PCパーツの販売代理店リンクスが個性たっぷりなタブレットやPCを発表! |
自作パソコン(PC)用のパーツを代理店販売するリンクスインターナショナルが2016年3月31日に東京・秋葉原にて「新製品発表会」開催し、ECS(Elitegroup Computer Systems)製の小型デスクトップPCやノートPCなどを発表しました。
そこで今回は、中でもモバイル用途にも向く目玉製品として試作品が先行展示されていた「学習(文教)向け2in1ノートタブレット」を中心に発表・展示されていた製品を紹介します。
◯学習(文教)向け2in1ノートタブレット
「学習(文教)向け2in1ノートタブレット」
今回、先行出展扱いとして展示・発表された学習(文教)向け2in1ノートタブレットは2in1なWindows PCで、主な販売ターゲットが個人ではなく、学校単位での導入や自治体・教育機関という法人・公共機関へ売り込まれます。
2in1なのでもちろんキーボード部が分離可能
詳細なスペックは公開されておらず、後日、東京ビッグサイトにて2016年5月11日(水)から13日(金)まで開催される「モバイル端末・周辺機器展」(「Japan IT Week 2016春」の中の展示会の1つ)で、正式なお披露目となる予定だそうです。
小学校などへの一括導入をアピールしていくという本モデルはIP52準拠の防水・防塵機能を持ち、さらに約70cmほどの高さからの落下への耐衝撃機能を備えています(着脱可能になっているキーボード部も防水防塵となります)。
現時点で確認できるスペックとしては、CPUにIntel製「Atom X5 Z8300」(1.44GHzクアッドコア)や内蔵メモリー(RAM)に2GB、内蔵ストレージに32GB、インカメラおよびアウトカメラ(カメラの画素数についてはまだ未発表)が搭載されています。また、OSは「Windows10 Education」を採用。
その他、外部接続端子としてmicroSDカードスロットおよびmicroHDMI端子、microUSB端子、microSIMカードスロットが搭載されています。そう、携帯電話ネットワークにも対応しているのはなかなか注目したいところですね!
側面の端子カバーを開くとSIMカードスロット
安価なノートPCまたはタブレットPCとしてのスペックとしては平均的なものですが、携帯電話ネットワークに対応した高耐久モデルとなると、かなり希少な製品となりそうです。
デバイスマネージャーを見るとHUAWAEI製のWANモジュールを確認できた
ただし、説明員によると「まだ試作の段階であり、(技術基準適合証明および工事設計認証の取得にかかる)コストの都合から携帯電話ネットワークについては機能を外される可能性もある」とのこと。
筆者としては是非とも携帯電話ネットワーク対応のままで一般向けにも出して欲しいところ。なお、発売になってからも店頭への卸しをしない(自治体や関係機関のみの販売となったら)場合でも、個別対応は受け付けてくれるそうです。まずは今後の続報に注目ですね!
◯Qi搭載のキューブ型デスクトップPC「LIVE STATION」
発表会ではリビングPCとしてもよく使われる手のひらサイズのデスクトップPC「LIVE STATION」も発表。本体天面にワイヤレス充電のQiチャージャーを備えており、Qiに対応したスマートフォン(スマホ)やタブレットを乗せるだけで充電ができるといった珍しいPCです。
作業の間にスマホをさっと乗せて充電ができるの「アイディア賞」なPC
使用時のイメージとしては「PC作業中にスマホをPCに繋いで充電する人が多く、出先からオフィスへ戻ってきたときに乗せるだけで充電を始められるので便利」というのを想定しているそうです。
スペックもIntel製「Celeron N2830」(2.16GHz 2コア2スレッド)を搭載し、軽い事務作業であれば問題のないものとなっています。RAMはWindows 10 Home搭載モデルで2GB、OSなしモデルで4GBとなっています。こちらは2016年4月9日発売で、どちらのモデルも希望小売価格は34,980円(税別)の予定です。
◯Windows 10 Pro搭載でモバイル機器の高速充電対応の小型デスクトップ「LIVA X2 Pro」
「LIVA X2 Pro」
こちらはすでに発売中の小型デスクトップPC「LIVA X2」にWindows 10 Proをプリインストールしたモデルです。スペックなどは据え置きながら、OSにWindows 10 Proを搭載したことでリモートデスクトップのホストモードやドメイン参加といった業務向け機能が標準搭載されています。
また、本体前面一番右側のUSB端子は2A出力可能なモバイル機器の高速充電に対応したもので、本体の電源が入っていなくてもここにスマホやタブレットを接続すれば充電が可能となっています。こちらも4月9日発売で希望小売価格は49,800円(税別)を予定としています。
この他、今回の発表会ではプラネックスのネットワークカメラ「スマカメ」や「スマカメ ナイトビジョン」を同時に4台接続したデモンストレーションや「発表会当日に届いたばかり」の防水高耐久なノートPCのモックが展示がされていました。
今回のリンクスインターナショナルの発表会では、スマホとの連携を取りいれた小型デスクトップPCや製品版での搭載は未定としながらもモバイル対応の高耐久タブレットなど、個性的な製品が発表されました。
今後の発表や展示会で続報が出てくると思いますので、期待して待ちたいと思います!
