ASUSがスマホ「ZenFone Zoom」も日本投入か!?

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)が今年1月に発表し、いよいよグローバル市場でも発売されるAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「ZenFone Zoom(型番:ZX551ML)」を日本でも発売する可能性が出てきました。

公式Webサイトにて公開されている製品情報にてスペックに「JP version」という記載があることが明らかになりました。これまでも「ZenFone」シリーズでは日本向けには対応周波数帯の問題からJP versionが用意されており、ZenFone Zoomも日本に投入されそうです。

ZenFone ZoomはフラッグシップスマホのZenFone 2をベースにカメラ機能を強化し、光学3倍ズームに対応したモデルです。ZenFone 2とは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(画素密度約403ppi、明るさ400nits)ディスプレイや3000mAhリチウムポリマーバッテリー(約2倍の高速充電機能対応)などは共通ですが、現時点ではチップセットおよび内蔵メモリー(RAM)は非公開となっています。

注目のカメラは10枚構成でF2.7から4.8の明るいレンズを搭載した光学3倍ズームおよび光学手ブレ補正(OIS)に対応した約1300万画素CMOSリアカメラ(デュアルLEDフラッシュ搭載)と、広角88°まで対応したF2.0の明るいレンズを搭載した約500万画素CMOSフロントカメラ(自分撮りパノラマ対応)を搭載。屈折光学ズーム機構は光学機器メーカーのHOYAが開発したとのこと。なお、光学3倍ズーム以外にもデジタルズームとの併用で最大12倍ズームまで利用可能。

機能的にも「PixelMaster」に対応し、暗い場所でも撮影できる「Low Light mode」やHDR(Backlight mode)、美人に撮影できる「Enhanced Beautification mode」、ホワイトバランスやシャッター速度などまで手動撮影できる「Manual mode」、素早く撮影できる「Zero shutter lag」などが利用できます。

その他の仕様はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.0、加速度センサーおよび近接センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、磁気センサー、GPS+A-GPS+GLONASS、NFC、3.5mmイヤホンマイク端子、デュアルmicroSIMカード(3FF)スロット、microUSB端子(OTG対応)など。

プラットフォームにはAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)をベースにした新しい「ZenUI」を採用しています。サイズは約158.9×78.84×5〜11.95mm、質量は約185g。カラーバリエーションはMeteorite blackおよびGlacier whiteの2色が用意されています。

携帯電話ネットワークは4G(FDD-LTEおよびTD-LTE)や3G(W-CDMA)、2G(GSM)に対応し、LTEはUE Category 4に対応し、最大下り150Mbpsおよび上り50Mbpsで通信可能。なお、日本向けと見られる「JP version」では対応周波数帯は以下の通り。

2G
GSM:850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz

3G
WCDMA:850MHz(5)/850MHz(6)/900MHz(8)/1900MHz(2) /2100MHz(1)

4G
FDD-LTE:(TW/JP version) 2100MHz(1)/1900MHz(2)/1800MHz(3)/850MHz(5)/2600MHz(7)/900MHz(8)/1800MHz(9)/800MHz(18)/850MHz(19)/700MHz(28)


記事執筆:memn0ck


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