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ソニーのリストバンド型ウェアラブル端末がリニューアル |
ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)が10月17日から発売される小型モジュール型アクティビティートラッカー(活動量計)の新モデル「SmartBand 2 SWR12」。
ソニーグループではスマートウォッチ「SmartWatch」シリーズ、アクティビティートラッカー「SmartBand」シリーズの2つの腕に装着することを想定したウェアラブル端末を展開しており、SmartBandシリーズには音声操作などにも対応した上位モデル「SmartBand Talk SWR30」がラインナップされています。
一方、SmartBand 2 SWR12は下位モデルの「SmartBand SWR10」の後継機種で、さまざまなデータをスマートフォン(スマホ)などとBluetoothで接続して送り、ライフログを作ることを主眼に置かれており、SmartBand 2 SWR12では新たに心拍センサーを搭載しました。
これにより、さらにヘルスケア商品という色彩が強まり、心拍とストレスレベルの測定もできるのが特長となっています。また、SmartBand SWR10では対応していなかったiOSにも対応しているので、SmartBand 2 SWR12はiPhoneやiPadでも使えます。
今回そろそろウェアラブル製品が欲しいと思った筆者は公式Webショップ「ソニーストア


SmartBand 2 SRW12は"リストバンド型"と書きましたが、実際には小型モジュールの本体「コア」とコアを腕に装着するときに利用するリストバンドに分かれています。これは以前に紹介したSmartBand SWR10のときと同じです。
箱から透明なカバーを外すと、リストバンド部分とコア部分が現れます。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色が用意されていますが、これはリストバンドがホワイトとブラックとなっており、コアはどちらもホワイトです。
また、別途、インディゴブルーのリストバンドが販売されています(海外ではこれに加えてピンクのリストバンドもあります)。


箱にはリストバンドとコア、USBケーブル、説明書、保証書類しか入っていません。説明書も非常に薄いものです。

それでは、実際に腕にはめてみましょう。リストバンドの内側には細かい溝があり、溝に金属部分をはめる形で腕周りを固定します。
金属の留め具部分は、SmartBand SWR10では丸い大きな留め具になっていて印象的でしたが、SmartBand 2 SWR12は留め具が小さくなりました。
このデザインはスウェーデンと日本にあるソニーの拠点で行われ、新しいメタルクリップによるシリコンバンドとなっています。

リストバンド内部にコアを取りつけます。

留め具はSmartBand SWR10より目立たなくなりましたが、ソニーロゴが印象的です。
主な仕様はサイズが約40.7×15.3×9.5mm、質量が約25g、32KB内蔵メモリー(RAM)、256KB内蔵ストレージ(Flash Memory)、バッテリー容量は58mAhで、持ちはSmartBand SWR10では通常利用時およそ5日でしたが、SmartBand 2 SWR12では通常利用時でおよそ2日、スタミナモード時でおよそ5日、心拍数計測時で約10時間。
LEDは従来のホワイト単色からRGB(赤緑青)の3色にしたことで、使用中のモードやバッテリー残量の低下など、よりわかりやすい表示を実現しています。
また、充電端子はmicroUSBを採用。スマホなどとはBluetooth 4.0 LEで通信し、NFCも引き続き搭載しているため、NFC搭載スマホなどとは簡単に設定ができるようになっています。
ひとまず開封してみましたが、今後はSmartBand 2 SWR12について実際の使用感についてレポートしていきたいと思います。Androidでは「Lifelog」アプリを利用することで歩数や睡眠、心拍、ストレスレベルだけでなく、各種アプリの利用時間を計測してコミュニケーションにどのくらいスマホを使ったかなどもわかるようになっているのでどういった結果が出るのか自分でも楽しみです!
記事執筆:こば
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