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地デジも観られるau版GALAXY Tab S登場 |
既報通り、KDDIおよび沖縄セルラーは今年9月24日にサムスン電子製Androidスマートフォン「GALAXY Tab S SCT21」(以下、SCT21)を発表し、2014年12月初旬に発売することを発表した。
SCT21は8月にWi-Fi版として日本国内でも今年8月に発売された「GALAXY Tab S 10.5」をベースにau向け高速通信サービス「4G LTE」(キャリアアグリゲーション対応)や「WiMAX 2+」、3G(CDMA)に対応したモデルとなる。
今回、先月30日に2014年冬に発売予定の新モデルなどを披露する「au発表会 2014 Winter」が開催され、その展示会場にて開発機をタッチ&トライすることができたので写真と動画でレポートしていく。

SCT21の特徴は10.5インチ2560×1600ドットのスーパー有機ELディスプレイだ。adobe RGBカバー率94%、コントラスト比100,000:1を誇る。斜めから見ても色が変化しない。

背面はWi-Fi版と同じ処理でサラサラした手触りだ。カラーはダズリングホワイトの一色のみとなる。カバーなどのアタッチメントの位置もWi-Fi版と同様だ。右に「NFC」のプリントがあるが、新たにNFCによる認証などが行えるようになった。

右側面にはSIMカードスロットがあり、ここがWi-Fi版との違いの一つ。対応するSIMはau micro ICカードだ。

大画面を活かしたデュアルウィンドウはウィンドウ間のアイテムのコピーに対応しており、アプリの切り替える必要がない。また、一つのウィンドウが7インチタブレットに近い画面サイズなのも使いやすい。
au GALAXY Tab S SCT21 デュアルウィンドウによるファイルの貼り付け
動画リンク:http://youtu.be/xvkTxf-7Xw0

GALAXY S5やGALAXY Note Edgeなどをコントロールする「SideSync」機能を利用すれば、着信をSCT21側で受けて通話が可能となる。
au GALAXY Tab S SCT21 SideSyncによる通話
動画リンク:http://youtu.be/QtOTPaSFE-Q

GALAXY Note Edgeと接続するとエッジスクリーン操作もSCT21上で可能だ。また、SideSyncはドラッグ&ドロップで画像などのファイルを端末間でコピーすることもできる。
au GALAXY Tab S SCT21 SideSync の便利機能
動画リンク:http://youtu.be/h57S0n7lYW4

SCT21には録画対応のワンセグ・フルセグチューナーが内蔵されている。これにより録画した番組を持ち出して視聴したり、プライベートテレビとして使用可能だ。

TVアンテナを接続する「サムスンTVアンテナ入力用micro USB交換ケーブル01」が付属し、安定した映像でテレビの視聴・録画を可能とする。

屋外などで使用する場合は付属の「サムスンTVアンテナケーブル02」をイヤフォン端子に接続する。

ノートPCのようなスタイルになる別売のBluetoothキーボードはキーピッチが広く使いやすい印象。オフィスアプリとの組み合わせでビジネス用途としても便利に使えそうだ。ノートPCのように閉じて持ち運ぶことも可能だ。

こちらはSCT21の背面に固定して使用するブックカバー。カバーの折り返し部分が丁度カメラ部分を覆うようにマグネットで固定される。

スタイリッシュで持ち歩きにオススメのブックカバーだ。カバー部分は折り返して3段階の角度をつけられるスタンドとして使用できる。
SCT21の外観はほぼWi-Fi版と同じだが、中身は4G LTE対応、最大10台までのテザリング、ワンセグ・フルセグ視聴・録画対応、NFC搭載(情報取得/リンク)、チップセットがQualcomm MSM8974AC(2.5GHz クアッドコア)と大きく手が加えられている。
記事執筆:mi2_303
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