NTTドコモがGALAXY Note 3 SC-01Fを先行展示!

NTTドコモは1日、千葉・幕張メッセにて開幕したエレクトロニクス関連イベント「CEATEC JAPAN 2013」において今月以降に正式発表する予定の「2013-2014冬春モデル」を一部先行展示しており、サムスン電子製スマートフォン「GALAXY Note 3 SC-01F」(以下、SC-01F)および腕時計型スマートデバイス「GALAXY Gear」を披露しています。

SC-01FおよびGALAXY Gearは、今年9月に独・ベルリンにて発表されたグローバルモデル「GALAXY Note 3」のドコモ向け製品で、おサイフケータイ(FelicaおよびNFC)などの国内向けサービスに対応させています。

本記事では、このSC-01Fを展示会場にてタッチ&トライしてきましたので、写真で紹介したいと思います。なお、詳細な仕様については来週10月10日(木)12時から行われる「2013-2014冬春モデル発表会」に公開される見込みです。

SC-01Fの外観は、GALAXY Note 3のグローバルモデルとほぼ同じで、NTTドコモ向けのロゴのプリントがなされています。背面のレザー風の仕上げと薄くなったことで手にした時の感触は、前モデル「GALAXY Note II SC-02E」よりさらに良くなっていると感じました。細かいラインの入った側面のシルバー部分は好みが分かれそうです。

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5.7インチフルHD(1080×1920ドット)ディスプレイ搭載


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背面はレザー風の仕上げ。特徴的な周囲を囲むステッチ風の仕上げ


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リアカバー部分の盛り上がりが少なく板のような薄いデザインとなった


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下部にはUSB端子とSペン収納用のスロットがある。USB端子は特殊な形状をしており、新たなデバイスの接続が可能であるようだ。


カラーに関してはホワイトとブラックのみとのことでした。海外では女性にも人気がある機種であるとのことでしたが、日本向けにはピンクがない点が残念です。

GALAXY Noteシリーズと言えば、大画面と「Sペン」を使った操作が特徴です。Sペンは四角に近い形となりました。このSペンを使った新しい操作として「エアコマンド」が搭載されています。
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Sペンは三角から四角へ形状が変更となった


エアコマンドはSペンを画面に浮かした状態でSペンのボタンを押すと扇状にメニューが表示されます。アクションメモやSファインダーなどの機能を直接呼び出すことがます。
07Sペンを浮かした状態で使用するエアコマンド


アクションメモは手書きしたメモから、電話を掛けたりアドレス帳に登録したり地図検索ができる機能です。

これまでアドレス登録は、アドレス帳などのアプリを選んで新規登録など機能を呼び出してそれから入力という手順を踏んでいましたが、登録したいデータ(手書きした文字)を「どうする」という直感的でシンプルな使い方ができます。
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アクションメモでは、手書きでメモを取ってから、アクションを選ぶことができる


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連絡先に簡単に登録できる。文字認識も正確だ


ペンウィンドウは小さいウィンドウでアプリを開くもので、電卓・時計・YouTube・ブラウザ・LINEなどを複数起動することができました。
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ペンウィンドウは、四角を描くジェスチャーでアプリを呼び出す


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電卓を呼び出したところ。複数のアプリを同時に起動できる



マルチウィンドウも強化されています。これまで同じアプリを2つ同時に起動することができませんでしたが、SC-01Fからかのとなりました。例えばLINEを同時に起動して2つの会話を楽しむことができます。

また、ウィンドウ間のドラッグ&ドロップも可能となり、メール作成画面にギャラリーから写真をドラッグ&ドロップするとファイルが添付されるなど直感操作が可能となっていました。
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LINEを二つ起動して別々の会話を楽しむことができる


その他、腕時計型のスマートデバイスのGALAXY Gearが実機展示されています。SC-01FとBluetooth接続することで、メールの確認や着信・通話を可能とするものです。LINEのメッセージの表示にも対応しています。
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側面のボタンとタッチで操作する


特徴的な機能としては、ベルト部分に搭載されたカメラで撮影が可能で、撮影したデータをSC-01Fに転送したり、GALAXY Gearに蓄積することも可能であるとのこと。カメラの起動は画面を上から下へスワイプすることで起動し、画面をタッチして撮影と操作はシンプルなものとなっています。
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ベルト部分にはカメラが搭載されている


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GALAXY Gearのディスプレイにカメラの様子が表示され、タッチで撮影できる


GALAXY Gearは参考出品のため、販売方法などは今のところ未定とのことでした。

記事執筆:mi2_303


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