持ち歩きOKなAndroidシアター初登場! |
東京ビッグサイトにて10月9日(水)から11日(金)まで情報通信技術やそれに関するビジネスに関する総合展示会「ITpro EXPO 2013」(日経BP主催)が開催されました。
なお、共催イベントとして、Cloud Days Tokyo 2013秋、ビッグデータ EXPO 2013秋、スマートフォン&タブレット2013秋、Security 2013、モバイル&ソーシャルEXPO2013 同時開催イベント:eドキュメントJAPAN 2013が併設。
今回の記事では、ITS Labブースにて展示されていた最大光量80ルーメンというプロジェクター搭載のAndroidタブレット「PEACOCK PROJECTOR」を紹介します。
PEACOCK PROJECTORは、ITS Labが製造・販売を予定しているAndroidタブレットで、最大の特徴として「最大光量80ルーメン」という大出力のプロジェクターを搭載しています。発売は2013年12月中旬で、価格は59,800円を予定しているということです。
PEACOCK PROJECTOR
今回、生産前のお試しモデルを実際に触ることができましたので紹介したします。ただし、今回展示されていた試作品は、生産前の手作業にて組み立てられたもので実際の製品ではもっときちんとしたものなるとのことです。
○写真で外観とAndroidのバージョンをチェック!
本体正面
本体裏面
本体正面には、7.9インチのタッチパネルディスプレイと約200万画素インカメラ、ジェスチャー操作用のセンサーが搭載されています。裏面には、約500万画素アウトカメラと本機を置いたとき用のゴム足があります。
天面
底面
天面には、プロジェクターの出力用レンズおよびプロジェクター用ピント調整用スイッチ、2W+2Wのステレオスピーカーが配置されています。底面には、左からマイクおよびmicroUSB端子、microSDスロット、microHDMI入力端子、クレイドル接続時の充電用接点があります。底面から伸びているケーブルは、試作品用の電源供給ケーブルで実際の製品ではなくなっているそうです。
右側面
左側面
右側面にボタン類はありません。左側面側には、左からスライド式プロジェクタースイッチおよび3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、音量ボタンとなっています。側面からの図を見てわかる通り、プロジェクターと大出力スピーカーを搭載している関係上天面側の厚みが大きく増しています。
本体サイズとしては、高さ104.91mm(最短部139.51mm)×横幅204.96mm(最短部203.78mm)×厚さ18mm(天面部の厚さ、最薄部は10mm)で、本体重量は487gとなっています。
CPUにはALL WINNER製1.2Ghzクアッドコアを採用し、動作メモリは1GB。本体ストレージメモリは16GBで、外部メモリカードは64GBまでのmicroSDXCカードに対応しています。通信まわりとしては、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)とBluetooth 4.0対応しています。
ディスプレイサイズは上述通り、7.9インチの静電式タッチパネルで、画面解像度はXGA(768×1024ドット)となっています。なお、プロジェクター出力時の解像度はフルワイドVGA(480×854ドット)となります。
OSにはAndroid 4.2(開発コード名:Jelly Bean)を搭載し、Miracast(無線映像伝送)にも対応します。バッテリーは6000mAhでフル充電から約3時間(プロジェクター出力時)動作します。
Androidのバージョンは4.2.2であることを確認
ちなみに、本体は放熱性の高い金属製のボディとなっておりプロジェクターモード時は熱いとまではいかないものの、かなり本体が温かくなります。これは高出力のプロジェクターは非常に高温を発するものであるにもかかわらず、ファンレスを実現できた理由となっています。
○ここが凄いぞ!PEACOCK PROJECTOR
プロジェクターを搭載したAndroidというだけでもかなりの変わり種端末ではあるのですが、本機はさまざまな長所をもっていたりします。
・HDMI入力対応
HDMI端子は入力端子対応をしており、本機にDVDなどのビデオプレイヤーや据え置き用ゲーム機などを接続して画面をプロジェクター出力することが可能です。これで、大画面での観賞会やゲーム大会を開くのにも最適です。
・2W+2Wの大出力スピーカー
タブレット端末としては、まだ見かけることのない2W+2Wの高出力ステレオスピーカーを搭載しています。高出力対応によって音割れがしにくいものとなるので、音楽鑑賞にもいいかもしれません。
・ジェスチャーセンサー
本体正面のディスプレイの両方端にあるこのセンサーは、本機を実際にプレゼンなどに使う場面を想定して搭載されたもので、画像のスライド変更などの動作を本機に触れることなく可能にしています。これは、いちいち本機に触って操作して画面がブレるのを防ぐためとのこと。
○実は先行者とも言うべき端末が存在しています
実は国内では正式に販売こそされていませんが、これまでにも、“プロジェクター搭載Androidデバイス”というジャンルはすでに存在しており、Samsung Electronics製スマートフォン「GALAXY Beam」やSmart Devices(北京智器)製Androidタブレット「Smart Devices U7」(U7H含む)が存在しています。
しかしながら、これらの製品は、プロジェクターとしての映像出力能力(ルーメンと呼べれる光の量)が決して高いとは言えず、大きく画像を出そうとすると光量が足りず薄いものになってしまっていました。ちなみに、GALAXY Beamでは15ルーメン、Smart DevicesU7では40ルーメンとなっています。
それに比べ、PEACOCK PROJECTORでは80ルーメンとこれまでのプロジェクター内蔵Androidのどれよりもハイパワーなため、かなり見やすいものとなっていました。
実際に試した動画を用意しましたのでご覧ください。
S-MAX:ITpro EXPO 2013 PEACOCK PROJECTORを実際に試しているところ - YouTube
なお、現在、メーカー直販で予約を受け付けていますので、欲しいと思った人は是非検討してみてください。というか、筆者が物凄く欲しいと思いました。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ITpro EXPO 2013 トップページ
・ITS Lab
PEACOCK PROJECTOR
今回、生産前のお試しモデルを実際に触ることができましたので紹介したします。ただし、今回展示されていた試作品は、生産前の手作業にて組み立てられたもので実際の製品ではもっときちんとしたものなるとのことです。
○写真で外観とAndroidのバージョンをチェック!
