GalaxyシリーズがAndroid 6.0 Marshmallowに!

Samsung Electronics(以下、サムスン電子)は15日(現地時間)、同社のスマートフォン(スマホ)およびタブレットにおける「Galaxy」シリーズに最新プラットフォーム「Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始したとお知らせしています。

まずは同日に「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」のグローバルモデルに提供開始し、他の機種についても順次提供していくとのこと。ただし、国・地域や各携帯電話会社ごとに時期や提供される対象機種は異なるとしています。

なお、日本国内ではすでにNTTドコモが「Galaxy S6 edge SC-04G」および「Galaxy S6 SC-05G」、「GALAXY Note Edge SC-01G」、「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」、「GALAXY S5 SC-04F」、「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」の6機種にAndroid 6.0 Marshmalowを3月上旬以降に順次提供予定であることが発表されています。

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サムスン電子では今回のソフトウェア更新にてGalaxy S6 edgeやGalaxy Note Edgeといったエッジスクリーン対応機種においてはエッジパネルのユーザーインターフェース(UI)が改善された上に新機能を追加しているとのこと。

例えば、サイドに表示できるサブメニューの横幅が従来の260ドットから550ドットのほぼ2倍に広がり、ニュースなどの概要が読めたり、アイコンなら横2列に合計10個が表示できるようになっています。

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アップグレード前と後のピープルエッジ

ピープルエッジもUIが改善され、これまではよく連絡する5つの連絡先の小さな写真アイコンが表示されていましたが、Android 6.0 Marshmallowでは連絡先の名前がより直感的に写真の下に表示され、設定メニューへのショートカットも簡単なナビゲーションに含まれます。

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アプリエッジの更新前後(左および中央)とすべての新しいタスクエッジ(右)


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広いエッジパネルで使用できるようになりましクイックツール

新しく追加されたタスクのエッジパネルには、アラームを設定したり、Sプランナーでイベントを作成したりなどができるショートカットが提供されます。また、定規やコンパス、懐中電灯といったとカスタマイズ可能なクイックツールが別々のパネルに追加されます。

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エッジパネルの位置や大きさ、透明度をカスタマイズ

さらにエッジパネルを開き、固定タブをカスタマイズすることによって、より簡単にすべてのパネルにアクセスすることができ、自分の好みに合わせて設定メニューの場所や大きさ、透明度を調整できるようになります。

NTTドコモ向けでは「Android 5.0(開発コード名:Lollipop)」のOSバージョンアップはサムスン電子が最も積極的で一番早く提供してましたので、今回のAndroid 6.0 MarshmallowへのOSバージョンアップの提供時期についてもかなり早い段階になるのではないかと思われますので期待したいところです。

なお、このようなGalaxyシリーズのAndroid 6.0 Marshmallowは2月21日に発表される見込みの次期フラッグシップスマホ「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」(ともに仮称)にも搭載されていると見られます。

記事執筆:memn0ck


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