LTE回線は自分で選ぶ時代へ、SIMフリースマホZenFone 5

既報通り、ASUS JAPANは28日、LTEに対応したハイクラスSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」(ゼンフォン ファイブ)とAndroid Wear搭載スマートウォッチ「ASUS ZenWatch」(エイスース ゼンウォッチ)を国内向けに販売することを発表した。

同日、これらの日本市場への取り組みについて説明する「UNLOCK THE FUTURE 新たなる境地へ」と題した新製品発表会が開催され、ZenFone 5およびZenWatchの開発機の展示も行われていたので、発表会の模様とともに写真と動画で紹介したいと思う。

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ASUS Tek Computer 会長 ジョニー・シー氏が登壇し、ASUSは技術に情熱をもちイノベーションが活力であると語りZenFone 5を披露した。

ジョニー氏はZenFone 5を「誰でも気軽に堪能できるワンランク上の贅沢」と語ると、各機能を紹介した。ディテールにこだわった人間工学に基づいたデザイン、反射を抑え明るく鮮やかにディスプレイ表示を行う「ASUS TruVivid テクノロジー」、ディスプレイの色温度や色相・彩度を自由にコントロールできる「ASUS Splendid」について触れた。

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続けて、ZenFone 5独自の機能として1ルクスの暗さの中でも撮影可能とするローライトモードを含む「Pixel Master テクノロジー」、単焦点レンズ効果など18項目にも及ぶ多彩なカメラ機能について解説した。ローライトモードではZenFone 5とGALASY S4、iPhone 5sとの比較してその性能を紹介した。
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ローライトモードでは他社スマホを使用して検証


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ディスプレイにはコーニング社 Gorilla Glass 3を採用し、アンチフィンガープリント加工することで表面のガラスの摩擦を約25%軽減していると紹介。さらに、手ぶくろつけた状態で操作できるモードも搭載している。

通信面では、4G LTEに対応しハイエンドスマートフォンに搭載されている3Dレーザー加工のアンテナを搭載、デュアル4Gアンテナ「Zentenna」で接続効率約3倍 UP(+5db)していると紹介した。

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ZenFone 5は、11月8日(土)発売予定で、16GBモデル¥26,800(税抜)、32GBモデル¥29,800(税抜)と価格が発表されると来場者から拍手が起こる一幕があった。


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続けて、ジョニー氏は最高のコンパニオンデバイスとしてZenWatchを紹介した。Android Wear搭載のZenWatchは、イタリアンレザー製のベルトと機械式の腕時計のような匠の技が活かされていると解説。

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ウォッチフェイスは100種類以上用意、通知機能や音声入力機能、リモートカメラ機能でZenFone 5のカメラを離れた場所からコントロールできる機能があると紹介した。

ZenWatchの発売は11月下旬、価格は29,800(税別)と発表された。


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ZenFone 5のディスプレイは5インチHD(720×1280ドット)のIPS液晶を搭載。バックキーなどのナビゲーションキーは専用のタッチセンサー式だ。


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操作系は右側面に集約。左からボリュームキー、電源キーとなる。


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上面にはイヤフォン端子(写真=上)、下面にはUSB端子がある(写真=下)。防水機能はなし。


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本体カラーはゴールド、ホワイト、レッド、ブラックの4色。このカラーバリエーションは別売の背面カバー「Zen Case」(予価3,000円、税別)で変更可能だ。


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フリップ式のカバーも用意されており、こちらも4色展開。価格は予価3500円(税別)とのこと。カバーを閉じた状態でも円い窓の中で確認操作や通話も可能。ディスプレイのオン・オフがカバーの開閉と連動する。

ASUS ZenFone 5 View Flip Cover

動画リンク:http://youtu.be/h_rOwkEGuVc


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カメラ機能は背面800万画素、前面200万画素のイメージセンサーを搭載。1回のシャッターで前2秒間、後1秒間の合計31枚を撮影するシャッターチャンスに強いモードも搭載する。


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単焦点モードはピントの合った位置以外をぼかして一眼レフカメラで撮影したようなボケが得られるモードだ。


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ZenFone 5の特徴的な機能の一つ「やることリスト」。webブラウザやYouTuneで後で見る登録をしたリストや直接ToDoを入力して一覧で見られる機能だ。リストに登録しているwebページを確認すると自動的に完了したタスクに登録される。


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曲面有機EL(AMOLED)を搭載するZenWatch。ディスプレイのガラスはコーニング社のGorilla Glass 3が採用されている。


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イタリアンレザーのベルトを採用しており未来的なデジタルガジェットのような雰囲気ではなく、カジュアルな印象を受ける。


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1.63インチ 320×240ドットのディスプレイは細かい字もきっちりと表示されていた。

ASUS ZenWatchのウォッチフェイス、手首を振ってリモート撮影の動画

動画リンク:http://youtu.be/s1bhyrc_hQ4

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充電は背面にアダプターを付けて行う。充電時間は約2.5時間、使用頻度にもよるがバッテリーは1日は持つとのこと。

記事執筆:mi2_303


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