曲がった画面を搭載したスマホ「LG G Flex」が日本でも発売間近!?

LG Electronics(LGエレクトロニクス)は6日(現地時間)、米ラスベガスにて1月7日(火)から10日(金)まで開催される世界最大の家電見本市「2014 International CES(CES 2014)」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、冷蔵庫などの白物家電からスマートフォンなどのモバイル、さらには、ライフログツールなどの幅広いさまざまな製品を発表しました。

中でも、モバイル関連ではすでに発表され、韓国では販売されている曲面ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「G Flex」の紹介に力が入れられており、紹介されたG Flexの販売地域には日本にもチェックがあったことから近いうちに日本向けの製品についても発表・発売される可能性が高くまってきました。

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G Flexの販売地域として日本がグリーンでチェック

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モバイル関連製品のプレゼンテーションを行ったLG Electronics USAのFrank Lee氏


G Flexは、上下に湾曲し、中央が凹んだ6インチHD(720×1280ドット)のフレキシブル有機EL(カーブドOLED)を搭載したスマートフォンです。また、本体全体が曲がっているため搭載されているバッテリーも曲がっており、世界初の曲面バッテリーとされています。

昨年10月に発表され、すでに韓国では発売済みで、CES 2014における紹介では2014年第1四半期(1〜3月)に米国で発売されるほか、多くの国・地域で販売されることになるとのこと。

その中に日本も含まれており、以前にも紹介したようにG Flexのau向けモデルと見られる「KS1301」がFCCを通過しており、これがBluetooth.orgでは「LGL23」が通過していたことから「G Flex LGL23」として発売されると見られています。

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特長としては、なんといっても手や顔のカーブに沿った人間工学に基づく曲面ディスプレイを採用し、顔に当てたときに輪郭に沿って湾曲していること。これにより、通話時によりフィットするほか、動画閲覧時に曲面スクリーンが設置された映画館「IMAXシアター」で見ているかのようなリアリティーのある映像が楽しめるとのことです。

また、机などに置いたときにディスプレイが湾曲しているため、スピーカーが密閉されず、スペースができることで音がこもることもなく美しいサウンドが楽しめるとのこと。

さらに、セルフヒーリング技術を採用した背面カバーにより、背面カバーにできる傷が自然に消えていくようになっているそうです。

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スペックとしては、Qualcomm製2.3GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 800 MSM8974」や2GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、1300万画素アウトカメラ、210万画素インカメラ、3500mAhバッテリー、NFC、Hi-Fi 24bit 192kHz Audio(ハイレゾオーディオ)など。

通信方式では、GSM/GRPS/EDGEやW-CDMA/HSPA+、LTE/LTE-Advancedのほか、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0に対応。

サイズが約160.5×81.6×7.9〜8.7mm、質量が約177g。ボディーカラーがTitan Silver(チタンシルバー)の1色のみ。

なお、CES 2014におけるLG Electronicsのプレスカンファレンスは以下から閲覧できるようになっています。


記事執筆:memn0ck


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