ゼロから始めるスマートフォン

国内では話題のスマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」(ともにApple製)と人気を2分すると思われるソニーモバイルコミュニケーション(以下、ソニーモバイル)の最新フラッグシップスマートフォン「Xperia Z3」。すでに国内でもNTTドコモ向け「Xperia Z3 SO-01G」およびau向け「Xperia Z3 SOL26」、そして、Xperia初投入のソフトバンクモバイル向け「Xperia Z3 401SO」と大手携帯電話会社3社から揃って発売されることになりました。

一方、スマートフォンは外観の美しさも購入に際して評価されますが、その時に携帯電話会社(キャリア)のロゴの有無や挿入位置が指摘されることがあります。

そこで、今回は国内3社のXperia Z3をチェックしてみたいと思います。実はよく見るとキャリアによってロゴの有無や挿入位置に違いがあることがわかります。

◯NTTドコモ版「Xperia Z3 SO-01G」
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この画像はドコモ版「Xperia Z3 SO-01G」の製品画像です。ドコモ版では前面上部にSONYロゴ、背面上部右側に型番(SO-01G)、背面中央にキャリアロゴ、そして背面下部にXPERIAロゴが挿入されています。

これまでドコモはXperiaに対し一貫して前面上部(今回のSONYロゴの部分)にキャリアロゴを挿入してきましたが、Xperia Z3では背面に移されています。この後紹介する他社版に影響されたのか、あるいはメーカーにiPhoneとの差別を指摘されたからなのか、その理由は不明ですが、「ドコモブランド」を重要視にしているドコモにしては思い切った変更をしたと感心させられます。ただ、どうしてもまだごちゃごちゃした印象は残ります。

ちなみにコンパクトモデルの「Xperia Z3 Compact SO-02G」も同じ配置になっています。iPhoneを除く他のスマートフォンはこれまでと同様、前面のどこかにキャリアロゴが挿入されています。


◯au版「Xperia Z3 SOL26」
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au版では前面上部にSONYロゴ、背面中央にXPERIAロゴ、背面下部にキャリアロゴ+型番(SOL26)が挿入されています。ドコモ版に比べるとキャリアロゴの露出が控えめであり、XPERIAのスタイリッシュさを極力損なわないように配慮されています。auは初期型の「Xperia acro IS11S」からこのスタイルで統一しています。


◯ソフトバンクモバイル版「Xperia Z3 401SO」
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ソフトバンク版では前面にSONYロゴ、背面中央にSONYロゴ、背面下部にXPERIAロゴが挿入されています。なんとソフトバンク版にはキャリアロゴが挿入されておらず、グローバル版と全く同じ内容となっています。非常にスッキリとしていて、やはり最もクールに見えます。



これを皮切りにして、特にNTTドコモは今後全面的にロゴの挿入位置について見直しが迫られるかもしれません。最近のスマートフォンはどれも手にするだけでワクワクさせてくれるほど洗練されたデザインになっているので、できればメーカーのデザイナーが考えた最もスマートなデザインで使いたいところですよね。まあ、人によってはどうでもよい話だとは思いますが……。



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Xperia Z3はキャリアによってロゴの挿入位置が異なる――、ソフトバンクはキャリアロゴなしに | ゼロから始めるスマートフォン

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