遅れてやってきたニューカマースマホ「MADOSMA Q501」を購入!

マウスコンピューターから昨日6月18日に発売されたOSにWindows Phone 8.1を採用した新しいスマートフォン(スマホ)「MADOSMA Q501」。

日本国内では法人向けなどの特殊な製品以外では2011年8月にau by KDDIから発売された「Windows Phone IS12T」以来の約4年ぶりのWindows Phoneスマホで、もうじき提供される次期バージョンの「Windows 10 Mobile」も控えていることから一部から注目されています。

なお、MADOSMA Q501のWindows 10 MobileへのOSバージョンアップについてマウスコンピューターでは「前向きに検討している」という状態とのこと。仕様的には恐らく問題ないと思われるだけに是非、提供して欲しいところです。

今回はさっそくMADOSMA Q501を購入したのでまずは開封して外観や既存のスマホとサイズ比較などを写真で紹介しようと思います。

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MADOSMA Q501は今月2日に詳細な発売日などが案内され、同日より事前予約受付が開始されました。筆者も予約開始とともにすぐにいち早く予約を開始したヨドバシカメラのWebストア「yodobashi.com」にて予約。発売日前日の17日に発送連絡があり、18日の午前中には受け取りとスムーズにゲットできました。価格は当初案内されていた価格から改定され、税込で32,180円の10%ポイント還元(3,218ポイント)ということで、実質的には3万円弱といったところ。

ポイントなどを考えるとマウスコンピューターの直営公式Webストアなどよりもお買い得になっているだけではなく、公式Webストアでは在庫切れになっていたり、発売日に届かなかったりしているようなのでひとまず通販での評判が高いyodobashi.comで購入しておいて良かった感じです。

同時に予約開始していた「ビックカメラ.com」とか今なら「Amazon.co.jp」とかでも良いでしょう。もう少し公式Webストアになんらかの特典なりがあれば別ですが、配送なども含めると大手通販のほうが信頼性はあるのかなと思われます。

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MADOSMA Q501の箱(パッケージ)


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MADOSMA Q501と同じ5インチスマホのAndroid搭載「Nexus 5」の箱を比較

箱は非常にシンプルで白を基調とした黄緑色の外観で、最近のスマホの箱としてはほんの少し大きめ。開けるとすぐにMADOSMA Q501本体が置かれていますが、MADOSMA Q501のディスプレイ面に保護シートが貼られているだけではなく、薄い袋に入れられ、さらに箱の蓋の内側にスポンジが配置されているなど、細かな気遣いが見られます。

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MADOSMA Q501の箱を開けたところ


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MADOSMA Q501のパッケージ内容物

箱の中の内容物はMADOSMA Q501本体のほかに電池パック(型番:BP-4A-I)やmicroUSBケーブル、microSDカード(16GB)、簡易取扱説明書が付属します。購入したのは一般向けのパールホワイトで、この他に法人向けのブラックがありますが、基本的に裏蓋だけの違いのようです。

当たり前ですが、携帯電話の回線契約は付属していないので、SIMカードは自分で別途用意する必要があります。ディスプレイに貼ってある保護シートを剥がし、裏蓋を開けてmicroSDカードをSIMカード、電池パックを装着したら本体右側面にある電源キーを長押しして電源を入れましょう。

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MADOSMA Q501の裏蓋を開けたところ。型番はQ501WHですが、メーカー型番は「M54TJP」な模様


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microSDカードとSIMカードは横滑りさせて入れるタイプではなく、金具を開け閉めするタイプ


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各スロットの金具を開けてからそれぞれカードを入れて金具を閉めます。なお、SIMカードはmicroSIMカード(3FF)サイズ

電源を入れたらセットアップをして使えるようになります。セットアップなどは別途紹介するかもですが、NTTドコモ回線を利用したSIMカードを装着した場合には、NTTドコモ以外にもIIJmioやOCN モバイル ONE、DMM mobile、b-mobileなどの多くの仮想移動体通信事業者(MVNO)のアクセスポイント(APN)がプリインストールされており、選ぶだけで良くなっていました。

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セットアップ終了!ディスプレイの下には左から戻るキー、Windows(ホーム)キー、サーチキーが配置


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MADOSMA Q501の右側面には電源キーが配置


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MADOSMA Q501の左側面には音量上下キーが配置


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MADOSMA Q501の下部側面にはマイクが配置


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MADOSMA Q501の上部側面には3.5mmイヤホンマイク端子とmicroUSB端子が配置

サイズは約142.8x70.4x8.4mm、質量は約125g。スペックとしては約5.0インチHD(720×1280ドット)IPS液晶や1.2GHzクアッドコアCPU(Qualcomm製「Snapdragone 410 MSM8916」)、1GB内蔵メモリー(RAM)、8GB内蔵ストレージ、microSDカードスロット(最大64GBまで、16GB付属)、約800万画素リアカメラ、約200万画素フロントカメラ、2300mAhなど。

NTTドコモの回線で使う分には3G(W-CDMA方式)のFOMAプラスエリアに対応した800および2100MHz、4G(FDD-LTE方式)の800および1700、2100MHzで利用できます。その他のスペックは以下の仕様通り。

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MADOSMA Q501を手で持ってみたところ

大きさとしては静電式ハードキーがある分だけ、同じ5インチのNexus 5よりも大きく、5.1インチながらハードキーがあるGalaxy S5やGalaxy S6 edge、Galaxy S6あたりと近い感じです。

質感などはプラスチッキーで価格相応というかあまり高くないですが、粗悪感はないかと思います。なお、本体は中国製となっています。まずはWindows Phoneスマホが出たということでざっくりと紹介しましたが、別途、法人向けのブラックの紹介やせっかくなのでWindows Phoneアプリの紹介なども行っていこうと思っています。

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他のスマホとの比較。左から4インチの「iPhone 5s」、5インチのMADOSMA Q501、5インチのNexus 5で、同じ5インチながらハードキーがある分だけ少しMADOSMA Q501のほうが大きい


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約4年前に発売されたWindows Phone IS12Tとの比較。3.7インチなのでかなり小さい


◯主な仕様
ブランド名MADOSMA
本体寸法(高さx幅x厚さ)約142.8x70.4x8.4mm
質量約125g
OSWindows Phone 8.1 Update
CPU(チップ名/クロック)MSM8916(1.2GHz/クアッドコア)
内蔵メモリー(RAM)1GB
内蔵ストレージ8GB
外部ストレージmicroSDメモリーカード(16GB同梱)
バッテリー容量2300mAh(取り外し可)
ディスプレイ約5インチ
HD(720×1280ドット)
IPS液晶
通信3G(W-CDMA方式):Band 1、8、19(6含む)
4G(FDD-LTE方式):Band 1、3、19
(UE Category 4対応)
SIMスロットmicroSIMカード(3FF)
無線LANIEEE802.11b/g/n準拠
BluetoothV4.0(EDRおよびA2DP対応)
リアカメラ約800万画素
フロントカメラ約200万画素
位置情報GPS/A-GPS
センサー近接/光/加速度センサー/電子コンパス
主な付属品液晶保護シート(本体貼付済み)、Micro SD カード(16GB)、micro USB ケーブル(データ/充電用)、クイックスタートガイド(製品保証書)




記事執筆:memn0ck


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