誰でも簡単にVR画像が撮影できるGoogle謹製のカメラアプリを紹介! |
これまでにも関連アプリや対応ゴーグルなどを何度か紹介しているGoogleが提唱している簡易VR(バーチャルリアリティ)の「Google Cardboard」。
今回はこのGoogle Cardboard用のパノラマVR写真が簡単に撮影できるGoogleの提供するカメラアプリ「Cardboard カメラ」を紹介します。
◯Android標準のカメラアプリではどうしても手間のかかるVR撮影
VR対応のパノラマ撮影はAndroid標準のカメラアプリ「Googleカメラ」でも撮影は可能(パノラマおよび360°パノラマのどちらとも)なのですが、写真をつなぎ合わせて撮影する仕組みであるためか、どうしてもツギハギの切れ目ができてしまったりする上に何枚もたくさんの写真を撮る必要があるので、手間がかかって特に360°パノラマは大変になってしまいます。
Googleカメラでも撮れるけど手間がかかる!
Google Cardboardで臨場感の楽しめる360°パノラマ撮影を撮る場合はリコーの「THETA」および「THETA S」を使うのがもっとも簡単です(シャッター1回切って終わりですし)。
ですが、誰もが持っているわけではありませんし、スマホだけで手軽にVR画像を撮りたい場合にピッタリなのが今回紹介するGoogleのCardboardカメラというわけです。
Cardboardカメラを起動すると機能解説などのアピールが表示されるので、ざっと読んでおきましょう。
この説明は初回起動時にのみ表示
◯Cardboardカメラを使ってみる
Cardboardカメラの利用方法および仕組みはXperiaシリーズやHTC Oneシリーズなどのスマホのカメラアプリに標準で用意されている「パノラマ撮影」機能とまったく同じだったりします。
Xperiaのスイングパノラマ撮影時の画面
異なる点は「スマホを縦向きの状態で撮影する」ところ(例えば、Xperiaのスイングパノラマ撮影は横向き状態でのみ利用できる)と「サウンドの追加」機能によって周囲の環境音を同時に録音することで、Cardboard装着時の臨場感を高めることができる点です。
Cradboardカメラでスマホを横向きにすると出てくる注意書き
撮影画面。右下のアイコンでサウンド録音のオンオフ切り替えができます。
周囲の音を録音して、同時に流すことができることによる臨場感の向上具合は小さくなく、例えば、遊園地の広場などで撮影したサウンドVR画像は園内の喧騒やアトラクションの音を拾っているため、視覚的・聴覚的にも没入感を得ることができます。
Cardboaraカメラで撮影したパノラマ写真(リサイズはしていますが)
◯Cardboardビューワーについても紹介
Cardboardアプリの左の「Ξ」アイコンから「Cardboardを手に入れる」を選択するとGoogle Cardboard準拠のVRゴーグルの販売サイトへ飛ぶことができます。
左上の「Ξ」アイコンから設定や「Cardboardを手に入れる」の項目を選べます
Cardboardには1,000円程度のものから1万円以上の本格的なものまで
少々値段がかかりますが、サムスン電子製「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」を持っている人なら先日発売開始となった「Gear VR」を選択するのもいいでしょう。
また、工作に自信があるならCardboardを自作してもいいかもしれません(自作の方法もアプリに掲載されています)。
自作ゴーグルというのもあり!?
撮影したデータを楽しむためにはCardbord準拠のVRゴーグルが必要という敷居はありますが、手軽に臨場感のあるVR画像撮影ができるCardboardカメラ。今ならCardboard準拠のVRゴーグルもAmazon.co.jpなどのWebストアでも安く購入できるので、是非、旅の思い出などをこのアプリで切り取って持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
アプリ名:Cardboard カメラ
価格:無料
カテゴリ:ツール
ANDROID 要件:4.4以上
開発者:Google Inc.
バージョン:1.0.0.110334691
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.vr.cyclops&hl
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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・Google Cardboard 関連記事一覧 - S-MAX
VR対応のパノラマ撮影はAndroid標準のカメラアプリ「Googleカメラ」でも撮影は可能(パノラマおよび360°パノラマのどちらとも)なのですが、写真をつなぎ合わせて撮影する仕組みであるためか、どうしてもツギハギの切れ目ができてしまったりする上に何枚もたくさんの写真を撮る必要があるので、手間がかかって特に360°パノラマは大変になってしまいます。
Googleカメラでも撮れるけど手間がかかる!
Google Cardboardで臨場感の楽しめる360°パノラマ撮影を撮る場合はリコーの「THETA」および「THETA S」を使うのがもっとも簡単です(シャッター1回切って終わりですし)。
ですが、誰もが持っているわけではありませんし、スマホだけで手軽にVR画像を撮りたい場合にピッタリなのが今回紹介するGoogleのCardboardカメラというわけです。
Cardboardカメラを起動すると機能解説などのアピールが表示されるので、ざっと読んでおきましょう。
この説明は初回起動時にのみ表示
◯Cardboardカメラを使ってみる
Cardboardカメラの利用方法および仕組みはXperiaシリーズやHTC Oneシリーズなどのスマホのカメラアプリに標準で用意されている「パノラマ撮影」機能とまったく同じだったりします。
Xperiaのスイングパノラマ撮影時の画面
異なる点は「スマホを縦向きの状態で撮影する」ところ(例えば、Xperiaのスイングパノラマ撮影は横向き状態でのみ利用できる)と「サウンドの追加」機能によって周囲の環境音を同時に録音することで、Cardboard装着時の臨場感を高めることができる点です。
Cradboardカメラでスマホを横向きにすると出てくる注意書き
撮影画面。右下のアイコンでサウンド録音のオンオフ切り替えができます。
周囲の音を録音して、同時に流すことができることによる臨場感の向上具合は小さくなく、例えば、遊園地の広場などで撮影したサウンドVR画像は園内の喧騒やアトラクションの音を拾っているため、視覚的・聴覚的にも没入感を得ることができます。
Cardboaraカメラで撮影したパノラマ写真(リサイズはしていますが)
◯Cardboardビューワーについても紹介
Cardboardアプリの左の「Ξ」アイコンから「Cardboardを手に入れる」を選択するとGoogle Cardboard準拠のVRゴーグルの販売サイトへ飛ぶことができます。
左上の「Ξ」アイコンから設定や「Cardboardを手に入れる」の項目を選べます
Cardboardには1,000円程度のものから1万円以上の本格的なものまで
少々値段がかかりますが、サムスン電子製「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」を持っている人なら先日発売開始となった「Gear VR」を選択するのもいいでしょう。
また、工作に自信があるならCardboardを自作してもいいかもしれません(自作の方法もアプリに掲載されています)。
自作ゴーグルというのもあり!?
撮影したデータを楽しむためにはCardbord準拠のVRゴーグルが必要という敷居はありますが、手軽に臨場感のあるVR画像撮影ができるCardboardカメラ。今ならCardboard準拠のVRゴーグルもAmazon.co.jpなどのWebストアでも安く購入できるので、是非、旅の思い出などをこのアプリで切り取って持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
記事執筆:河童丸
アプリ名:Cardboard カメラ
価格:無料
カテゴリ:ツール
ANDROID 要件:4.4以上
開発者:Google Inc.
バージョン:1.0.0.110334691
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.vr.cyclops&hl
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