本体正面
本体裏面
本体正面には、7.9インチのタッチパネルディスプレイと約200万画素インカメラ、ジェスチャー操作用のセンサーが搭載されています。裏面には、約500万画素アウトカメラと本機を置いたとき用のゴム足があります。
天面
底面
天面には、プロジェクターの出力用レンズおよびプロジェクター用ピント調整用スイッチ、2W+2Wのステレオスピーカーが配置されています。底面には、左からマイクおよびmicroUSB端子、microSDスロット、microHDMI入力端子、クレイドル接続時の充電用接点があります。底面から伸びているケーブルは、試作品用の電源供給ケーブルで実際の製品ではなくなっているそうです。
右側面
左側面
右側面にボタン類はありません。左側面側には、左からスライド式プロジェクタースイッチおよび3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、音量ボタンとなっています。側面からの図を見てわかる通り、プロジェクターと大出力スピーカーを搭載している関係上天面側の厚みが大きく増しています。
本体サイズとしては、高さ104.91mm(最短部139.51mm)×横幅204.96mm(最短部203.78mm)×厚さ18mm(天面部の厚さ、最薄部は10mm)で、本体重量は487gとなっています。
CPUにはALL WINNER製1.2Ghzクアッドコアを採用し、動作メモリは1GB。本体ストレージメモリは16GBで、外部メモリカードは64GBまでのmicroSDXCカードに対応しています。通信まわりとしては、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)とBluetooth 4.0対応しています。
ディスプレイサイズは上述通り、7.9インチの静電式タッチパネルで、画面解像度はXGA(768×1024ドット)となっています。なお、プロジェクター出力時の解像度はフルワイドVGA(480×854ドット)となります。
OSにはAndroid 4.2(開発コード名:Jelly Bean)を搭載し、Miracast(無線映像伝送)にも対応します。バッテリーは6000mAhでフル充電から約3時間(プロジェクター出力時)動作します。
Androidのバージョンは4.2.2であることを確認
ちなみに、本体は放熱性の高い金属製のボディとなっておりプロジェクターモード時は熱いとまではいかないものの、かなり本体が温かくなります。これは高出力のプロジェクターは非常に高温を発するものであるにもかかわらず、ファンレスを実現できた理由となっています。
○ここが凄いぞ!PEACOCK PROJECTOR
プロジェクターを搭載したAndroidというだけでもかなりの変わり種端末ではあるのですが、本機はさまざまな長所をもっていたりします。
・HDMI入力対応
HDMI端子は入力端子対応をしており、本機にDVDなどのビデオプレイヤーや据え置き用ゲーム機などを接続して画面をプロジェクター出力することが可能です。これで、大画面での観賞会やゲーム大会を開くのにも最適です。
・2W+2Wの大出力スピーカー
タブレット端末としては、まだ見かけることのない2W+2Wの高出力ステレオスピーカーを搭載しています。高出力対応によって音割れがしにくいものとなるので、音楽鑑賞にもいいかもしれません。
・ジェスチャーセンサー
本体正面のディスプレイの両方端にあるこのセンサーは、本機を実際にプレゼンなどに使う場面を想定して搭載されたもので、画像のスライド変更などの動作を本機に触れることなく可能にしています。これは、いちいち本機に触って操作して画面がブレるのを防ぐためとのこと。
○実は先行者とも言うべき端末が存在しています
実は国内では正式に販売こそされていませんが、これまでにも、“プロジェクター搭載Androidデバイス”というジャンルはすでに存在しており、Samsung Electronics製スマートフォン「GALAXY Beam」やSmart Devices(北京智器)製Androidタブレット「Smart Devices U7」(U7H含む)が存在しています。
しかしながら、これらの製品は、プロジェクターとしての映像出力能力(ルーメンと呼べれる光の量)が決して高いとは言えず、大きく画像を出そうとすると光量が足りず薄いものになってしまっていました。ちなみに、GALAXY Beamでは15ルーメン、Smart DevicesU7では40ルーメンとなっています。
それに比べ、PEACOCK PROJECTORでは80ルーメンとこれまでのプロジェクター内蔵Androidのどれよりもハイパワーなため、かなり見やすいものとなっていました。
実際に試した動画を用意しましたのでご覧ください。
S-MAX:ITpro EXPO 2013 PEACOCK PROJECTORを実際に試しているところ - YouTube
なお、現在、メーカー直販で予約を受け付けていますので、欲しいと思った人は是非検討してみてください。というか、筆者が物凄く欲しいと思いました。
記事執筆:河童丸
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