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Surface 3発売開始!進化したAtom入ってる! |
日本マイクロソフトから6月19日に発売されたWindows 8.1タブレット 「Surface 3」(Microsoft製)。LTEモデルの発売は日本が世界初となるといった良いニュースがある一方で、Intel製のCPU「Atom」を採用している点、価格が高い点、日本では一般向けにはLTEモデルしか販売されないことに加え、そして、SIMフリーであるにも関わらず対応バンドの少なさといったネガティブな話題も挙げられている。
そこで今回、実際にSurface 3の128GBモデルを購入してみたので、これから数回に渡って使用感をレポートしていきたい。なお、この原稿はSurface 3と「タイプカバー」で書いているのだが、ごく普通のノートパソコンと同じ感覚で使用できていることをまずは報告しておく。

筆者が購入したのはSurface 3(4G LTE)の128GBモデルとタイプカバー(ブライトレッド)で、専用タッチペン「Surface ペン」はY!mobileの予約特典によるもの。

Surface 3には永続的にアップグレードが利用できる「Office Premium」とマイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」を1年間「1TB」利用できる権利も付属する。スマートフォン(スマホ)やデジカメのバックアップとしても利用できるのがありがたい。

フィルムには各部名称が書かれている
これまで、Microsoftブランドのタブレット「Surface」シリーズは専用の充電端子で進化してきたが、Surface 3は一般的なmicroUSB端子となった。付属の13WのACアダプターによる充電は約240分。
一方、筆者が持っているiPadが充電できる出力が大きいモバイルバッテリーやNTTドコモの「ACアダプタ 04」でも時間が掛かるもののSurface 3を充電することが可能だった。製品によってはモバイルバッテリーからの給電・充電も可能となったのはありがたい。

左からMini DisplayPort、USB 3.0端子、充電兼用のmicroUSB端子、ヘッドセット端子がある

キックスタンドの内側にはmicroSDカードスロット

タイプカバーはキーストロークとクリック感が良く打ちやすいが、キーを押し下げた時の音とタイプカバーの共鳴で思ったより大きな音がする。タッチパッドは2本指スクロールやピンチ操作に対応し、ごく風通のノートパソコンと同じように扱える。もちろん、タッチパネルを搭載しているのでスクロールは画面をスワイプした方が直感的に動かせる。

キーが大きく、しっかりとした打鍵感がある

3段階に調整できる背面のキックスタンドは無駄なく用途に応じて使い分けることができる。立たせながら使用する際、ACアダプターの位置が高くさらに根元がL字になっているため、だらんと垂れ下がった太めのケーブルが邪魔に感じてしまう。

”果物”のマークではなく”窓”のマーク

Surface 3とタイプカバー、Surface ペンの重さは930g、これにACアダプターを追加すると1042gだった。タイプカバーを付けると軽量モバイルPC並みとなるが、それでも筆者が所有する1370gのUltrabookより400gも軽くなるので持ち歩きには薄くて軽くて重宝する。

持ち歩く際はコンパクトなタブレットとして扱える
次回はベンチマークと各種アプリを使用した際の使用感をチェックしていく。
記事執筆:mi2_303
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