最新のXperia Zは買いだ!

既報の通り、NTTドコモは14日、今夏に発売・提供する新モデルや新サービスを披露する「2014年夏モデル 新商品・新サービス発表会」を開催し、Android 4.4(開発コード名:Kit Kat)を搭載したハイスペックなソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia Z2 SO-03F」(以下、SO-03F)を、2014年5月21日(水)から発売すると発表した。

既に海外で発売されているグローバル版をベースにワンセグやフルセグ、NOTTV、おサイフケータイ(Felica)、そしてVoLTE(ボルテ)といった国内向けの機能やサービスにも対応したXperiaの最新モデルで、昨年10月に発売された冬モデル「Xperia Z1 SO-01F」(以下SO-01F)の後継機種となる製品。

発表会のタッチ&トライコーナーで、実際に試すことができたので、写真と動画でレポートする。

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本体正面

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本体背面

本体のサイズは約147(高さ)×73(幅)×8.2(厚さ)mm、質量は約163g、ディスプレイは約5.2インチのフルHD(1080×1920)TFT液晶(トリルミナス ディスプレイ for mobile:1677万色)、最大2.3GHz駆動のクアッドコアCPU(MSM8974AB)を搭載する。

3200mAhの大容量バッテリを内蔵するが、背面のリアカバーは外れない仕様のため、ユーザーによるバッテリの取り外しはできない。本体のカラーバリエーションは、「Black」「White」「Purple」の3色展開で、メインカラーはBlack。


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本体左側面および右側面(左)と、上部側面および下部側面(右)

本体正面に向かって左側面には、microUSB端子、SIMカードスロット、充電用の接点が、右側面には、microSDカードスロット、電源(スリープ)ボタン、上下キー(ボリュームキー)、カメラボタンを搭載する。microSDカードは最大128GBまでの、microSD、microSDHC、microSDXCに対応している。

本体上部側面には、3.5mmイヤホンジャックを備え、下部側面には端子やスロット類は搭載しない。左側面と下部側面をまたいだ角部分にストラップホールがある。


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左側面のmicroUSB端子、SIMカードスロット

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右側面のmicroSDカードスロット

IPX5/8等級の防水性能およびIP5X等級の防塵性能に対応するため、側面のスロット部分は蓋(キャップ)が付いている。上部側面の3.5mmイヤホンジャックはキャップレス防水に対応しているため蓋は付いていない。

なお、背面のメインカメラは、有効画素数約2070万画素の裏面照射積層型CMOSを、内側のカメラは有効画素数約220万画素の裏面照射型 CMOSをそれぞれ搭載する。

通信面では、2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHzのLTE(Long Term Evolution:サービス名称はXi)に対応し、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの通信が可能なほか、下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピ-ド(HSDPA/HSUPA)にも対応する。

LTEネットワークを利用した通話サービス「VoLTE」(Voice over LTE)については、発売後の機能バージョンアップで対応する予定。

無線LAN(Wi-Fi)は、IEEE11a/b/g/n/acに対応、テザリング機能は10台まで同時に接続できる。Bluetooth Ver.4.0、NFC(Near field communication)、おサイフケータイ(FeliCa)、GPSを搭載する。


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専用の卓上ホルダにセットした状態

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卓上ホルダとアンテナケーブル

ワンセグ、フルセグおよびモバキャス放送のNOTTVに対応するが、フルセグの録画は対応していない。また、テレビ用のアンテナは本体に搭載せず、外付けのアンテナケーブルを接続して視聴する。卓上ホルダおよび外付けのアンテナケーブルは同梱される予定。


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ホーム画面(左)とドロワー(アプリ一覧)のメニュー画面(右)

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ドロワー1ページ目(左)と2ページ目(右)

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ドロワー3ページ目(左)と4ページ目(右)

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通知バーを下ろした画面。左が通知画面、右がクイック設定ツール画面

展示機では、ドロワーは4ページ、63個のアプリアイコンが並んでいた。通知バーを下ろした通知画面は上部に「通知」と「クイック設定ツール画面」の切り替えタブがあり、それぞれをタップすることで切り替えが可能。また、クイック設定ツール画面に表示させる設定項目も変更でき、変更する場合は同画面の「編集」をタップする。


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カメラの設定メニュー画面

カメラを起動し、設定画面を開き「4Kビデオ」を選択することで4K動画の撮影ができる。その他、タイムシフトビデオや、背景ぼかしといった撮影機能も備えている。


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ホーム切り替え画面(左)、ストレージ画面(中央)、端末情報画面(右)

ホーム画面は「シンプルホーム」「docomo LIVE UX」「Xperiaホーム」の3種類が用意されている。ストレージ(ROM)を展示機で確認したところ、23~24GB程度の空き容量(ユーザー領域)があった。なお、SO-03Fは、32GBのROMおよび3GBのRAMを搭載する。搭載するAndroidのバージョンは4.4.2となっていた。


最後に、会場の説明員にSO-03Fの特長、主な仕様を操作しながら、さらに同梱品や純正のアクセサリなどについて解説してもらったので、その様子を動画で紹介する。


S-MAX:ソニーモバイル製「Xperia Z2 SO-03F」ファーストインプレッション



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◯主な仕様
機種名Xperia Z2 SO-03F
寸法
(高さ×幅×厚さ:mm)
約147×73×8.2
質量(g)約163
LTE連続待受時間
(静止時[自動])(時間)
約570
3G連続待受時間
(静止時[自動])(時間)
約650
GSM連続待受時間
(静止時[自動])(時間)
約570
連続通話時間
(LTE/3G/GSM)(分)
未定/約930/約810
実使用時間(時間)※1約79.2
メインディスプレイ
(サイズ、ドット数[横×縦通称]、種類、発色数)
約5.2インチ
1080×1920
フルHD
TFT液晶(トリルミナス® ディスプレイ for mobile)
1677万色
バッテリ-容量3200mAh
ROM/RAM32GB/3GB
外部メモリ
(最大対応容量)
microSD(2GB)
microSDHC(32GB)
microSDXC(128GB)
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射積層型CMOS
約2070万画素/約2070万画素
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型 CMOS
約220万画素/約210万画素
CPU
(チップ名/クロック)
MSM8974AB
(2.3GHz クアッドコア)
OSAndroid 4.4
「Xi」(クロッシィ)
(LTE)
150Mbps/50Mbps
VoLTE※2
LTE対応周波数帯
(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)
(○/○/○/○)
FOMAハイスピ-ド
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
Wi-Fi(無線LAN)
(11a/b/g/n/ac)
(Wi-Fiテザリング同時接続台数)

(○/○/○/○/○)
(10台)
GPS/オートGPS(◎は海外対応)◎/○
赤外線通信-
Bluetooth○(4.0)
ワンセグ/フルセグ(◎は録画対応)◎/○※3
防水/防塵○/○
(IPX5、8/IP5X)
おくだけ充電-
Black
White
Purple
製造メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 発売後機能バージョンアップで対応。
※3 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。




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