしれませんが、新しい体験をさせてくれるOSだと感じています。新しいOSで何ができるかを知って上手に楽しんでいきたいですね。
記事執筆:ちえ
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
私はi Phone4ですが、導入しました。
そこで、今度のはスリープから復帰すると「こんにちは」なんていうのが出るようになったのか、と思ってたら、最初だけとは。
ケチをつけるわけではありませんが、これだけでこのメーカー「アップル」の客に対する姿勢が垣間見えたように思います。
それから、色々と変更された部分が多いし、電話でサポートを受けましたが、彼らも我々同様、人に理解させるほどにはこの度のアップデートに関しては理解出来ていない、と思いました。
こういうものを公開するのであれば、まずは「電話オペレータ」の再教育などして、質問にはきちんと答えられるだけの知識が必要でしょうね。
こんな事を続けていれば、客は逃げるでしょうな。