ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は13日(現地時間)、2014年第4四半期(2014年10〜12月)決算説明会において新しいタブレット「ZenPad」シリーズを投入することを明らかにしています。

同社はこれまでAndroidを採用したタブレットは「MeMO Pad」シリーズや「Transformer Pad」シリーズとして販売されてきましたが、昨年投入したスマートフォン(スマホ)「ZenFone」シリーズが好調であることなどから同じ"Zen(禅)"の名前の付くブランドに統一するようです。

同じZenが付く製品ではスマートウォッチ「ZenWatch」を販売しており、Zenブランドで展開していく模様。なお、ZenFoneやZenPadと並んで「Padfone」があることから、Padfoneは継続すると見られます。

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ASUSの2014年はパソコン(PC)がトータル(2014年通期)で2250万台、スマホやタブレットのモバイルがトータルで1790万台と急速にモバイルが伸びてきており、特に第4四半期にはPCが630万台、モバイルが730万台とモバイルのほうが出荷台数が多くなっています。

特にZenFoneの販売台数が伸びており、トータルでスマホが850万台、タブレットが940万台となっており、第4四半期ではスマホが45万台とタブレットを越えていることから、同社では最新モデル「ZenFone 2」の発売でさらに販売台数の拡大をめざしています。

とはいえ、売上高ではトータルでPCが65%、モバイルが17%とまだまだPCのほうが市場としては大きくなっていますが、こちらも徐々にモバイルの売上全体に対する割合も増えており、タブレットもZenPadシリーズにすることでさらなる販売台数の拡大を狙っていきます。

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記事執筆:memn0ck


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