プラネックスの「スマカメ」「スマカメ ナイトビジョン」のデモ
モック展示されていたノートPC。こちらも防水となるのだとか
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・コンピュータ関連製品の代理店事業 l 株式会社リンクスインターナショナル
「学習(文教)向け2in1ノートタブレット」
今回、先行出展扱いとして展示・発表された学習(文教)向け2in1ノートタブレットは2in1なWindows PCで、主な販売ターゲットが個人ではなく、学校単位での導入や自治体・教育機関という法人・公共機関へ売り込まれます。
2in1なのでもちろんキーボード部が分離可能
詳細なスペックは公開されておらず、後日、東京ビッグサイトにて2016年5月11日(水)から13日(金)まで開催される「モバイル端末・周辺機器展」(「Japan IT Week 2016春」の中の展示会の1つ)で、正式なお披露目となる予定だそうです。
小学校などへの一括導入をアピールしていくという本モデルはIP52準拠の防水・防塵機能を持ち、さらに約70cmほどの高さからの落下への耐衝撃機能を備えています(着脱可能になっているキーボード部も防水防塵となります)。
現時点で確認できるスペックとしては、CPUにIntel製「Atom X5 Z8300」(1.44GHzクアッドコア)や内蔵メモリー(RAM)に2GB、内蔵ストレージに32GB、インカメラおよびアウトカメラ(カメラの画素数についてはまだ未発表)が搭載されています。また、OSは「Windows10 Education」を採用。
その他、外部接続端子としてmicroSDカードスロットおよびmicroHDMI端子、microUSB端子、microSIMカードスロットが搭載されています。そう、携帯電話ネットワークにも対応しているのはなかなか注目したいところですね!
側面の端子カバーを開くとSIMカードスロット
安価なノートPCまたはタブレットPCとしてのスペックとしては平均的なものですが、携帯電話ネットワークに対応した高耐久モデルとなると、かなり希少な製品となりそうです。
デバイスマネージャーを見るとHUAWAEI製のWANモジュールを確認できた
ただし、説明員によると「まだ試作の段階であり、(技術基準適合証明および工事設計認証の取得にかかる)コストの都合から携帯電話ネットワークについては機能を外される可能性もある」とのこと。
筆者としては是非とも携帯電話ネットワーク対応のままで一般向けにも出して欲しいところ。なお、発売になってからも店頭への卸しをしない(自治体や関係機関のみの販売となったら)場合でも、個別対応は受け付けてくれるそうです。まずは今後の続報に注目ですね!
◯Qi搭載のキューブ型デスクトップPC「LIVE STATION」
発表会ではリビングPCとしてもよく使われる手のひらサイズのデスクトップPC「LIVE STATION」も発表。本体天面にワイヤレス充電のQiチャージャーを備えており、Qiに対応したスマートフォン(スマホ)やタブレットを乗せるだけで充電ができるといった珍しいPCです。
作業の間にスマホをさっと乗せて充電ができるの「アイディア賞」なPC
使用時のイメージとしては「PC作業中にスマホをPCに繋いで充電する人が多く、出先からオフィスへ戻ってきたときに乗せるだけで充電を始められるので便利」というのを想定しているそうです。
スペックもIntel製「Celeron N2830」(2.16GHz 2コア2スレッド)を搭載し、軽い事務作業であれば問題のないものとなっています。RAMはWindows 10 Home搭載モデルで2GB、OSなしモデルで4GBとなっています。こちらは2016年4月9日発売で、どちらのモデルも希望小売価格は34,980円(税別)の予定です。
◯Windows 10 Pro搭載でモバイル機器の高速充電対応の小型デスクトップ「LIVA X2 Pro」
「LIVA X2 Pro」
こちらはすでに発売中の小型デスクトップPC「LIVA X2」にWindows 10 Proをプリインストールしたモデルです。スペックなどは据え置きながら、OSにWindows 10 Proを搭載したことでリモートデスクトップのホストモードやドメイン参加といった業務向け機能が標準搭載されています。
また、本体前面一番右側のUSB端子は2A出力可能なモバイル機器の高速充電に対応したもので、本体の電源が入っていなくてもここにスマホやタブレットを接続すれば充電が可能となっています。こちらも4月9日発売で希望小売価格は49,800円(税別)を予定としています。
この他、今回の発表会ではプラネックスのネットワークカメラ「スマカメ」や「スマカメ ナイトビジョン」を同時に4台接続したデモンストレーションや「発表会当日に届いたばかり」の防水高耐久なノートPCのモックが展示がされていました。
今回のリンクスインターナショナルの発表会では、スマホとの連携を取りいれた小型デスクトップPCや製品版での搭載は未定としながらもモバイル対応の高耐久タブレットなど、個性的な製品が発表されました。
今後の発表や展示会で続報が出てくると思いますので、期待して待ちたいと思います!
プラネックスの「スマカメ」「スマカメ ナイトビジョン」のデモ
モック展示されていたノートPC。こちらも防水となるのだとか
記事執筆:河童丸
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