デザインを追求したフラグシップスマホ「Galaxy S6 edge」と「Galaxy S6」の日本発売が決定! |
既報通り、サムスン電子ジャパンは8日、今年3月に発表されたSamsung Electronics(サムスン電子)の今年のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」を日本国内で披露するイベント「Galaxy World Tour 2015 TOKYO」を開催し、これらの2機種を日本国内で発売することを発表した。
Galaxy S6 edgeは本体両側面に湾曲有機ELディスプレイを搭載した「エッジスクリーン」を採用し、一方、Galaxy S6は通常のフラットタイプのベースモデルとなっている。日本ではGalaxy S6 edgeがNTTドコモとau by KDDiから、Galaxy S6がNTTドコモから販売され、それぞれ2015年4月23日(水)に発売されます。
イベントではGalaxy S6 edgeおよびGalaxy S6の製品などを紹介するプレゼンテーション(プレゼン)およびタッチ&トライが行われたが、今回はプレゼン部分を写真で紹介していく。
サムスン電子ジャパン デザイングループの永田昌一氏
ステージに登壇したサムスン電子ジャパン デザイングループの永田昌一氏は、「製品としての美しさのみではなく、この製品を手にした人が瞬時に魅力的に見えるようにしたいそんな思いを込めて作られました」と、 原点に戻り、「ゼロプロジェクト」と呼び開発したGalaxy S6 edgeとGalaxy S6の従来のGalaxyシリーズとは異なるコンセプトを明かした。
メタルフレームに使われているアルミニウム6013という素材は、飛行機などに使用されているものでスマートフォンとしてはGalaxy S6シリーズが初めて採用となるのだという。このメタルフレームをガラスで包み込むことで、薄くより美しくみえるとデザイン性をアピールした。
前面と背面のガラスはCorning製「Gorilla Glass 4」を採用し「Galaxy S5」に採用されている「Gorilla Glass 3」から約50%アップの強度を実現したと述べた。
このガラス素材の下に特殊な微細構造を持つ光学フィルムのレイヤーを作ることで「光を乱反射させるため宝石のような美しく深い色合いを見せてくれる」と語った。カラーバリエーションも宝石の名前にちなんでいるのだという。
その色合いからボディーカラーは「ブラックサファイア」「ゴールドプラチナ」「グリーンエメラルド」「ホワイトパール」と名付けられた
営業グループ部長の阿部崇氏
営業グループ部長の阿部崇氏は、世界初となる64bit 14nmのCPUを搭載しパフォーマンスと省電力に優れていることをアピールした。その性能は「GALAXY Note 4」と比較して約20%の性能比、約35%の省電力を実現しているのだという。
さらにメモリーにはDDR3の約80%性能が向上したDDR4メモリーを3GB搭載し、省電力にも繋がっていると語った。
カメラ機能について阿部氏は「カメラはスマートフォンのもっとも大切な機能のひとつとなっている」とした上で、カメラの様々な利用シーンのフィードバックから「暗いところでも明るく撮れる」「いつでも素早く撮れる」この2つのポイントを実現したと語った。
さらに、インカメラ(500万画素)とアウトカメラ(1600万画素)にF値1.9の明るいレンズを採用し、アウトカメラの光学式手ブレ補正を搭載するカメラ機能について詳しく解説した。
インカメラ、アウトカメラともにリアルタイムHDR撮影に対応し「どんなシーンでも綺麗な写真撮影をお楽しみいただくことができます」と語り、明暗差さらに暗いシーンにも強いことをiPhone 6との比較することで高画質をアピールした。
iPhone 6(右)とGalaxy S6(左)のインカメラの比較。Galaxy S6の方が明るく写っている
いつでも素早く撮るために、カメラの起動時間を1秒以下に短縮し、どんな操作をしていてもホームボタンをダブルクリックすることでカメラが立ち上がるようにしていると語った。さらに、動く被写体にピントを合わせ続けることも可能となり、シャッターチャンスに強くなった点をアピールした。
Galaxy S6およびGalaxy S6 edgeを販売するNTTドコモおよびauから、NTTドコモ 代表取締役副社長の吉澤和弘氏とKDDI 代表取締役社長の田中孝司氏がビデオメッセージで登場した。両社ともに初の下り最大225Mbpsに対応したスマホということで、ネットワーク面でのアピールがあった。
最後に、「Gear VR Innovator Edition for Galaxy S6」(以下、Gear VR)を発表した。Gear VRはGalaxy S6 edgeおよびGalaxy S6専用にデザインされたゴーグル型ヘッドマウントディスプレイで、発売時に60以上の対応コンテンツを提供することを明らかにした。
また、B2B市場での応用も可能であり「今後、(Gear VRは)ビジネスの世界を大きく変えるかも知れません」と述べた。
記事執筆:mi2_303
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