6c3fcff1.jpg
「モバイルシアター」のお試しにZTEジャパンへ!

ソフトバンクからSoftBank向けに今年9月中旬に発売予定となっているモバイルプロジェクターにもなるAndroid搭載多機能デバイス「モバイルシアター」(ZTE製)。

これまでにあまりなかった製品ジャンルであるということで、すでに紹介したように開発を手がけるZTEの日本法人であるZTEジャパンが「モバイルシアターの活用法や販売する際のアピールポイントを集めたい」ということで、先日8月5日にモバイルシアターのタッチ&トライイベントを開催しました。

イベントは抽選で5名×2回の合計10名という非常に狭き門だったのですが、幸運なことに筆者も今回の催しに当選、参加してきました。そこで、今回はモバイルシアターのタッチ&トライや座談会が行われたこのイベントの様子をお伝えします。

◯東京晴海のZTEジャパンのオフィスへ
ZTEジャパンは東京晴海のオフィスビル内にあります。会場へいち早く(開始時間より40分近くも)到着した筆者はさっそくZTEジャパンのオフィスがあるフロアへ向かいました。

ちなみに、ZTEジャパンは端末担当する「モバイルターミナル事業部」と基地局などのインフラ部分を担当する「インフラ事業部」に分かれており、今回は「モバイルターミナル事業部」にお邪魔しています。

13
イベント案内の張り紙が会場入り口に貼られていました。

0203
モバイルターミナル事業部に入ってすぐのところにZTEがこれまで国内でリリースしてきた端末がズラリ



◯タッチ&トライと座談会がスタート
会場となるZTEジャパンの会議室に通されると、そこにはすぐに今年5月に行われた「SoftBank&Y!mobile 2015年夏モデル発表会」以来でモバイルシアターと対面しました。相変わらず尖った雰囲気を醸し出しています!?

04
9月中旬発売予定のソフトバンク向けAndroidプロジェクター「モバイルシアター」

今回の参加者が集まったところで、モバイルシアターを試しながらの座談会が開始されました。

0506
まずはZTEという企業と端末の特徴をスライドによる説明(写真=左)が行われ、参加者全員の手元に1台モバイルシアターが用意されました(写真=右)

07
モバイルシアターの画面を出力したところ

座談会は終始、和やかな雰囲気で行なわれつつも「HDMIケーブルであらゆる機器で画面出力できるので、Windowsタブレット『Surface 3』などと一緒にアピールするべき」といった意見や「すでにシェアプランが存在し、(SoftBankだけでなく)IoT(Internet of Things)製品をいくつか取り扱っているY!mobileでも扱ったほうが良いのではないか」といった提案もありました。

中には「アンロックモデルまたは中国向けに発表済みのWi-Fiモデルを国内でも取り扱って欲しい」といった要望も出ていました。

また、今回のイベントでは「モバイルシアターに接続できるデバイスを持ってきて試してもOK」とのことでしたので、筆者は「据置型ゲーム機用のUSB接続型のゲームコントローラ」を持参しました。

モバイルシアターに据置型ゲーム機用ゲームコントローラーをUSB接続し、アプリ配信マーケット「Google Playストア」で購入できるゲームで、コントローラ操作に対応しているものが画面を出力して遊べるかを確認してみました。

08
モバイルシアターへ接続したPS3用のアーケードスティック

そして、試した結果は……。

09
120インチで対戦格闘!

できましたー!今回はGoogle Playストアにて配信されているゲームアプリ「餓狼 MARK OF THE WOLVES」で試しています。

公式にAndroidでの利用に正式に対応したゲームコントローラーを用意する必要がありますが、アプリで「ゲームパッド対応」を謳っていれば、USBゲームコントローラーとモバイルシアターでがっつりと遊べそうです。

これを試して動作したところ、他の参加者やZTEジャパンのスタッフからも「おぉー!」という声が上がっていたので、好感触だったようでした。持って行って良かったです!

この他にも、モバイルシアターの活用法としては、

・プロジェクターモードのHDMI接続で、ゲーム機を大画面出力
・プロジェクターモードのHDMI接続で、ビデオプレイヤーを接続して大画面鑑賞
・プロジェクターモードのHDMIでPCと接続し、持ち歩けるプレゼン環境を実現(特にSurface 3との組み合わせ)
・Androidアプリを投射してGoogle PlayストアのコンテンツやUULAを愉しむ
・天井に天体アプリを投射して簡易的なプラネタリウム

などが提案されていました。そして、これらをあらゆる場面(ファミリーや一般的なビジネスだけでなく、医療機関や自治体関連などへ)に使っていけることをアピールできるだろうという意見や家電量販店などに特設コーナーを敷くなどしてアピールすれば目に留まるひとは少なくないはず、といった提案も出ていました。

モバイルシアターだけでも完結していろいろとできる製品ではありますが、HDMIからの画面出力を活かした+α(アルファ)な使い方で非常に多彩な使い方ができるであろう製品ということで、ニッチな製品ではありますが面白い活用方法が出てくると良いなと思っています。

なお、気になる価格はまだ未定になっていますが、ZTEジャパンのスタッフも「使ってみて実物を見ればかならず欲しくなりますし、良さのわかる製品です。」としています。発売開始までもう少しありますが、期待してまちましょう!

ちなみに、モバイルシアターとは関係ないですが、今回の参加者限定で、国内未発表のZTE製のAndroidスマートフォン(スマホ)3機種をちょっとだけ見せてくれました。

11
フラッグシップスマホ「Nubia Z9」

1012
「Z9 MAX」(写真=左)と「ZTE STAR2」(写真=右)

これらの製品の国内展開については「Nubia Z9とかは出せればいいとは思いますが、現段階では未定」とのことでした。しかし、国内にこれらがあるということは……期待したいですね!!

記事執筆:河童丸


[Image] QRコードアプリ名:餓狼 MARK OF THE WOLVES
価格:¥480
カテゴリ: アーケード
開発者:SNK PLAYMORE
バージョン:1.2
ANDROID 要件:2.3.3以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.snkplaymore.android013

btn_android




■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
ZTEジャパン株式会社
モバイルシアター | プロジェクター(モバイルシアター) | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク