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新しいMacBookを購入してみた! |
Apple(アップル)が4月10日から販売開始したプラットフォームに「Mac OS X」を採用した12インチRetina(レティーナ)ディスプレイ搭載ノートパソコン「The new MacBook」(以下、新しいMacBook)。
解像度が高いRetinaディスプレイになっただけではなく、1Kgを切る約920gの軽量ボディーに新しいキーボードと押したかのように思える新しい感圧タッチトラックパッド、そして、新しい標準規格「USB type C」を搭載するなど、形は標準的な折りたたみノートパソコンですが、薄型ノートパソコンの完成形とも思われていた「MacBook Air」をさらに先に行くモデルになっています。
そんな新しいMacBookですが、MacBook Airの新機種が2年近くなかったことも影響して人気となり、発売日に公式Webショップ「Apple Online Store」では直後こそ納期が2〜3日以内に出荷でしたが(カスタマイズすると4〜6週間)、すぐに4〜6週間となり、今ではカラーによっては6月となっています。
発売日のApple Online Storeにおけるスタートダッシュに打ち合わせで参加できずに購入が遅くなりましたが、ヨドバシカメラのWebショップ「yodobashi.com」で注文していたものが届きましたので開封の模様を写真を交えて紹介したいと思います。
新しいMacBookには主にベースモデルとして1.1GHzデュアルコアCPU(Turbo Boost時最大2.4GHz)および256GB内蔵ストレージ(SSD)の下位モデルと1.2GHzデュアルコアCPU(Turbo Boost時最大2.6GHz)および512GB内蔵ストレージ(SSD)の上位モデルがあり、ともに8GB内蔵メモリー(RAM)で、1.3GHzデュアルコアCPUやUSキーボードなどのカスタマイズが行えます。
価格はベースモデルの下位モデルが160,704円(税込)、上位モデルが199,584円(税込)。カラーバリエーションは最近の同社のスマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズやタブレット「iPad」シリーズと同様にシルバーおよびゴールド、スペースグレイの3色が用意されています。
今回購入したのは下位モデルのゴールド(型番:MK4M2J/A)でヨドバシカメラでは160,700円(税込)の8,035ポイント(5%)還元でした。常時取り寄せ状態となっていて、注文後にAppleに発注してヨドバシカメラに届いたら発送されるという流れのようで、注文後に長らく在庫確認中となっていましたが、ようやく4月18日に届きました。
注文したのはyodobashi.comで受付が開始された直後の4月11日0時33分頃で、在庫確認中に何度もキャンセルしようかと思いつつ、気づいたら発送されてしまったという感じ。店頭にも多少在庫はあったようですが、各店舗の在庫を探して廻るほどの購入意欲はなく……。
購入しちゃったのでひとまずざっくりでも開封して紹介しておこうかなという状態。箱はまーいつも通り。化粧箱に入っているパッケージ内容は新しいMacBook本体とUSB type Cケーブル、USB type C対応ACアダプター(29W)、簡易取扱説明書のみ。
サイズは約約280.5×196.5×3.5〜13.1mmで、MacBook Air 11インチはサイズが約300×192×3〜17mm、質量が約1080gなので、奥行きこそ4.5mmほど大きいものの、横幅が19.5mm狭く、厚さが約3.9mm薄く、重さが約120g軽いといった具合。
奥行きが大きいですけど、MacBook Air 11インチで使っていた保護ケースは使えていました。もっとぴったりのケースとかだと合わないかもしれませんけど。
見た目で言えば、ゴールドってくらいで大きくは変わらないですが、わずか120g程度ですけど、軽くなったのは持ち比べなくてもわかります。そんなわけで初期設定を続けます。面倒なのでここはカットで……。
軽量薄型モデルとしては初のRetinaディスプレイのIPS液晶を採用し、アスペクト比は16:10で、解像度は2304×1440ドットの226ppi(数百万色以上対応)。ただし、スクリーンショットは2560×1600ドットなので擬似的に解像度を上げて表示してるんですかね。
なお、従来よりも0.88mm薄いパネルを採用し、同じ明るさで30%省電力とのこと。画面をパッと見た感じではMacBook Air 11(2013)よりも発色はいいような印象もあったりなかったり、単に解像度が上がったからかもしれず。
事前に店頭で軽く触っていたので、巷で言われているキーボードのストローク(押した感じ)が浅いのは最初は気になったものの、すぐに慣れて問題ないと思える程度になりましたが、筆者の場合にはもともと浅いストロークのほうが好きなので、普段から深いストロークでバシバシ打つのがいい場合には駄目なのかもしれません。
ただ、できればキーボードカバーを付けたいので、そのときにかなり浅いのでどうなのかなというのは気になってます。というか、キーボードカバーってもう専用のは売ってるんですかね?
一方、感圧タッチパッドはすごいですね……ほぼ押しこむことは物理的にないのに押した感じが確かにするように振動なので体感できる……しかも、押した強さを認識できるのは今後のユーザーインターフェース(UI)にも大きく活用できそうです。
その他のスペックは480p FaceTime カメラやステレオスピーカー、デュアルマイクロフォン、ヘッドフォンポート(ヘッドフォン&光デジタルオーディオ出力やApple iPhoneリモート&マイク付きヘッドセットに対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、USB type C(USB 3.1 Gen 1)など。
USB Type Cは給電だけでなく、DisplayPortやHDMI、VGA端子を兼用していますが、別売りのUSB-C VGA MultiportアダプタやUSB-C Digital AV Multiportアダプタが必要。
基本的にMacBook Air 11のときにもあまりUSB端子は使っていませんでしたが、たまに使っていたのでこのあたりも購入が取り寄せだったりするのは辛いです。
発表会場とかではWi-Fi混んでるのでUSBモデムやらSDカード読み込みしたりしたいくらいではありますけどないと困りそうです。ざっくりと開封してセットアップしている段階ではこんな感じです。
バッテリーの持ちとかもまだわからずですが、スペック的には駆動時間はWi-FiによるWeb閲覧で9時間、iTunesの動画再生で10時間とMacBook Air 11と大差ないので大丈夫でしょう。なお、39.7Whリチウムポリマーバッテリー内蔵。動作はなんとなくMacBook Air 11(2013)と比べると切れがないような感じが今のところしてますけど、キーボードとかトラックバックの体感が薄いから余計に感じるだけかもしれないと思い込んでる最中ですヽ(´ー`)ノ

ゴールドは単体で見ると良いかなとも思えますが、他の自分の持ち物だったり、部屋の色合いだったりと合わせるといまいちな感じで、初物なのでゴールドにしましたけど、次はないかな……iPhoneも初ゴールドだった「iPhone 5s」はゴールドを買ったけど、次の「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」はゴールドじゃないのでそんなもん
記事執筆:memn0ck
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