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NTTドコモが「ARROWS NX F-01F」を発表! |
NTTドコモは10日、今冬および来春に発売・開始するの新モデルや新サービスを披露する「2013-2014冬春モデル新商品発表会」を開催し、5インチフルHD(1080×1920ドット)WhiteMagic液晶や2.2GHzクアッドコアCPU、2GBメモリーなどを搭載したハイスペックなAndroid 4.2(開発コード名:Jelly Bean)採用スマートフォン「ARROWS NX F-01F」(富士通製)を発表しています。2013年10月24日に発売開始予定で、本日10月10日(木)正午12時から事前予約が開始されます。
ARROWS NX F-01Fは、NTTドコモ向けの富士通製ハイエンドスマートフォン「ARROWS NX F-06E」(以下、F-06E)の後継機種で、同じく富士通が開発している「らくらくスマートフォンシリーズ」でも採用された省電力フルHD「WhiteMagic」液晶をディスプレイに搭載。さらに、3200mAhの大容量バッテリー搭載により、3日間充電無しで使えることが売りとなっています。
F-06Eと同様にフルセグ(地上デジタル放送、地デジ)の視聴にも対応。富士通ならではの指紋センサーも搭載したハイスペックで便利なスマートフォンとなっています。

ARROWS NX F-01Fは「ストレスフリーな使い心地がうれしい。WhiteMagic搭載3日持ちスマホ」と銘打たれ、バッテリー持ちの良さを前面に打ち出したスマートフォンです。
カラーバリエーションは、White(ホワイト)およびBlue Black(ブルーブラック)、Magenta(マゼンタ)の3色が用意されています。
特長は「3日持ちスマホ」と銘打たれたバッテリー持ちの良さ。WhiteMagic液晶ディスプレイは省エネ性能が高く、消費電力を最大50%減少させました。さらに大容量3200mAhバッテリー(取り外し不可)を搭載し、3日間充電無しで使えるようになったとのこと。
5インチフルHD(1080×1920ドット)WhiteMagic液晶は屋内でも屋外でも明るく見られるスマートフォン最高輝度を誇り、直射日光下でもメールの文章のみならず静止画や動画もクリアに見られることができます。
また「インテリカラー」により、直射日光や蛍光灯など周囲の光の違いによって画面を自然な色味に自動調整します。また高画質化エンジン「Xevic」で質感や色を忠実に再現し、静止画も動画も綺麗に見ることができます。
富士通ならではの指紋センサーは丸い形状に変更され、色もボディカラーと合ったものになり、スタイリッシュになりました。「新スイッチ式指紋センサー」により、指紋認証の起動がより高速になり、使いやすくなっています。
F-06Eに引き続きフルセグの視聴には対応していますが、録画は非対応です。その他、ワンセグやNOTTVにも対応していますが、これらテレビ機能のアンテナは外付けとなっています。
その他の日本向け機能ですが、おサイフケータイ(FeliCaおよびNFC)、赤外線通信は対応。防水仕様でIPX5およびIPX7相当ですが、防塵は非対応です。また、おくだけ充電は非対応です。
カメラ機能は、明るさと速さに優れた有効1300万画素裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」と画質処理エンジン「GRANVU」を採用し、高感度・低ノイズを実現し、夜景なども美しく撮れるとのこと。「インテリジェントオートフォーカス」採用でオートフォーカス速度も向上しています。操作パネルもシンプルで分かりやすいユーザーインターフェース(UI)になっています。
チップセットは、Qualcomm製「MSM8974(Snapdragon 800)」に強化され、2.2GHz駆動クアッドコアCPU(Krait 400)を搭載。通信機能は、LTEが800MHz(Band 19)および1.5GHz(Band 21)、1.7GHz(Band 3)、2GHz(Bank 1)のクアッドバンド対応で、UE Category 4にも対応したことで1.7GHz帯における20MHz幅のエリアでは下り最大150Mbpsでデータ通信が利用できるようになっています。
また、3G(W-CDMA/HSPA+)は、FOMAハイスピードで下り最大14Mbpsおよび上り最大5.7Mbpsで、対応周波数帯は、新800MHz(Band 19)および800MHz(Band 6)、2GHz(Band 1)に対応し、1.7GHz(Band 9)には非対応です。この他、海外ではGSM/GPRS/EDGEも利用可能です。
他に、2.4GHzおよび5.xGHzのデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.0に対応。テザリング(Wi-FiおよびUSB)やDLNA・DTCP・DTCP+にも対応しています。
内蔵メモリー(RAM)は2GB、内蔵ストレージはF-06Eでは64GBでしたが、ARROWS NX F-01Fは32GBに減っています。外部ストレージは最大64GBまでのmicroSDXCカードに対応しています。
サイズは、大きさが約140×70×10.0mm、質量が約150gです。ラウンドフォルムで持ちやすくなっています。
ユーザーインターフェース(UI)では、従来までの「docomo PALLET UI」から今冬に変更された新しい「docomo LIVE UX」を搭載しています。10月24日に開始される新しい@docomo.ne.jpのケータイメールが利用できるクラウド型メールサービス「ドコモメール」やドコモクラウド設定などをはじめ、エリアメールやWORLD WINGなど多くのサービスに対応しています。なお、docomo ID設定については、発売後の2013年11月以降に順次提供予定のソフトウェアアップデートにより対応予定となっています。
NTTドコモでは、ARROWS NX F-01Fを最先端フラグシップ機を好む高リテラシー層・電池持ちを重視する層に訴求するスマホとして20~30代男女がターゲットだとしています。
バッテリー持ちが大きく向上し、WhiteMagic液晶搭載により美しい画質を楽しめるようになった新生ARROWS NX。フルセグや動画を高画質でたくさん見たい人にはオススメのスマホと言えるでしょう。
◯主な仕様
機種 | ARROWS NX F-01F |
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約140×70×10.0 |
質量(g) | 約150 |
LTE連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 約670 |
3G連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 約850 |
GSM連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 約670 |
連続通話時間 (3G/GSM)(分) | 約780/約780 |
実使用時間(時間)※1 | 未定 |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦通称]、種類、発色数) | 約5.0インチ 1080×1920 フルHD TFT液晶(WhiteMagic) 1677万色 |
バッテリー容量 | 3200mAh |
ROM/RAM | 32GB/2GB |
外部メモリ (最大対応容量) | microSD (2GB) microSDHC (32GB) microSDXC (64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約1310万画素/約1300万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約130万画素/約120万画素 |
CPU (チップ名/クロック) | MSM8974 (2.2GHzクアッドコア) |
OS | Android 4.2 |
「Xi」(クロッシィ) (LTE) | 150Mbps/50Mbps |
LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz) | (○/○/○/○) |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (11a/b/g/n/ac※2) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ○ (○/○/○/○/○) (10台) |
GPS/オートGPS(◎は海外対応) | ◎/○ |
赤外線通信 | ○ |
Bluetooth | ○(4.0) |
ワンセグ/フルセグ(◎は録画対応) | ◎/○※3 |
防水/防塵 | ○/― (IPX5、8/―) |
おくだけ充電 | ― |
色 | White Blue Black Magenta |
製造メーカー | 富士通 |
※2 IEEE802.11acドラフト版に対応。
※3 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
記事執筆:こば
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