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マイクロソフトが2in1タブレット「Surface Pro 4」を発表! |
Microsoftは6日(現地時間)、同社が開発する最新OS「Windows 10」を搭載した「新製品発表会」を開催し、Windowsを搭載したタブレット「Surfaceシリーズ」の最新モデル「Surface Pro 4」を発表しています。
Surface Pro 4はパソコンと同じ最新の「Windows 10 Pro」を搭載し、昨年6月に発表された「Surface Pro 3」の後継機種で、約12インチ2160×1440ドット(約216ppi)から約12.3インチ2763×1824ドット(約267ppi)に若干大画面化および高解像度化しています。アスペクト比は3:2のまま。また、第6世代Coreプロセッサー(開発コード名:Skylake)を採用し、30%高速化したほか、薄型化および軽量化しています。
発表会が行われたアメリカ(米国)では2015年10月26日(月)に発売され、10月7日から事前予約が開始されます。米国での価格はCore M3・4GB RAM・128GB SSDモデルが899ドル(約108,000円)、Core i5・4GB RAM・128GB SSDモデルが999ドル(約120,000円)、Core i5・8GB RAM・256GB SSDモデルが1,299ドル(約156,000円)、Core i7・8GB RAM・256GB SSDモデルが1,599ドル(約192,000円)、Core i7・16GB RAM・256GB SSDモデルが1,799ドル(約216,000円)、Core i7・16GB RAM・512GB SSDモデルが2,199ドル(約264,000円)。
Surface Pro 4は形状としては通常のタブレットと同様にストレート型のスレートタイプで、従来のSurface Pro 3でも採用されていた背面に搭載されたキックスタンドを搭載し、カバーも兼ねるキーボードアタッチメント「タイプカバー(Type Cover)」も用意されています。タイプカバーを装着することでノートパソコンのようにも使える2in1タイプ。ディスプレイは静電容量式タッチパネル(10点マルチタッチ対応)で指で操作できます。
タイプカバーは新たに専用の「Surface Pro 4 Type Cover」で、タイプカバーは新たに隣接する各キーに隙間があるアイソレーションキーになり、よりキーが押しやすくなっているほか、5点マルチタッチ対応タッチパッドはSurface Pro 3のType Coverよりもさらに40%大きくなって操作しやすくなっています。
タイプカバーのサイズは約295×217×4.65mm、質量は約285g、カラーバリエーションはBright blueおよびBlack、Blue、Red、Tealの5色。さらにサイズや質量はそのままでタッチパッドの右側に指紋センサーを搭載した「Surface Pro 4 Type Cover with Fingerprint ID」も用意されました。ただし、こちらのカラーバリエーションはBlackの1色のみ。
これまで通り、ペン操作にも対応し、Surface Pro 3から採用されている「Surface Pen」によって、液晶とペン先の視差を減らすことで、見た目と実際に描かれた線のズレをなくし、遅延もさらに少なくなり、精度も向上し、よりスムーズかつ繊細な手描き入力が行なえるようになっているということです。また、ペン入力しているときには手が画面に触れても反応しない「Palm Block」技術も採用。
Surface Penが新しくなって新たに1024段階の筆圧検知に対応したほか、消しゴム機能にもなるペン頭部のボタンを長押しすることで、音声アシスタント機能の「Cortana」を呼び出せるようになっています。
ペンは従来通りにBluetoothで接続して電池で駆動し、カラーバリエーションはSilverおよびGold、Red、Blue、Blackの合計5色。ただし、販売される国・地域によって展開されるカラーは異なるとのこと。なお、新しいSurface PenはSurface Pro 3や「Surface 3」、そして、同時に発表された「Surface Book」でも利用可能。さらに、ペン先を交換することで書き味を変えることができるアクセサリー「Surface Pen Tip Kit」も用意されます。
サイズは約292.10×201.42×8.45mmと縦横は同じながらSurface Pro 3の9.1mmからさらに薄くなり、質量もSurfare Pro 3の約798gからCore Mモデルが約766g、Core i5およびi7モデルが約786gへと0.65mm薄型化および12〜32g軽量化しています。
CPUにIntel製「Core M」または「Core i5」、「Core i7」から選択でき、第6世代のSkylakeになり、GPUもCore MモデルがIntel HD graphics 515、Core i5モデルがIntel HD graphics 520、Core i7モデルがIntel Iris graphicsを搭載します。
その他のスペックとしては内蔵メモリー(RAM)が4GBもしくは8GB、16GB、内蔵ストレージ(SSD)が128GBもしくは256GB、512GBから選択でき、microSDカードスロット、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、1080p動画撮影もできるオートフォーカスに対応した約800万画素リアカメラ、約500万画素フロントカメラ、Dolby Audio対応スピーカー、USB 3.0、Mini DisplayPort、3.5mmイヤホンマイク端子、Cover port、Surface Connect(充電用)、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーなど。バッテリーはWebページ閲覧時で9時間とSurface Pro 3と同等。
オプションにはSurface Pro 3でも使えるSurface Connectで接続する新しいドッキングステーション(Gigabit Ethernetポート、4K出力対応のMini DisplayPort×2、USB 3.0×4、オーディオ出力搭載)も販売されます。
記事執筆:memn0ck
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