新らしく「ALCATEL」ブランドに!スマホ「IDOL 4」やタブレット「PLUS 10」などを発表

TCL Communication(以下、TCL)は20日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2016年2月22日(月)から25日(木)に開催される「Mobile World Congress 2016(MWC 2016)」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、同社が「ALCATEL ONETOUCH」ブランドで展開するスマートフォン(スマホ)やタブレットなどについて新たにONETOUCHを取った「ALCATEL」ブランドとし、ブランドロゴやフォーカスについて発表しました。

また、合わせて新しいAndroid搭載スマホ「IDOL 4」シリーズおよびWindows搭載2in1タブレット「PLUS 10」を発表し、今年1月に「2016 International CES(CES 2016)」にて発表した「PIXI 4」シリーズも加えてMWC 2016に展示するとのことです。

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IDOL 4とIDOL 4S


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IDOL 4のカラーバリエーション

TCLではAlcatel-Lucentから携帯電話事業を買収し、ALCATEL ONETOUCHブランドを2011年に掲げ、"エンドユーザーにワンタッチで世界は手の中へ"というミッションから5年が経ち、次のステップへと進むため、よりシンプルなALCATELブランドに含めたミレニアル世代をターゲットとしたブランドとロゴを採用したということです。

IDOL 4シリーズは「IDOL 4」と「IDOL 4S」の2機種で、日本でも販売されている「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」の後継機種でフラッグシップモデル「IDOL」シリーズの最新機種です。

スペックは、IDOL 4が10点マルチタッチ対応約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(最大16万色表示)およびQualcomm製64bit対応オクタコアCPU「MSM8952(Snapdragon 617)」(1.7GHz×4コア+1.2GHz×4コア)、3GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内臓ストレージ、microSDXCカード(最大512GB)、約1300万画素リアカメラ、広角84°レンズの約800万画素フロントカメラ、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC、A-GPS、加速度センサー、FMラジオ、デュアルマイク、ステレオデュアルスピーカー(3.6W×2)、microUSB 2.0(OTG対応)など。

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Boom Key


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IDOL 4のアクセサリーやVR HMD

対応携帯電話ネットワークは、4G(FDD-LTE方式)がBand 1および3、7、8、20、28A、38、40、3G(W-CDMA方式)がBand 1および2、5、8、2G(GSM方式)が850および900、1800、1900MHz。LTE UE Category 6による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズ。

サイズは約147×72.5×7.1mm、質量は約135g、本体色はSoft GoldおよびDark Grey、Rose Gold、Metallic Silverの色展開。バッテリー容量は2620mAh、連続通話時間(2Gおよび3G)で約15時間、連続待受時間は(2Gおよび3G、4G)で約720時間、充電時間は約1時間。急速充電「Quick Charge」に対応。OSにはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用。

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IDOL 4S

一方、IDOL 4SはIDOL 4との違いで、10点マルチタッチ対応約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)有機ELディスプレイ(最大16万色表示)およびQualcomm製64bit対応オクタコアCPU「MSM8976(Snapdragon 652)」(1.8GHz×4+1.4GHz×4)、GPU「Adreno 510」(550MHz)、3GB RAM、32GB内蔵ストレージ、約1600万画素リアカメラ、デュアルnanoSIMカードスロット(デュアルスタンバイ対応)、3000mAh、約153.9×75.4×6.99mm、約149gといったところ。

対応周波数帯やWi-Fiなどの通信関連およびOSは共通で、ともに洗練されたエレガントなデザインおよびIDOL 3と同様の上下逆さまにしても使えるリバーシブルデザイン、そして新たに搭載するBoom Keyによる時代に即したユーザーエクスペリエンス(UX)の向上をめざしていることに加え、IDOL 4Sの本体を装着するとVR HMD(バーチャルリアリティー・ヘッドマウントディスプレイ)として流用できる個装箱になっています。なお、この箱はIDOL 4でも利用できるものの、IDOL 4では別途購入する必要があるとのこと。

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IDOL 4S


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Windows搭載2in1タブレットのPLUS 10




記事執筆:memn0ck


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